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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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341.  ピラニア 3D
全く観る気はなかったんですが口直しがしたくなり鑑賞。CGのピラニアは微妙だったけど、もう80年代イケイケ時代のようなエログロ馬鹿スプラッター風味で良いですね。本作の3Dに関してキャメロンが苦言を唱えてたらしいですが、確かにこの作品のエログロ3Dには第一人者として言いたくもなるのかなという気もしますが、自分の初監督作と比べて負けた、と思ったのかも? センスの良いゴアが得意なアジャらしく冒頭からカメラワークも演出も良いし、能天気な若者が数々の死のバリエーションを見せてくれるのでコレ系が好きな方なら間違いなく楽しめます。夏の終わりにちょうど良いんじゃないでしょうか。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-01 23:38:08)(良:1票)
342.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 
アポロ計画を持ってきて、飛行士が裏じゃトランスフォーマーと遭遇していたという辺りはニヤニヤしてしまったんですが、前半の就活シーンや変な中国人のシーンが無駄としか思えないほど後半のダイジェストぶりが気になりましたね。人間側の奮闘も人類がオートボットと共に戦っているというのは良いけど、描写が断片的で連携が取れてるように見えづらく中途半端に見えたな。箱に目いっぱい詰め込もうとして、肝心のモノが収まらなかったというような印象。もうちょっと肉弾戦を観たかったと思うファンは多いでしょうね。 それからオプティマスの口の汚さと残虐さはどうなんだろうなぁ。人間でいえば生首刎ねたり、首を脊髄ごと引っこ抜いたり、内臓を引き摺り出したりなんだけどね。センチネルにはボッコボコにやられ情けを掛けられ命を拾ったくせに、瀕死の状態の自分を救ってくれ停戦を持ち出してきた命の恩人メガトロンを不意打ち虐殺でチャンチャンってのは虫が良すぎるというかギャグだったな。
[映画館(字幕)] 6点(2011-08-02 22:14:20)(良:1票)
343.  アリス・クリードの失踪 《ネタバレ》 
オープニングから拉致監禁するまでの無駄の無さ、登場人物3人で繰り広げられる終始漂う緊迫感はお見事だった。初監督作品だというブレイクソン監督の演出力、テンポの良いカット割り、監督自身が書いたという脚本はとても優れていたし将来有望としか言いようがない。タイトルの由来も最後に理解できたけど、二人組の犯人のいきなりの「ブッチュ~」には吹いたし、同性愛者+両刀使いにしたおかげで物語に深みも出ていたな。しかし、よくやったなぁ。私には無理ですわ。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-23 22:54:13)(良:1票)
344.  コクリコ坂から
原作未読。数多くある昭和の少女漫の中からなぜこの作品を選んだのか分りませんが雰囲気は悪くなく、学校も町も活気にあふれ人々がひたむきに真っ直ぐ力いっぱい生きている姿は美しかった。物が溢れ自堕落に生きる人が多くいる現代より、よっぽど魅力的な時代だな、と。この時代あたりの学生が団塊の世代と呼ばれる方々だったんでしょうけど、高度成長期や学生運動的な様子など感慨に浸れるかもしれませんね。ストーリー的には可もなく不可もなく、子供たちには難しいかな。 ジブリではファンタジーからしばらく離れるって発言がありましたがこの作品の成績次第では撤回するだろうなぁ。
[映画館(邦画)] 5点(2011-07-23 22:53:14)
345.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 《ネタバレ》 
原作未読。ついに最終章となったわけですが、やっぱこの監督は向いてなかったと思いますね。情報不足というか端折りすぎていて各シーンの余韻がない。シリーズを通して出ていたキャラもアッサリと死んでいくわりに、悲哀や悲壮感があまりないのは下手としか思えないし致命的。「これ入れときゃいいんだろ?」的で雑にしか映らないしブツ切りすぎて違和感があった。最後の戦いも迫力がなく盛り上がりに欠けたし、俺様の人もアッサリ逝くし強敵を倒し歓喜に沸くシーンもない。エンドロールも単調な音楽なだけで趣向を凝らすコトも無く終了。前回のpart1が148分で今回が130分。10年間積み上げてきた集大成がコレで原作ファンの人は満足できるんでしょうかね? スネイプの記憶の回想はシリーズを見てきた人にはグッときただろうし、シリーズに出てきた魔法のアイテムなどの名称が出てきたのはワクワクさせてくれたかな。まぁ良いトコもあっただけに残念な終わり。10年の歴史を加味してこの点数。
[映画館(字幕)] 5点(2011-07-15 23:22:02)
346.  マイティ・ソー 《ネタバレ》 
原作未読。巨人族の星での暴れっぷりや、地球に追放されてから「そんな物で…」と言いつつアッサリ2度も失神、拘束を解いて脱出かと思いきやバックしている車にぶつかってまたもや失神という3段落ちには吹きました。神に相応しい気品と風格を持ちつつ、陽気なアンちゃん風な親しみやすそうなチャーミングな笑顔ですっかりソーには魅了されましたね。王冠をかぶっているロキはオカマ漫画家の山咲トオルにしか見えなかったけど、脇のキャラも悪くなかったです。ソーの側近のような伝説の3戦士が弱いのと、宝物庫の番人で侵入した氷の巨人族を秒殺したデストロイヤーが地球に降り立ったら車や家を燃やしたり壊す程度で盛り上がりに欠けるのが難点ですが、ソーの復活シーンはカッコ良かった。ソーの父親のオーディン王をアンソニー・ホプキンスが重厚に演じているのも作品としての格を上げているかな。 しかしマーベル・コミックスのヒーローが集結する『アベンジャーズ』というのが作られるようですが、本作のソーは神だけあって次元が違いすぎる強さなんですがどうなるんでしょうかねぇ。
[映画館(字幕)] 7点(2011-07-02 22:07:58)
347.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 
映画作りに熱中している少年グループは適材適所というかキャラが揃っていて、それぞれが「あ~いたいた、こんな奴」って見た目と性格をしてて微笑ましかったです。ただ作品としては中途半端にしか感じなかった。エイリアンは何年も閉じ込められ実験されて鬱憤が溜まっていたんだろうけど、人を襲って殺したり、さらって食べちゃってるような同情の余地なしな生物。主人公の少年はそんなエイリアンと心を通わせたのか笑顔で見送り、4か月前に事故で亡くした母親の形見をすんなり手放してしまうあたりのベタベタな演出は鼻についたな。『ET』+『スタンド・バイ・ミー』的なモノを狙ったんだろうけど、ほとんどの演出に唐突感があるので感動も感情移入するところもなく見事に肩透かし。スリーマイル島、先生の最後の言葉、事故現場に残されたフィルムケースだのと伏線も全くスルーしてるし、派手な爆破やVFXがなければ70年代の作品といわれても分らないかもしれない、深く考えたら負けのお気楽映画でした。前半の事故までの流れは良かったんだけどなぁ。 タイトルはコダックの8mmカメラ用のフィルム規格だそうで、それを使って色々と撮っていた人には感慨深かったのかもしれませんね。
[映画館(字幕)] 3点(2011-06-27 22:05:34)
348.  さや侍 《ネタバレ》 
結局この人はコントありきで作ってるとしか思えない。主役の野見って人もテレビで使ってたらしいし、その人のキャラを利用してコントをしているだけ。テレビのダウンタウンや松本が好きな人にしか受け付けられないんじゃないかと思いますね。テレビなら内輪ウケというか収録しているスタッフや画面外の役者の笑い声に釣られて笑ったりテンションが上がるコトもあるかもしれない。でも映画じゃそうはいかないんだよな。まあ松本は嫌いじゃないので全作映画館で観てますが、発想は良いんだけど毎度おなじみな残念な作りと落ちでした。最後の「首が~戻った~。」と、娘役の子だけ抜群に良かったのが救いか。
[映画館(邦画)] 1点(2011-06-21 20:24:16)
349.  赤ずきん 《ネタバレ》 
誰でも知っている童話『赤ずきん』のエピソードを織り込みつつ、物語を発展(劣化?)させた本作ですが、雰囲気は良かったものの色々と強引に混ぜ合わせたんだなぁとしか思わなかったですね。人狼のくせに嫁の不貞に気づかず、嗅覚が鋭いはずなのに長女が自分の子と見抜けず、逆切れでその相手の男を殺し、嫁にはお仕置きで顔にひっかき傷、退治しようとした村人や神父+兵隊を殺しまくり、婆ちゃん煮込みスープを娘に食べさせるなど計画性の無さがうかがえます。都会に行きたかったのならとっとと話しかけて娘を連れて行けばいいのに、あれだけ親しくしていた村人を無駄に殺したりどんだけ遠回りしてんだよ、と思いました。もっとダークなものを期待してましたが、スノーホワイト+ウルフマンの簡易版って感じかな。赤いマントを羽織ったアマンダ・サイフリッドが映えてただけに惜しい。
[映画館(字幕)] 4点(2011-06-16 20:31:19)
350.  アジャストメント 《ネタバレ》 
原作未読。この世は運命を操作する人知の及ばない存在(運命調整局)が司っている、というどっかで観たコトのある内容。凄い力を持ちながら疲労で居眠りだの、彼女を追い求めている主人公の行動を完全スルーして再会させてしまったりするヌルイお仕事。普段からあんな過程じゃ、毎日調整で疲労もするし世の中もなかかなか良くならんわな。調整員は『終わりよければすべて良し』の帳尻人としか思えないが、それすら、『運命の書』とやらを書いた存在の掌ですらないのかも知れない、と考えられなくもない。まぁ強大な力を持った存在には、虫けら並でしかない人類の利用価値があるとも思えないけど、将来、アメリカ合衆国大統領になった主人公に何かをさせるのかな?と、早々に明かされてしまうズッコケ調整員との緊迫感の無いやり取りと追いかけっこや、しょうもないラブストーリーを見せられ、すっかり冷めた目でフォロー気味に想像力を働かせて見守っていた私でした。 操作されレールの敷かれた運命を受け入れず抗う主人公とそのオチを観る限り、『自分で運命を切り開け!』というベタなメッセージを鬱陶しく思う人も多いだろう。ひねた性格の私に言わせれば、「決められた運命に抗うコトや、その結果も、定められた運命の一部じゃないの?」と思ってしまうんですが、どうなんでしょうねぇ。低予算映画だからしょうがないにしても、マット・デイモン出演が勿体ないと思える作り。『どこでもドア巡り』だけ面白かったかな。
[映画館(字幕)] 3点(2011-05-27 21:01:08)
351.  パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 《ネタバレ》 
ジャックやバルボッサの魅力が全く失われていてますね。バルボッサが海軍に寝返った件や、【海賊が恐れる伝説の海賊】と異名だけは大物だった黒ひげとの確執も台詞がチョットあるだけで解りづらい。海軍側に良いキャラを作れなかったのか知らないが、続編ありきの改変はいただけない気がするな。そのキャラ改変の理由でもあった肝心の黒ひげもビジュアルは悪くないけど残虐さがあるわけでもなく、秘めた力があるわけでもなく案の定一作だけで消えるなど小物臭しかしなかった。黒ひげ+手下にゾンビ、元恋人の女海賊、儚げだが人を襲う人魚と面白そうな要素がありながら、これだけ中途半端で何処にも見所が無い当たり脚本がダメなんだろう。肝である生命の泉もなんてことないし、アクションが凄いわけでもなく、ストーリーが面白いわけでもなく、唯一の救いの飄々としながらも抜け目のないジャックの軽妙さも失われすっかり凡人化。他のキャラクターにも魅力がないので演出も悪いのと相まって退屈でしょうがなかった。仮にこれが一作目であれば続編はなかったでしょうな。女海賊の元にジャック人形が渡ったラストは次へ伏線としてどうでもいいけど、次作は相当しっかりした物を作らないとますます客は離れるだろう。
[映画館(字幕)] 2点(2011-05-24 20:27:55)(良:1票)
352.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
老若男女誰もが知っているではあろう『白鳥の湖』をベースにした作品。「これでアカデミー賞が獲れるんだ」というのが率直な感想。 現実か?妄想か?という内容でホラーやサスペンス物でよくあるネタですね。本人が…影武者が…と物議をかもしたバレエのシーンは悪くないけど、全体的に映像がクリアじゃないのはカメラ機材の問題なのかな?それとも彼女の妄想を含めた演出なのか? 娘に恨みと妬みを持ち、自らの叶えられなかった夢を押し付け自己投影している母親に抑制され続けた初心な白鳥は、解放されたら黒鳥になり狂気に突き進んでしまった。彼女の内面の脆さを理解し見守ってあげる役目の母親がこれじゃな。支えてくれる人がいなかったニナは実力があるだけに不憫だった。ダンサーはそれほどどっちにも転べるくらい肉体的にも精神的にも過酷ではあるんだろうなぁ。まぁダンサーに限ったことじゃないですが主役を張るには強い心が必要だな、と。 しかし、ナタリー・ポートマンは大人の女性な顔つきになったな。逆にウィノナは老けたとしか思えなかった。
[映画館(字幕)] 5点(2011-05-11 20:42:00)(良:1票)
353.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
原作未読。オリジナル未見。快活で賢く、何者にも屈しない強い心を持ったマティを演じたヘイリー・スタインフェルドは『赤毛のアン』に合いそうだなと思った。相手をやり込め補償と馬を勝ち取るタフなネゴシエーターぶりは見事すぎてニヤニヤしましたよ。 『トゥルー・グリッド(真の勇気)』というタイトルならもっとカタルシスを与えられる様に撮れそうだな、とは思いましたが、控えめな演出が逆にリアルに感じられたかな。先住民であるインディアンの虐げられ具合や男尊女卑で男臭い世界は服装や街並みなど含め、古き良き西部劇らしかった。
[映画館(字幕)] 7点(2011-05-11 20:38:53)(良:1票)
354.  GANTZ:PERFECT ANSWER 《ネタバレ》 
原作既読。原作も行き着くトコまで行った感がありますが、終わって無い原作ありの物語をオリジナル展開でケリをつけるって、かなり難易度が高かったと思いますね。制作費の関係か判りませんが予想通りな出来で地下鉄や商店街で片が付く話に終わりスケールが小さすぎたし脚本がダメかな。玄野は付き合っているわけでもない多恵といつまでもグダグダしてるわ、良い人代表のおっちゃんが「点数を稼がなきゃ」などと言いつつ善悪に揺れ動いてしまうベタでセコイ人間臭いキャラになったりするわ、スーツ着用とはいえ散々戦って瀕死状態になっている玄野が至近距離からXガンを食らっても軽く吹っ飛んだだけだし、刺されたとはいえスーツを着た西が一撃で殺されたのに何度斬られても玄野に駆け寄って行く多恵のゾンビ並の生命力を見せつけられた時は「多恵もガンツ卒業組でスーツ着てるのか?」などと思ってしまうほどのご都合主義(どうせならそっちの方が良かったかも?)。最後は玄野が玉男になったはいいがガンツにデータの入ってない人間が復活するとかなんでもありでしたが、玄野が玉男をしていれば平穏無事な日々で終わるんだろうか?壊れたり養分吸い終わる時はどうするんだろう。 黒服のリーダーと女子高生は雰囲気もあったし、終盤にあった玄野+加藤vs偽加藤の剣術バトルはスピード感も見せ方もそこら辺の洋画より良かった。あと、川井憲次はいつも良い仕事するわ。
[映画館(邦画)] 3点(2011-05-11 20:38:07)
355.  ツーリスト 《ネタバレ》 
オリジナルは未見。序盤は外れ映画の空気がギュンギュンしててどうなるかと思いましたが、方向性が分かってからは割と楽しめました。ハリウッドが誇る男女のトップスター初共演というと期待感がありましたけど、コッチ方面でも悪くないんじゃないかと。無駄に派手なアクションもなく、ロマンチックな水の都ヴェネチアの美しさもあるし、二人の粋な会話や雰囲気を楽しむ往年のハリウッドスター映画みたいだなと思いました。 終盤のデップのタキシード姿も決まってましたが、絵になるというかジョリーはイチイチ優雅でセレブぶりが様になってるのが流石だったな。どっかの姉妹とは違うわ。
[映画館(字幕)] 6点(2011-03-11 00:47:19)
356.  恋とニュースのつくり方 《ネタバレ》 
恋に仕事に奮闘する女性のサクセス・ストーリー。お決まりのコースでベタベタではありますが、主演のレイチェル・アダムスはいつも一生懸命で周りも活性化されるし、仕草や笑顔がとってもキュート。彼女を見ているだけで元気が湧いてくる気がしますんね。 脇を固めるプライドの高い伝説のキャスターにハリソン・フォード、そのプライドの高いキャスター曰く「元ミス・カッペ」でゴシップ好きなキャスターにダイアン・キートン。両者は余裕綽々で普段とは違うキャラを楽しげに演じており、抜群に良い味を出していた。ハリソンはクールにダイアンは笑顔を浮かべながらも、終始やりあう皮肉の応酬は面白くニヤニヤしっぱなしでした。片や気に入らない事はやらない、片や視聴率アップのために何でもやる、その二人が最後には…って落ちも面白くもあるし、当然主役のレイチェルも恋も仕事もゲットしてハッピーエンド。ちょっと妬ましく思っちゃった方もいるかもしれませんが、「頑張ろう!」って気になるし、みんながハッピーになれる映画は良いなと思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2011-03-03 23:44:50)(良:2票)
357.  ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島
原作未読。ユースチスを演じたウィル・ポールターは『リトル・ランボーズ』で素晴らしい演技を見せていましたが、この作品でも元気で性格に難のあるクソガキっぷりと成長ぶりを上手く演じていて今後がますます楽しみになりました。ただ、観に行った地元では吹替えしかやってなくて本人の声が聞けず残念でしたが。 第3章は出来としては1章に戻ってしまったなという感じ。いい雰囲気になった2章からまた軽くなってしまって残念かな。
[映画館(吹替)] 5点(2011-02-28 00:26:45)
358.  ヒア アフター 《ネタバレ》 
リゾート地を襲った大津波や地下鉄爆破テロなど実際に起こった事例を織り込み、「死者と交信できる霊能力者」「臨死体験をしたジャーナリスト」「双子の兄を亡くした少年」の、死に触れたコトのある3人のストーリーが1つにまとまっていくストーリー展開は悪くないし余韻の残る音楽も良い。ただ冒頭の大津波でいつものイーストウッド映画とは違う?と思わせたものの、以後は相変わらず抑えに抑え観る者に委ねる様な演出ばかりなので霊を扱った内容共々観る人を選びそう。死に触れたコトにより、ソレに囚われた感のある3人が解き放たれるような開放感のあるラストは良かった。最後のアレは「え?」と思ったけど(笑)。 日本にも「川を渡りかけたが向う岸にいたお爺ちゃんにまだ来るな!と言われて帰ったら目が覚めた」とか「寝ている自分を上の方からもう一人の自分が見ている」など臨死やら幽体離脱やらの体験談も多く、諸説様々ありますね。興味深い話でハッキリ知りたい気もしつつも、UMAなんかと同じで曖昧なままが一番な気がします。科学も発達して来ているからいつかスピリチュアル的なモノも解明されちゃうのかな。 この作品でも嘘の霊能者が多数出てますが、本物の強い力を持っている霊能者はマーカスのように霊と交信を願っている者や、生者へのコンタクトを願っている霊などの救済を行っているのだろうか。普通の人の生活を送りたいと願い死者と交信できるコトを「呪われた力」と忌わしく思っているジョージは疲れ果てていましたが、あそこまで出来てしまう強い霊能力は「選ばれし者の力」というイメージがあるし、ある意味宿命を背負ったと思いますけどね。双子の兄を亡くしその兄との交信を切望していたマーカスを救済し兄依存体質からも脱却する道を示した。その流れから分かり合える臨死体験をしアッチ側を覗いた女性とも知り合えたのもその「力」のおかげだけどもジョージはどう生きていくんだろうな。まぁ「大いなる力には大いなる責任が伴う」って有名な台詞が浮かびましたね。そういえば、最近あまり話を聞かなくなった『恐山のイタコさん』は健在なんだろうか?とか、お婆ちゃんばっかで後継者いるんだろうか?などと心配になってしまったのは私だけだろうか。
[映画館(字幕)] 7点(2011-02-25 00:52:42)
359.  あしたのジョー(2010) 《ネタバレ》 
原作既読。幼少時に初めて読んだ漫画が『あしたのジョー』で「これを実写化しちゃダメだろ」と『デビルマン』の時と同じ思いで行きました。ドヤ街と涙橋、丹下拳闘クラブはCG好きな監督だけにCGで誤魔化すのかと思いましたが、しっかりと細部まで造り込んであるし、ドヤ街の路上にタムロしている小汚いオッチャンらも配置されていて再現度は完璧でしょう。チビ連も可愛かった。 誰もが気になる主要キャラですが、力石は伊勢谷よくやった!と言えるくらいの身体作りをしたおかげか雰囲気も仕草も抜群で力石にしか見えなかった。願わくば最後のジョー戦は青のガウンに黄色の字で【力石徹】を見たかったが、ちょっと前のシーンで見れたから良しとする。香川演じる丹下段平、予告編では特殊メイクで見た目は似てるけど口調がなぁと思ってましたが悪くなく、本人同様ボクシング愛を感じさせてくれた。白木葉子、場末のキャバ嬢みたいな香里奈には到底向いてないキャラだがなんで香里奈なんだろうか。『こち亀』でも葉子同様の令嬢である『麗子』を演じてますが違和感しかなかったです(TBS繋がり?)。しかも変な方向にキャラが変わっているし、今回はジョーと力石の魂のぶつかり合いだけで良かったのに妙に出番があり過ぎていて常に話の腰を折られた感があった。そして肝心のジョーですが、野性味に溢れ天真爛漫で陽気な兄ちゃんだったジョーが、力石を亡くした事から暗い影を背負った男になって行くはずが既に影を感じさせるようになっていたのはどうなんだろうなぁ。無駄にクールというか冷めた部分ばかり強調されていたので違和感あったし、喜怒哀楽をほとんど感じさせてくれないのでジョーに見えないのが残念だった。残念ついでに言うとやたらとスローを連発するなら力石戦の「きたっ!こいつをはじきかえして右のダブル・クロスで勝負!」は観せて欲しかった。 まぁ色々と細かい点も気にはなりましたが概ね満足できる作りかな。最後に宇多田は嫌いではないんですが、『あしたのジョー』の世界観には全く合っていないので男のアツい唄で〆てくれと思いました。
[映画館(邦画)] 6点(2011-02-15 21:24:14)
360.  ウォール・ストリート 《ネタバレ》 
一番最初の低音の音楽がバッチリ決まっている予告編を観た時は、出所したゲッコーが復讐のために金融界をグッチャグチャにしてくれるんだろうな、と思ってたんですが、結局は娘に残しておいた金を掠め獲ってそれを元手にちょっと暴れるってだけで面白くなかったですね。ゲッコーが復活宣言するところは良かったんですが最後の方だし、ほぼ単なる不仲親子の和解に終始し、マネーロンダリングした金を元手に増やし娘婿の投機先に寄付して孫が生まれてハッピーエンドじゃ、ゲッコーも日和ったなとガッカリ。金の亡者であった父親と同じ職業の男をゲッコーの娘が受け入れているのも、なんだかなぁと思いますけど自分が良ければいいんでしょうか?金融界の人間の潰し合いや狡猾さや汚さをもっと見せてもらいたかったかな。事前に情報を入れるのは好きじゃないので、チャーリー・シーン演じるがフォックスが出て来た時は「あっ!」と思わず声が出てしまいました。
[映画館(字幕)] 3点(2011-02-10 22:37:07)
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