Menu
 > レビュワー
 > 小原一馬 さんの口コミ一覧。2ページ目
小原一馬さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 181
性別 男性
ホームページ http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Kazuma.Kohara/jversion.htm
年齢 54歳
自己紹介 最近は録画した映画を見るだけで目いっぱいになってしまいましたが、学生時代に購入したテレビがとうとう壊れ、やっと買い換えた液晶テレビとHDレコーダーのおかげでそこそこ映画生活も充実しています。ここでみんなの映画評を確認するのも習慣になりました。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567
投稿日付順1234567
変更日付順1234567
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  アフタースクール 《ネタバレ》 
途中まで、出てくる人物それぞれにそれぞれのもくろみがあって、5つどもえみたいな、複雑な設定で、いったいどんなことになっちゃうんだろうと思わせながら、ラストでいっきにそれを単純な設定におとしこむという手腕は見事でした。キャストでみたんだけど、それぞれの役者が説得力のあるいい芝居をしてました。ただ、この「状況」のなかに外からまきこまれた格好になった○○が、最後にぐちを言うと、隠れ主人公に罵倒されておしまいというのが、ちょっとかわいそうな感じがしましたね。ここをもう一つ工夫すると、ずいぶん後味が変わってきたのではないかと。でも楽しかったです。
[地上波(邦画)] 8点(2011-01-21 10:04:11)(良:1票)
22.  ストレンヂア -無皇刃譚-
この殺陣の見せ方は、これまでのアニメーションがたどり着いた最高の表現ではないか。素早い動きでありながら、どのように動いているのかちゃんとわかるように見せて体感させ、また実写におけるワイヤーアクションのような不自然さがない。脚本にしても、エンディングに向かって徐々に盛り上げ、登場させたたくさんのキャラクターを最後まで使い切っているのも見事。ただし仔太郎の声には僕も何度も違和感を覚えた。長瀬さんはよくやっていたと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2010-12-05 01:07:31)
23.  夫以外の選択肢
邦題どおり、職場の同僚で親友同士の夫が家族ぐるみでつきあっている相手の女性と互いに不倫関係に入るというお話。ただしいわゆるスワッピングではない。 雰囲気はいかにもヨーロッパ映画という感じで、意味ありげで詩情あふれるカットが多く挿入されるところもそんな感じ。特に二人の女優の演技が、真に迫りすばらしかった。複数の解釈の可能なようなエンディングも納得できる。
[地上波(字幕)] 8点(2010-12-04 23:04:34)
24.  ボルベール/帰郷
説明的なセリフなどがないので、しばらくは状況設定や人間関係の把握にとまどうが、ある事件が発生した後は「ああこういう話なんだな」とわかる。わかった気になる。 しかし実際には、物語の大きな流れは、実はそこではなく、それはより大きな流れの過去が、繰り返されていることを示す伏流のようなものでしかないことが徐々にわかっていく。 とにかくストーリーラインは独創的で、ひとりひとりがやることは常識では理解できないほどぶっとんでいるのに、全体としては、納得させられてしまうところがすごい。ひとりひとりの芝居に説得力があるというのも大きいだろう。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-12-04 22:44:15)
25.  ハッピーフライト(2008)
ジャンボが一機飛ぶのに、これだけの人が関わってますというお話を、それぞれのセクションがちゃんとみんな見せ場のあるように作るって、相当な技量だと思う。ただしリアリズムというよりは、「人の仕事」を見せるために、自動操縦ができなくなるように計器を壊しちゃったり、雷でコンピューターをとめちゃったり(現実にはあの程度で複数のコンピューターがダウンするなんてありえない)、ストーリーの都合に合わせてるようなところは多々あったはず。そういう意味では、シンクロの練習のためにゲームセンターのDDRで特訓みたいな、「ウォーターボーイズ」の精神はここにも生きてるように思った。
[地上波(邦画)] 8点(2010-02-04 23:02:37)
26.  キサラギ
オダユージの最初の問題発言が出るまでの十五分くらいは、何が面白いんだかと思ってみていたけれど、そのあたりのシーンでちりばめられた微妙な伏線までが、ラストまでに次々と回収されていって、ひとつの解答としてつながっていくのは本当に見事だった。 <自室に油をまいて火をつけ自殺したアイドルの女の子。 でも実は・・・> というように、設定から逆算しながら、伏線をちりばめてストーリーを組み立てていく作業がすごく面白そうで、自分もやってみたいと思わされた。傑作といっていいと思う。
[地上波(邦画)] 8点(2010-02-04 22:49:44)
27.  ウェディング・クラッシャーズ
前半テンポよく進むが、後半まとめきれず、無理に落とした感じはあるが、それでもとても楽しかった。
[地上波(字幕)] 8点(2009-12-28 00:01:29)
28.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
うちで映画を見るときは、最初の10分を見て、面白くなければ見るのをやめることにしているのだが、これは迷った。暴力的で、とても共感できないネガティヴなシーンが続くのだが、このあとどんな話が展開するのか、まるで想像できない。30分くらいみてやっと面白くなりはじめる感じで、最後まで見てみて正解だった。 脚本的にはなかなか楽しい。キャラの配置や、ストーリーのアップダウンのタイミングはとてもよくできていると思う。 ただサトエリに関しては、「ひどい演技をする女優」を演じる人の演技がひどくてもいいということには、ちょっとならないんじゃないかなみたいな、パラドキシカルな気分に、映画を見ている間ずっとさせられていた。でも、演技の間合いを読まない独走ぶりには、かえって妙なリアリティがあったのも事実。妻いわく、これはサトエリのスタイルを込みで評価するのが正しい見方のようだが、僕にはその良さがいまいち伝わらなかった。うーん、たとえば僕だったら、ドラマ「正義の味方」で見事な怖いお姉さんを演じた山田優で見てみたかったかも。手紙ネタは読めたが、爽やかでちょっと怖いエンディングは絶妙。
[地上波(邦画)] 8点(2009-12-21 00:46:36)
29.  クィーン
現実の事件や登場人物を借りつつ、それを見事に物語的構造に落とし込んだ、良質な中篇映画という印象です。ただ、「ここであげて、ここで落として」みたいな構造があまりにストレートなので多少きれいすぎる印象はあります。また女王だけが格好よくて、それ以外はほとんど全て全員引き立て役というのは、ちょっとやりすぎなきらいもありますが、わかりやすく楽しく見られました。 必ずしもイギリス王室を描いたストーリーとしてみなくても、「社会的役割をきちんとまっとうしてきた高齢の女性の、一見厳しく冷たいように見える気高さを、より若い男性が(はじめは対立しつつも)次第に理解し認め、最後には協力者になっていく・・・というストーリーとしてもみることができるのでは?  僕にはそんなふうなお話として、素直に楽しめました。
[地上波(字幕)] 8点(2009-12-17 22:14:51)
30.  虹の女神 Rainbow Song 《ネタバレ》 
予備情報なしに、「意外に豪華なキャストなのね」くらいのつもりで見たんだけど、岩井さん脚本ということで、納得。『Love Letter』以来の原点回帰で、ストレートなラブロマンス。自分で撮るにはいまさらってことで、熊澤さんに任せたんだろうなぁ。 何もわかっちゃいない男の子の期間限定のうぶい感じが好きになってしまった、女の子のせつない思いを、純粋にとりだすのに、ヒロインを殺してしまって回想っていうのは、そういえば『Love Letter』と同じ手ではあるけれど、この距離感のとりかたは絶妙で職人芸の域に達している。 役者たちの演技も見事なんだけど、観客をお話に100%入り込ませるというよりは、あくまで「上野の芝居」「蒼井の芝居」「小日向の芝居」を見せるというスタンスも良かった。相田翔子もあてがきの芝居で、彼女の果たすべき役割を十二分に果たしていたと思う。あの章があれだけの長さがなくて、そのままエンディングになだれこんじゃっていたら、ラストの盛り上りはなかったはず。冒頭のシーンにふたたび戻ってきたときに、相田との不思議な関係で一息ついてという距離感があってこそ、「ああ、あの冒頭の携帯メールのシーンはこういう状態だったのね」という発見があり、またコーダとしておかれたエピローグが生きてくる。 さらに、劇中劇をはじめから最後まで全部見せちゃうという、ふつうなかなかやらない暴挙にでるんだけど、「ああ、このシーン、あそこで撮ってたんだよなぁ」とか、「練習してたこのセリフこうなったんだ」とか、「クランクアップのあのシーンはこういうことだったんだ」とか、ちらりちらりと見せ続けていた予備情報がうまくここでつながるっていうように作っていて、それにはすっかりやられた。 しかもこの劇中劇、死んだヒロインの元気なところをエンディング近くの、しかも通夜葬式の真っ最中で見せるっていうんだから、ふつうなら間違いなく、泣き落としにくるところが、するっと流して、盛り上りを最後の最後までとっておくというのも心にくい演出だった。ホルスト「惑星」の妙に平坦な素人くさいシンセのBGMの使い方も見事。 最後に死んだ彼女の手書きのメッセージが見つかるっていうのも、『Love Letter』の焼き直しではあるけれど、やっぱりいいね。小津にとっての父娘ものみたいなストーリーなんだろうな。 
[地上波(邦画)] 8点(2009-10-03 01:30:05)(良:3票)
31.  ブラックブック
サスペンスが苦手なので、主人公らが戦争後に再会する場面ではじまり、この大戦を生き延びることがわかっているので、安心して見られるのが良かった。そんなサスペンスがなくても、十分ハラハラドキドキ感が最後まで続くし、「スピード」のときみたいに、ハリウッドにありがちな「そりゃあしつこくない」的な駄目押しもなく、戦争を純粋なエンターテイメントのための舞台として、上手に使い切っている。特にムンツェとの逃避行に心奪われた。チョコレートはやはり非常食ですね(!)。
[地上波(字幕)] 8点(2009-10-03 00:42:55)
32.  グエムル/漢江の怪物
人と怪物のパワーバランスのリアルさと予測できない展開、ラストの微妙な落とし所も含め、最後まで楽しめました。
[地上波(字幕)] 8点(2008-09-11 23:10:03)
33.  ウェルカム!ヘヴン
ビクトリアってアタメの女の子だったんですねぇ。彼女の出演作リストを見ていて知りました。 あんまり歌が上手なんで、本職は歌手なのかって思っちゃったくらい。セクシーな歌とダンスと、天使のときのまじめな妻役とのギャップが楽しいです。そういう意味ではやっぱりすごい女優さんなんだなぁ。 ペネロペの映画は結構見てるんですが、この男前な演技もいいですねぇ。彼女の演技力を再認識しました。 この監督、女性の魅力を引き出すのが本当に上手ですねぇ。ストーリーや演出は確信犯的にB級スタイルでありながら、うまくずらしてくるのがいいなぁ。 ちなみにロラが夫のボクシングをやめさせようとしているのは、単に、それまでの悪行をカバーするに十分な善行を積む前に死んでもらったら困るからだと思いますよ。その善行の一つのポイントが「母親に謝罪すること」って言うのは確かに、お母さんが偉いラテンの国ならではという感じはしますね。ラテンの女性は働き者ですよー。スペインの街をあるいていると、昼間からバルでのんびりだべってるのは男ばっかりですしねぇ。
[地上波(字幕)] 8点(2007-06-15 22:30:02)
34.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
不器用で力まかせな、若さの演出が良かったです。007の伝統をうまく生かしながらずらしてくる戦略にすっかりやられちゃいました。
[映画館(字幕)] 8点(2007-03-22 13:31:57)
35.  悪い男
いかにもな展開をあえて裏切る長々しいエンディングはちょっとどうかと思ったが、「魚と寝る女」ほどシュールではない。オールドボーイとともに、「韓国映画らしい」力強い作品。
[地上波(字幕)] 8点(2007-03-22 12:48:40)
36.  ぼくは怖くない
みなさんと同じような感想です。こんな話だとは全く想像もせずに、冒頭から判断して妻を誘って一緒に見たらちょっとすごいことになりました。予備知識なしに見た方が絶対楽しめます。レビューを読むのをやめてとにかく見てみてください。「スタンド・バイ・ミー」的なこどもの間の友情のストーリーを期待してみると裏切られますが、そのぶん別の発見があります。
[地上波(字幕)] 8点(2006-11-21 23:26:39)
37.  至福のとき
「街の灯」を見たチャン・イーモウが、「自分ならこういう話にする」というような思いで作ったのではないかと憶測します。僕にとってもそういう意味で納得できるラストでした。ちなみに中国では一人っ子政策の影響で男女比が大きく男性に偏り、男性の結婚難が加速しています。そういう事前知識があると男がどうしてあんなんも結婚にこだわるのか理解しやすいかもしれません。http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8220.html それにしてもドン・ジェは、チャン・イーモウの女性趣味の一貫性を感じる起用ですね(笑)。 
[地上波(字幕)] 8点(2006-11-07 18:01:48)
38.  ベティ・サイズモア
原題の「看護師ベティ」のほうがすごみがあっていいのになぁ。サイズモアって、サイズが増えて、太っていく話かと誤解してました。先の読めない、独創的な脚本にカンヌ脚本賞も納得。いっちゃってるレニーの演技もとてもよかった。「シカゴ」みたいなのはどうかと思ったけど、こういう田舎娘の役に彼女はぴったりだなー。
[地上波(字幕)] 8点(2006-10-24 10:37:17)
39.  茶の味
試写会でお母さんの作品をみんなで見るシーンが全体を象徴しているように思う。人と人の間の距離がとても近くて好きなものを一緒に作ってる。暖かい気持ちになる映画。ここで指摘されているように暴力的なシーンも確かにあるにはあるけど、明らかにありえないように作ってあるから、冗談として見られる。一番心に残っているのは早朝の田舎のお店で開店の準備をする中嶋朋子を浅野忠信がたずねていくシーン。彼らしくないところがやっぱりいいのかな。多用されるCGは相当に違和感が残るとはいえ、全体的な雰囲気はやはり日本の田舎の風景のベースに支えられ、意外にしっかりしています。
[地上波(邦画)] 8点(2006-10-12 00:14:10)
40.  THE 有頂天ホテル 《ネタバレ》 
最初の30分間はつらいが、ホテル探偵が出てくるあたりからやっと火がついてくる。 一人一人の演技は今までのイメージをひきずっており、新味には欠けるが、脚本の面白さでみせる。エンディングへの収束はなかなかの力技。キャストのうち香取慎吾だけは変えて欲しかった。役どおり、本当にマイナーなこれからのミュージシャンを発掘してもらいたかった。篠原涼子も上手なんだけど、ちょっときれいすぎたか。YOUの歌は良かった。
[DVD(邦画)] 8点(2006-10-05 22:51:53)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS