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sting★IGGYさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 292
性別 男性
自己紹介 PoorReviewにお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m
感動系・激情系・小説系・サスペンス系・お笑い系・ブログ系等々
色んな形のレビューがあってもいいと思う。

ここ最近のレビューは主観的な目線から客観的な目線に変わりました
例えば、【あれが嫌い】【これが好き】【何かの作品に似てる】
【何々を足して2で割った様な…】【現実的に有り得ない】
【脚本がバラバラ】【駄作】【クソ映画】等々、
ワザと狙ってコメしない限りはもうやらないですね┐(´~`;)┌

素人の目で批判ではなくレビューを心掛けますd(°-^*)⌒☆

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21.  羊たちの沈黙
この作品を他の映画タイトルを拝借して要約するとこうなる。 「博士の異常な愛情 また博士は如何にして食べるのを止めて クラリスを愛するようになったか 」・・・う~んちょっとひねりが足りんな。 山田君、ザブトン一枚持ってって!
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-30 01:30:10)
22.  誰も知らない(2004)
これだよ、これ! まさに時代を映す鏡の様な作品ですよ。 実話を題材にしててもちっとも違和感がない。 見てて悲惨云々より終始頷きっ放しでしたね。 実際に街の借家住まいなんてこんなもんです。 隣りに住んでる人とは挨拶を交わす程度しか会話がないし 下手をすると一度も顔を見ないまま年を越したりとか 正直どんな人が住んでるのかさえ判らない始末。 ホント世の中荒んでますなぁ・・・というのが私の感じた所。 実はこの観客一人々々の様々な捉え方を逆手に取った 問題提起の作品というのが本作品の真の狙いなのだと思いますな。 メッセージ・社会性等とは掛け離れた所に 本作のテーマが存在してるのだと思います。 目を背けてはいけません。これが現実なのだから。
[DVD(字幕)] 9点(2005-09-21 23:06:01)
23.  ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版>
後のSF作品に多大な影響を及ぼしたと言われる本作品の世界観は 背景や設定・美術等全てを含めて独自の路線を確立したと言える。 それもこれもリドリー・スコットの銀シャリ映像が成せる業。 2019年・・・今が2005年とすると14年後の世界であるが 流石にここまでの世界にはなってはいないと思うが 82年当時の感覚からすると21世紀はこのぐらいの進歩(?) を遂げていて当然と思われていたのだろう。 寧ろ現代の状況を鑑みれば科学の進歩はある意味停滞(低速)気味だ。 「人は記憶でのみ人と足り得る」 人とレプリカント(サイボーグ)を分ける重要なキーポイントとして 押井守監督作品【GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊】の 人形遣いがこの言葉を上げていた。 正に本作のレイチェルやロイもこれに相当する。 人より並外れた頭脳と体力を持ちながら寿命は4年。 劇中タイレル博士のロイに言った言葉「美しい火は早く燃え尽きる」 これは彼らにとって死の宣告以外の何者でもない。 この時のロイの心情は癌宣告を受けた患者以上の失望感と 絶望感と屈辱に苛まされた事だろう。 そして彼等に対する生きる目的は何なのか?という問い掛けはもはや愚問に近い。 生きるだけに足掻くことが唯一、生きる目的なのだと。
[DVD(字幕)] 9点(2005-09-12 10:27:54)
24.  シコふんじゃった。
なんか竹中直人見てたらこっちまで腹の調子がおかしくなって来たよ・・・いやごめん、 腹の底から可笑しくて笑えたよw
[DVD(字幕)] 9点(2005-08-11 21:40:56)
25.  火垂るの墓(1988)
ラストの霊体となった清太の視点。 現代の町並みを映しながらカメラが引いていく。 ここにこの映画の全てがある。
[DVD(邦画)] 9点(2005-08-11 10:41:09)
26.  ライトスタッフ
まさに男のロマンであり女には理解し得ない映画である。 (女性の皆さんには失礼) そしてこれからは青い空に一筋のヒコーキ雲を見上げる度に想うだろう。 米ソ冷戦真っ只中の宇宙開発競争の裏舞台は こんなにも魅力溢れる男達のドラマが潜んでいたのかと。 それらの歴史(犠牲)の上に我々が立っている事を忘れてはならない。 そして名優エド・ハリスの若かりし日の演技に心打たれずにはいられない。 この映画を観るとアルマゲドンがいかに薄っぺらなアホ映画に見えるか 自ずと知れるというもの。映画ファン必見!
[DVD(字幕)] 9点(2005-08-07 00:49:18)
27.  もののけ姫
この作品は壮大なスケールで日本の「失われた過去」を精緻なディテールで描いている。 照葉樹林の世界観や蝦夷王国の実態・室町時代の時代考証・タタラ製鉄と石火矢、 原始太古から棲みついていた森の神々等、人間社会中心の歴史の流れの中で 全て日本人の記憶の彼方に忘れ去られた事象を映し出している。 そこに現代社会を透過した「自然と人間との相関性」という 普遍的テーマを裏付けることにより映画版ナウシカから13年目に 敢えて一つの決着を現したのではないだろうか。  デフレ不況の昨近、かつてないどん底の渦中に居る現代ではあるが 公開当時1997年の日本は今以上に経済的/政治的/環境的にも窒息した状況下であり 正に先の見えない絶望感の真っ只中だった。 この作品に於けるキャッチ「生きろ!」の意味。 それは来る21世紀を前にした逼塞感漂う現代社会に向けた強烈なメッセージなのだ。 たとえ絶望的状況下においても一縷の希望を持ち己を見失わず 真実の可能性を見い出しながら命ある限り逞しく生きて行かなければならない。 それが正にリアルな意味での「生きろ!」という命令形で表した 宮崎駿の切実な想いだったのであろう。
[映画館(邦画)] 9点(2005-07-13 11:43:08)
28.  ターミネーター2 《ネタバレ》 
90年代は最もシュワちゃんの脂が乗ってた時代。 この映画はその代表作とも言うべき存在であろう。 かく言う私が先行上映という枠で初めて見た映画。 今の様にシネコンのような大規模な映画施設は何処にもなく 少し小奇麗なスカラ座(だったか?)で上映していた。 その映画館はある程度纏まった施設で1階~から5階ぐらいに分かれていて 目的の映画は勿論一番広い1階で上映していたのだが当然大蛇の如く列が出来て 1階で見るのに態々5階まで上らされ順番に入場した事を覚えている。 今の様な指定席全盛の時代では思いも寄らない事実である。 立ち見は当然後部中央席を取るのに全員駆け足で席取りしたものだ。 閑話休題。 本映画は前作から7年経ち映画技術(VFX等)も格段に向上し 映画でしか観る事が出来ないシーンの目白押しでまさに時代の賜物。 敵役のT-1000型を始めT-800型の無残な姿等は 80年代には到底成し得なかった映像であるし この映像が無ければ(T-1000の数ある同化する時のシーンや タンクローリー・バイク・ヘリ等のメカ物。それと忘れてはならない核爆発のシーン) この作品自体が成り立たないのである。 そこへキャメロンお得意の『強い女性』と『自己犠牲』のテーマによって ストーリーにのめり込む事が出来る。 文句無しのアクション映画の№1である事を確信する。 ・・・がT-1000の意外なお茶目さと主人公達の 半ば同窓会的な動きに貫徹を欠き1点減点とする。 
[映画館(字幕)] 9点(2005-07-05 00:56:16)
29.  となりのトトロ
あらためてレビューする必要もない程著名な作品であるが レビューし忘れてたので一言。 本当にもう何度見たのか分らないくらい見ているが 時代背景が昭和30年代でその時代に生きていないにも関らず 懐かしさを覚えるというのはいったい何だろう。 そこに日本という国の戦後の近代が描かれているからなのか。 トトロやまっくろくろすけ・猫バスなど商業的キャラクターが 目白押しで大人の裏事情がミエミエという感じだが (当初、宮崎サイドとしてはグッズ販売するのを渋っていたとか。 それも大人の事情で売り出さざるを得ない状況になったという実話) 子供が見て素直に喜べるのはやはり宮崎の演出の賜物と言った感じか。 家族で見る映画としては必見の作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2005-05-29 09:50:46)
30.  イノセンス
映像にはスゴイの一言。 単なるアニメの枠を超えて実写と融合したかの様なシーンのオンパレード。 但し普通のアニメと思って見ると痛い目にあいます。 セリフが難しく長くそして聞き取りづらい呟く様な声。 押井監督の常套手段だが一度見ただけでは初心者は理解できない。 前作『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』を見ていなければ初心者以外も理解出来ない。 もっとも押井作品を初心者が見る訳ないのだが。 間口の狭さは内容の濃さでカバーしているので良しとしますか。 相変わらず押井作品共通のモチーフ、魚・犬・鳥はハズしてない所はサスガ(* ̄ー ̄*)! 映像だけでも一見の価値有り。
[DVD(字幕)] 9点(2005-02-27 21:30:08)
31.  逃亡者(1993)
逃げるキンブル、追うジェラード。 演じるはハリソン・フォードどトミー・リー・ジョーンズとくれば面白くない訳がない。 逃亡劇の中を通して互いに真犯人に辿り着く過程が秀逸。 サスペンス物にありがちなご都合主義的なストーリーは微塵もなく 観る者を引き込んで止まない。 終始観ていながら自分がこの主人公2人の立場に立った場合の事を考えさせられた。 サスペンス&ミステリーの王道を行く作品として高く評価したい。 
[DVD(字幕)] 9点(2004-09-06 23:44:49)
32.  機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 
初期OVA第5話・6話のリメイク版。 戦争という物がいつ始まるのかではなく常に始まっているという 平和ボケした日本人に対しての痛烈な批判に満ちた作品だ。 柘植行人(告げゆく人という暗示)なる元自衛隊員の 過去の無慈悲な体験(PKO海外派遣でレイバー隊を指揮し専守防衛により部隊が全滅)により 祖国に舞い戻り潜伏してたった1発のミサイルで擬似戦争状態を演出し 首都圏をパニックに陥れようと画策。 事態は米軍による再占領スレスレの状況にまで追い込まれてしまった・・・。 メインキャラが既に大人であり(前作までの漫画然とした雰囲気は限りなく薄い) アニメというよりは実写にする事ができない(諸般の事情)アニメというべきか。 事件の陰の首謀者だった荒川の放った言葉「正義の戦争と不正義の平和にそう大差は無い」 「この国はもう一度戦後から出発するのさ」等かなり過激な言葉が連発して ドラマに一層緊迫感を与えている。 後藤が上司の煮え切らない(現状把握のできない)態度に怒り爆発し 「だからぁ!遅すぎたと言っているんだぁ!!」 と叫んだ瞬間に見ていた自分も本当の現実に引き摺り降ろされた感覚を覚えた。 ラストに首謀者柘植の放った言葉「まだ見たかったのかも知れんな、この国の未来を」 何様のつもりかという怒りの底に【許された】と感じたのは私だけではない筈。
[DVD(字幕)] 9点(2003-11-21 22:28:01)
33.  セブン
デビット・フィンチャー独特の銀シャリ映像。 序盤~犯人自首までをアオリの視点で描き、 ラストの現場に行く過程をドン引きの俯瞰映像を多用し客観的にみせて臨場感をあおる。 相変わらず他の監督と一線を画したカメラワークで存在感がある。 ブラット・ピットの出世作であるが彼の殺伐とした演技が モーガン・フリーマンの演技と対照的でメリハリがある。 キリストの7つの大罪を見立てた猟奇的連続殺人事件を新人刑事と 定年間近のベテラン刑事がお互いに協力(時に反目)しあいながら事件の謎を解いていく。 冒頭からドス暗く陰鬱とした映像を『陰』の要素として印象付けておき 唯一、ブラピ&パルトロウ夫妻の明るい平均的な家庭を『陽』と描いておいて 最後に観るものを絶望のドン底に突き落とし激しく拒絶するという容赦の無さが 何とも秀逸でありサイコサスペンス物としては最高の展開だと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2003-11-18 19:04:16)
34.  ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
これだけの長さの作品でPART ONEとか、まぁそれほど長くは感じず観れたけど TWOをやれる気力と体力それに資金力、さすがトムはあらゆる分野でトップを走ってますな にしても還暦を過ぎたおじさん(関係ないけどブラピも今年還暦)とは思えない程のアクションの連続をスタント無し ほぼ本人が演じているというのはホントに凄い。廻り見てごらん、居ないでしょそんな60代w  前作に引き続いて同じキャストを出すならばジュリアを出して欲しかったけど・・・話の接点がないかぁ(次はある?) でもゴーストプロトコルの時の遠くからイーサンが見守る終盤の演出とか フォールアウトの時のベッドに寄りそうシーンとか、見ててホントにキュンとするんだよね ああいうワンシーンがあるだけで、この映画観てホントに良かったなぁと心底思える  新しいキャストを入れるのも決して忘れないのも常に新鮮でイイんだけど 気になっちゃって、もう買わない絶対買わないぞ!と毎回誓うのに 帰り際に必ずパンフを手にしている自分が情けない💦
[映画館(字幕)] 8点(2023-11-21 23:56:23)(良:1票)
35.  イコライザー THE FINAL
先ず初めにキッパリ言ってしまうと、原題 3に対する邦題THE FINALという事での?ですが 期待が天井上振れして4を望んでも今回で完全に最後。これは監督が自らハッキリとインタビューで答えてます まぁ微かな望みとしてD・ファニング主演でスピンオフ作品を作るのも一興ですが 女性捜査官の物語なんて過去にいくらでもあるので厳しいかなと それにデンゼル本人自体68歳という高齢でもあるしそもそもこの人が続編ものに出演して 同じキャラクターを2度演じるという事自体が稀なので(長い俳優歴でも彼の続編作品はこのイコライザーだけ) 100%無いという結論に至ります ただ同じ時代での類似した作品として取り上げられるジョンウィックとは天地程の差があるアクションなので (もちろん天はこちらの作品。キレキレです。あちらはプロレス見てるようなもん) 期待してしまうファンが多いのも理解出来ますし自分もその一人だったりしますが この作品の最後でマッコールさんが心の底から幸せを感じて満面の笑みを浮かべているシーンを見て あぁ、これは素晴らしい!この終わり方がこの作品にとって最高の終わり方だな と感じずにはいられず思わず目頭が熱くなり涙を誘われてしまいました アクション映画作品で涙するなんて過去にも例がなく歳の所為も感じつつ久々に良い作品を見れたなと思ってます
[映画館(字幕)] 8点(2023-10-22 17:48:37)
36.  アイアンマン3 《ネタバレ》 
もったいないなぁ、これ。ホントにこの3作目で終わりなの!?  いやぁホントに面白い。 トニーのキャラそのものもジョークの効いたネタ満載の立ち位置なんだけど 敢えてその立ち位置を利用してアクションに持ち込むという周到さ。  それこそこのタイミングで、あのポジションでという様な冗談めかしたアクションが 観る者を全く飽きさせない展開にはホントに感心させられた。  今回のスーツが飛んでくる構図はアイデア次第ではまだまだ発展できる。 けど敢えてこのタイミング(シリーズもの定番の3作目)で終わらせちゃうのは 何か意味あっての事なんだろうが、実に勿体ない。  いっそのことダイハードの様なもはや続ける事に全く意味を見いだせない作品も 未だに堂々と作られているのだから貪欲に4作目、5作目と作ってもイイのでは? と思ってしまうほどアクション・シナリオ・キャラ全て完璧に揃った作品だ。
[映画館(字幕)] 8点(2013-04-27 20:35:18)
37.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers
やべぇ!押井作品なのに普通に見れた。 50代も半ばを過ぎてだいぶ棘が取れてきたかなぁ。  キルドレという設定がスゴく面白い。 人々に平和を感じさせる為のショーとしての戦争なんて 考え様によっちゃあ物凄くエゴイズム。  考えてみれば現世もエゴイズムの塊りだ。 キルドレという永遠の命を授かった子供ならそんなエゴに思い悩むだろう。 普通の人間以上に。  存在としての意義、人としての意義、戦争の意義、そして平和の意義。 そんな普遍的で誰もが唯一答えが見つからない問いに ガチに向き合い捻じ伏せる力量はやはり押井作品ならではだ。 
[映画館(邦画)] 8点(2008-08-02 22:01:09)
38.  コラテラル
コラテラルという言葉を英和辞書でひも解くと『二次的』『副次的』 とかいまいちピンと来ない言葉が出て来る。 こんな聞き慣れないタイトルつけたもんだから余計に考えちゃうじゃないの。 なんか他にないのかと思って詳しく調べてみたら『巻き添え』という言葉が出てきた。 なるほど~巻き添えねぇ・・・でもこれじゃあストレート過ぎるよねぇ。 2人の主人公の内の1人、タクシー運転手のマックス。 将来、独立して高級リムジンを購入し自分の顧客を得て金持ちになろうと 夢を見つづけて12年も経過してしまった所謂負け組の典型的な一例だ。 対してもう1人の主人公、トム君演じる殺し屋のヴィンセント (トム君にしては珍しい悪役でしかも実年齢より老けた役) は己の信念を貫き通し成功の為には手段を選ばない現実主義者であり 世に言う勝ち組のセオリーを体現している人物だ。 この負け組と勝ち組の象徴の様な2人がひょんな事から 一晩を共にしその結果その後の人生が『二次的』『副次的』に 変化するという事の暗喩として繋げているという訳なんですな。 プアな英語知識しか持ち合わせていない私の様な 一般的な日本人にとっては中々分かりづらいタイトルだったけど 邦題にアテてもこれ以外のタイトルはアテづらいというのが 全編を見通して納得しちゃいました。  いやぁそれにしても序盤に乗り合わせた女検事アニーとのプチロマンスが どんな風にストーリーに絡んでくるのかと思ったら 最後の最後で・・・まぁこれ以上は見てのお楽しみってやつですかね。  マイケル・マンって監督、前にも【ヒート】でデ・ニーロと パチーノの2大俳優を配したクライムアクション映画を撮ってたけど こういうタイマンを張った映画を創らせたら右に出る者はいないって感じですな。 久々に正統派クライム・サスペンスを堪能させて頂きました。 ・・てな訳で率直な評価として8点献上。
[DVD(吹替)] 8点(2007-05-01 17:38:37)(良:1票)
39.  座頭市(2003)
カルト評価の多い北野監督の作品ではかなり良い出来に仕上がっている。 (この監督で一般受けする作品は監督らしくないとも言えるが) まぁ【座頭市】に関しては先駆者(勝新太郎)のイメージが余りにも強すぎて リメイクではないが拝借するには勇気がいった事だろう。 所々にギャグとも思しき笑いが挿入されているが これは北野監督特有の一種の照れ隠しなんであろう。 オーラスの祭りの踊りは歌劇のフィナーレにも似た演出で非常に好感が持てた。 此れを機に勝新の作品もチェックしてみたい。 万人にお奨めのエンターテイメント時代劇と評価したい。
[地上波(字幕)] 8点(2005-11-07 00:51:16)
40.  ガタカ
為ってほしくないが確実に近付きつつある未来をシミュレートし (着床前診断は正にその一例)現代社会に警鐘をうち鳴らした作品である。 今を遡る事60年前ナチスドイツのヒトラーを始めとしたファシストの時代には 選民思想が高らかに謳われていたがこの作品の時代はDNAの段階から 種の選別だけに飽き足らず遺伝子操作で所謂完全な人間を創造している。 科学の力に傾倒し倫理観をも踏み外した社会を創る事自体が 不完全な事なのだとなぜ気付かないのか。 いつの時代も人間は罪な生き物である。 そんな忌避的な社会に不完全な人間として生まれてきたヴィンセントの 生きる為に足掻き努力を積み重ねて夢を掴み取る執念には悲哀を越えてむしろ敬服する。 また完全であるが故に己のプライドに堪えかねて自殺未遂を冒し半身不随になりながらも 歴史に名を残す(生きて来た証を残す)為にヴィンセントに夢を託したジェローム。 恐らくこの作品の根底に流れる『人間の心までは完全には征服できない』といった メッセージが彼のラストの生き様に込められているのではないか? やっと本当の完全な人間に為り得た彼の心情は推して知るべし・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 02:25:52)(良:2票)
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