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しっとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 137

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21.  アパッチ砦
個人的に騎兵隊三部作の中では3番目くらいの作品ですが、それでもヘンリー・フォンダ率いる騎兵隊が玉砕するラストは圧巻。やはり、西部劇を撮らせたらジョン・フォードの右に出る者はいない。
8点(2001-11-15 11:25:28)
22.  赤ちゃん泥棒
コーエン兄弟の映画はどれも個性的で楽しいが、この作品はその中でも軽いノリで楽しめる一本。ニコラス・ケイジとゆえばまずこの映画を思い浮かべてしまうほどのハマリ役。あぁ、撮影監督はバリー・ソネンフェルドなんですね(納得)。
8点(2001-11-15 10:55:20)
23.  スリーピー・ホロウ
ティム・バートンの醸し出す映像美が随所に溢れた美しい作品。こんなに人工美に溢れたキレイな映画を撮れるなんて、ティム・バートン、やはりただ者ではない。怖いおとぎ話を夢心地で体験する至福の2時間。それにしても、地からして妖艶な雰囲気のクリストファー・ウォーケンにあのメイクで妖怪を演じられた日には、おどろおどろしい姿が目に焼き付いて離れませんな。
7点(2003-01-03 07:07:24)
24.  キング・オブ・コメディ(1982)
いわゆるストーカーを題材にした映画はいくつもあるが、私が一番怖かったストーカー映画はコレ。勘違いを突っ走るデ・ニーロの姿もスゴいものがあるが、個人的にはその相棒(?)的存在のお金持ちのお嬢さんが怖かった。顔のデッサンがなんとなく歪んでるのだ。いや、当然、顔の作りを最大限に活かした演技なんだろうけど、イッちゃってる表情が抜群にうまかった。そして、スコセッシの演出のうまさも光る。とくに怖かったのが、昼休みに街中を歩いているジェリー・ルイスがストーカーの女の子にあとをつけられていることに気付いて早足で仕事場に逃げ込むシーン。ルイスの焦りの心情に合わせるかのようにだんだんと手持ちカメラのブレが大きくなっていく…それだけで十分、ルイスの感じる恐怖感というものが伝わってくる。ちなみに、この映画のラストをデ・ニーロが現実的に成功したものと解釈される方が多く、それも決して間違った見方ではないと思うが、みなさん、よく思い起こしてみよう…この映画でのデ・ニーロはパラノイアであり、劇中、何度となくデ・ニーロの妄想を描写するシーンがあったはず。映画の中ごろで、デ・ニーロが片思いの女性を連れてルイスの別荘を訪ねるシーンがあるが、あのシーンをデ・ニーロの妄想の一つだと思った観客も多いはず。でも、あれは現実のシーンだった。そう、この映画には現実と妄想が何の区別もなく放り込まれているのだ。だから、あのラストが現実なのか妄想なのかは観客の誰一人として確信することはできないし、また、作り手も曖昧なままで終わらせたのだろう。そういう意味で、この映画は、『タクシー・ドライバー』のテーマを踏まえながら、さらに一歩踏み込んだ内容となっているのだ。
7点(2002-10-04 06:08:23)
25.  パピヨン(1973)
スティーブ・マックィーンの強烈な個性とフランクリン・J・シャフナー監督の力強い演出力で、長尺とも思える2時間半を、観客を飽きさせることなく描ききっている。殺人的な独房のシーンは、収監されているマックィーンの圧迫され追いつめられた心理をうまく描写していて秀逸。ダスティン・ホフマンのザビエルはげは無理矢理だったけど…。
7点(2002-02-25 08:41:54)
26.  スピード(1994)
文字通りのノンストップ・アクション・ムービー。最初から最後まで観客の緊張感を絶えさせずにぐいぐい引っ張るストーリーと演出力はたいしたもんです。『ダイ・ハード』以来のアクション映画の秀作。
7点(2002-01-28 08:42:11)
27.  スモーク(1995)
ストーリーを語るストーリー、嘘も真もそれなりに味わいがあって、そんないくつもの交差したストーリーの網の目に浮かび上がる人間ドラマがとても心に響いてくる。カッコよく描かれないタバコの描写がいいですね。
7点(2002-01-28 08:27:02)
28.  ミシシッピー・バーニング
社会派映画の力作。アラン・パーカーの力強い演出と主演の二人の熱演で、人種差別への強い抗議のメッセージがしっかり観客に伝わってくる。
7点(2002-01-26 09:39:55)
29.  ユージュアル・サスペクツ
poiさんがご指摘の通り、この映画はある反則を犯している。ヒッチコックが『舞台恐怖症』の中で用いて後悔した嘘つきフラッシュ・バック(正式な名称ではないんだろうが…)である。そして、この映画はこの嘘つきフラッシュ・バックを主軸にストーリーが展開されているのだ。サスペンスとしてはいかんとも認めがたい手法である…が、この映画が嫌いかといわれればそうではない。むしろすごく楽しめた。だって、私は『舞台恐怖症』も好きなのだから…。
7点(2002-01-24 09:47:56)
30.  フェイク
“実話を基にした”ってだけで終わらせず堅実に作られた作品。マフィア役者のイメージがついて回るアル・パチーノの今作品でのマフィア役も、いつもの感情の激しい役柄とは打って変わって人のよさそうな兄貴分。生真面目だが大胆な潜入捜査官役のジョニー・デップ、『レザボアドッグス』以来キレたら恐そうなマフィアがハマリ役のマイケル・マドセンなど、それぞれの個性が光ってました。余韻を残すラストも印象的。
7点(2001-11-20 13:45:33)
31.  ガントレット
ドカンと爆発するのではなく、ただひたすら銃弾が撃ち込まれ倒壊する住宅。徹底的に点による破壊にこだわった珍しい作品。ダーティハリーのような骨太なイメージのあるイーストウッドが本作ではひたすら窮地に立たされていて面白い。
7点(2001-11-18 05:20:58)
32.  カリートの道
ラスト、観光ポスター(?)に描かれた絵の、夕焼けの浜辺にたたずむ人陰が踊り出す演出にグッときました。エンディングに流れる曲とマッチしてて感動的。駅のエレベーターを舞台にしたガンファイトも新鮮でなかなかよかった。
7点(2001-11-18 04:13:06)
33.  カプリコン・1
発想の面白さにつきる作品です。ナルホド、こういうSF(?)映画もありかと…。エリオット・グールドはいい俳優ですね。
7点(2001-11-18 03:33:26)
34.  デーヴ
拾い物って感じの佳作。暇つぶしで観てみたら意外に面白いのでビックリした。アイバン・ライトマンもたまにはやるなぁ…脚本がいいのか?
7点(2001-11-16 15:36:09)
35.  シュリ
アラを探そうと思えば(思わなくても?)アラだらけのろくでもない映画。でも、面白くないかと言われればそうでもなくて、意外と楽しめる。このアクション映画がハリウッドではなく(ハリウッドでこんなアラだらけの大作は作られないだろうけど)韓国で撮られたことにこそ意義があるだろう。ヒロインの悲劇は素直に感動できました。
7点(2001-11-15 12:39:40)
36.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
異色の青春映画としてとてもよく出来ている。ただ、主人公の天才鬼才ぶりは少し嫌みっぽい。もうちょっと控えめな天才だったらなぁ(天才はつむじ曲がりが常なのか?)。どんなに優れた読解力と分析力、並外れて鋭い洞察力をもってしても、忌まわしき過去から自らを解放するにはよき理解者の助けが必要だということだろう。第二の人生に向かってハイウェイをひたすら走り続ける主人公の車を追ったエンドロールでの描写が余韻を残す。
6点(2003-01-05 07:02:05)
37.  ディープ・ブルー(1999)
やー、面白かった。レニー・ハーリン、相変らずいい仕事している。いい人そうなコックが最初の犠牲者になると思いきや、しぶとく最後まで生き残り、コックがんばれって思いながら観てたので、けっこう嬉しかった(←最後になって喰われてしまうのかーっ!?ってシーンもあったけど)。女博士が自ら造り出したサメに喰い殺されるあたりはフランケンシュタイン的でよい。パニック映画のラスト、危難が去った後のサバイバーたちの疲労困ぱいながらの談笑は、観客にも解放感を味わわせてくれる(主人公が海水に足を浸したままの姿勢で「本当にサメは3匹か?」のセリフなので、こちらも「まだいるゾ、危なーい!」って焦ったりして、ホントに最後まで気が抜けない映画だった)。ということで、過去のジョーズ映画から学ぶこと、1:生き残るのは2人だけ、2:サメは爆破して木っ端微塵にしてしまおう。
6点(2003-01-05 05:11:40)
38.  さらば冬のかもめ
一風変わってますが、70年代に流行ったロードムービーの一つですね。厳しい現実とその中で空しくもがくしかない人間の悲しい生き様を真摯に描いています。アメリカン・ニューシネマの系譜で語られる本作なので、終始、悲愴感を漂わせるような雰囲気に包まれていますが、この潮流の中では、他の作品によく見られるような非業の死を遂げるラストっ!といった衝撃的シーンはないので、印象としては地味です。それでも、何気なく心に残る作品ではあります。
6点(2003-01-04 05:07:07)
39.  キャリー(1976)
血まみれ劇での大爆笑は、血を浴びたキャリーではなく、バケツ落下で頭にガコンッ!が誘発したものでは?冷血な同級生といいサイコな母親といい、キャリーって、ほんと悲惨な環境での生活を強いられているねぇ。だからこそ、卒業パーティーでひとときの幸福感に包まれるキャリーの姿は、観ていてこちらも楽しくなってしまう(が、急転直下、例の惨劇へ)。それにしても、あのパートナー役の男子高校生は骨のあるいい男だ(巻き添え喰らってしまうが)。いい人悪い人区別なくキャリーの怒髪天攻撃の標的になるところが後味悪く、そこがかえってホラーらしくてよい。
6点(2003-01-03 05:04:29)(良:1票)
40.  プレデター
地球上で無敵のシュワルツェネッガーが地球外生命体にコテンパンにやられるのが見物。また、特殊部隊の大花火大会も圧巻で、いったん撃ち始めたら、薄暗かったジャングルが明るい大広間に大変身。二足歩行の巨大なカッパのデザインが『エイリアン』シリーズよりも質的に落ちるのは製作費の限界からしようがないことだろう。やはり、マクティアナン監督は、夜のシーンを撮らせるとうまいと思った。
6点(2002-12-31 07:09:20)
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