421. クライ・マッチョ
《ネタバレ》 老人と、少年と、鶏。この三者による道中が見ていて実に愉快。 緩く暖かなロードムービーといったところでしょうか。 イーストウッド監督作品はどれもレベルが高い中、本作は今までの作品群と比べると 少々劣るのかなぁという印象も持ちますが、でもやはり安定のイーストウッド。 鑑賞して、人生を達観した様な感覚を得られるのが彼の作品の特色だなと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-29 16:17:47) |
422. ほんとうのピノッキオ
《ネタバレ》 最初木彫りからピノッキオが作られる過程は、リアルな男の子という感じでちょっと不気味だったんですが、 しばらく見てると怖さは無くなりどんどん可愛らしく見えてきます。 コオロギさんもマグロさんもカタツムリさんも、独特な人面動物という感じで不思議な世界観醸し出してますが、 キツネと猫のコンビはほぼぼ汚いだけのおっさんでしたね。 ピノキオというと嘘がつけば那覇が伸びるというので有名ですが、本作ではそのシーンは少しだけで それほど深い意味合いはなかったです。本作は原作に忠実とのことで、こういうストーリーなんだなと興味深かった。 子供たちに見せるにはとても教育的なお話だったんだなと。 [DVD(字幕)] 7点(2022-06-24 15:34:51) |
423. ラストナイト・イン・ソーホー
《ネタバレ》 さすがは「ベイビー・ドライバー」の監督さんだけあって、音楽と映像の噛み合わせが抜群にいいですね。 主人公のエイローズとサンディの目眩くシンクロ映像がどれも見事で素晴らしく、 どういうふうに撮影してるのかなと考えずにはいられない。 謎の老人が悪者でないことは簡単に察したけれど、少し斜め上のオチは予想外で良かったです。 あの黒人の彼はちょっと可哀想だったけどね。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-07 15:00:45) |
424. ハウス・オブ・グッチ
《ネタバレ》 グッチ一族がこういう歴史になってたんだと本作で初めて知りました。 とても興味深かったです。富と名声はその人の本質を抉り出していきますね。 レディーガガが意外とよかったなというのが正直なところですが、 特に驚いたのはパウロ役を演じてたのがモービウスのジャレッド・レトだということです。 観終わってから知って、え〜!って感じでした。彼自身の演技も素晴らしいし、 現代の特殊メイクってほんとすごいなと感心。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-03 17:58:38) |
425. すばらしき世界
《ネタバレ》 全体的にとても丁寧に作られているなぁという印象を持ちました。 人の優しさや醜さ、複雑さがしっかりと描かれていて感情移入ができました。 なのであのラストはずしんときましたねぇ。ここで映画的な結末にするのでなく、 こういうおわり方をすることでしっかりメッセージも伝わってきます。良作でした。 [DVD(邦画)] 7点(2022-05-15 16:27:00) |
426. ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
《ネタバレ》 前作に引き続き面白かったです。とてもわかりやすいストーリー。 カーネイジ役にウディ・ハレルソンはハマっていたと思います。 一度は仲違いしながらも再びバディになるエディとヴェノムの腐れ縁のような感じが見てて微笑ましい。 それとクレタスと恋人と、その恋人を嫌うカーネイジの関係もユニークで、そのバラバラさが仇となるわけですね。 不満点は、視聴制限がないようにとの意図なんでしょうが、血の一滴もなく残虐描写が乏しいところかな。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-26 15:02:37)(良:1票) |
427. マリグナント 狂暴な悪夢
《ネタバレ》 悪夢で現れる化け物が現実世界で次々と殺人を犯していく展開で、 エルム街の悪夢みたいな内容なのかなと思って見てたけど、 その化け物の描写が、あれ?この貞子みたいなの現実に存在してる奴?という感じで そこから終盤の種明かしになっていく。これはなかなか新鮮。 夢に出てくるやつが現実で悪さするみたいなオチよりもよほどアリですね。 正体がわかってからの彼による殺しの勢いが笑っちゃうぐらいすごい。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-13 17:29:31) |
428. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
《ネタバレ》 なかなか良かったと思います。 序盤から痺れるようなアクションで、しっかりと地に足のついた堅実なアクションというのかな、 原点回帰してるなと、そして今までのシリーズに対してもオマージュをしてるなと、そういうのを感じました。 そんで監督さんは誰なんだろうと思って調べたら、知らない日系の監督さんで、なかなかの大抜擢ですね。 こういう大きなシリーズに思い切って抜擢をしていくというハリウッドの懐の深さを窺い知れます。 そしてダニエル・クレイグのラスト作品ということで、この結末にも驚かされました。 25作目にして、とても印象に残る一本でありました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-10 18:18:02) |
429. アンチャーテッド
《ネタバレ》 プレイステーションによる劇場映画第一弾。 一人のゲーム好きとして、映画館でプレステのロゴを見るのは感慨深いものがありました。 ゲームのアンチャーテッドはプレイしたことありますが、 ああこのシーンあったなと思いニヤニヤしながら見てました。 ネイサン役は元々マーク・ウォールバーグがやる予定だったそうですが、 今日きょトムホにチェンジとなったそうで、 トムホでは見た目が若いのではと 思っていたのですが、見てみるとそんなに気にはなりませんでした。 それどころかマーク・ウォールバーグ演じるサリーとの掛け合いが良くて、 なかなかいいバディ感が出てるんですよね。 本作の一番の良さはそこだったように思います。 多分2作目が今後製作されるのでしょうが、 お兄ちゃん出てくるんじゃないかな。 誰が演じるのかなと今から楽しみです。 [映画館(吹替)] 7点(2022-03-29 15:10:26) |
430. 東京リベンジャーズ
《ネタバレ》 原作のことは全く知らないのですが、とても楽しんで見れました。 ヤンキーもののツボをちゃんと押さえた話だなぁと。 タケミチ君の仲間思いなところとか、マイキーとドラケン君の熱い関係とか、 見てて応援したくなっちゃいますね。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-03-12 16:26:09) |
431. ドント・ブリーズ2
《ネタバレ》 一作目は見たことがないのですが、それでも問題なく楽しめました。 ストーリーの流れ自体はよくあるタイプなんですが、盲目の老人が主人公ということで 敵が作る水の波紋で動きをキャッチするとか面白い要素ありましたね。 それから敵側も色々あって、復讐心に燃える兄とか、こんなことはしちゃダメだって寝返る人、 両親による救出と思いきや、単に心臓が欲しかっただけという残忍などんでん等、 それなりによくできてるシナリオ運びだと思いました。 痛々しいシーンも多くそれがこのシリーズの持ち味になっているのでしょうね。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-03-08 14:11:41) |
432. モータルコンバット(2021)
《ネタバレ》 格ゲーであるモータルコンバットをどんな風に映画にするか興味本位で鑑賞しましたが、 予想していたよりは面白かったなと。真田さんのアクションを久しぶりに見ることができて良かったです。 特に終盤の炎と氷の戦いは見応えありました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-11-13 17:48:00) |
433. るろうに剣心 最終章 The Final
《ネタバレ》 このシリーズはほんと映像的に良くできてますね。 邦画のレベルをしっかりと引き上げてくれた作品だなと思っています。 超人的なアクションの数々は印象深い。 ストーリーは、以前のような大ごとの世界観というよりは もっと個人的な因縁や後悔というものが主軸なので壮大さはないが、 メッセージとしてはストレートに伝わってきて良かったかなと思います。 姉に対する想いや自分に対する心情は間違っていないが、 その生き方は絶対間違っていると説き伏せるセリフが好きでした。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2021-10-24 16:47:12)(良:1票) |
434. クワイエット・プレイス 破られた沈黙
《ネタバレ》 個人的に前作がすごく面白かったので、これもかなり期待しておりました。 引き続き秀逸な演出で、耳の聞こえない娘さんの立場を表す無音と、暴れる怪物による恐ろしい音の使い分けに痺れました。 続編ということで、他の生存者たちの様子も伝えながら、子供達の成長ストーリーとして帰結していくのも良かったと思います。 ただ全体としては、前作ほどではなかったかなというのが正直なところです。 ここまできたら、やはり第3弾が見てみたい。期待して待ちたいと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-10-24 16:28:52) |
435. 娼年
《ネタバレ》 案外良かったですね。 映像表現も綺麗で印象的で、まぐわうシーンも光と影で巧妙に撮ってました。 女性や恋愛に興味が持てない主人公が、一人一人にそれぞれの欲望があるということを知る。 ちゃんとした成長物語になっていると思います。 汚い仕事だと友人達は罵倒していましたたが、この時期の彼にとっては必要な天職なのでしょう。 ご老婦の達観するイき方には思わず笑ってしまいましたが、 終盤の、娘を使ってのオーナーとの擬似情事を行うシーンはすごく面白いなぁと思いました。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-18 15:25:32) |
436. プラットフォーム
《ネタバレ》 娯楽作品として普通に楽しめました。 確かに、謎が解明されていないし色々と疑問もあるのですが、 あまり深く考えることなく、人間達がくりなす騒乱をただ眺めてるだけで存分に面白い。 社会の縮図とかいうよりも、単なる実験場みたいなものかな、 側から見て楽しんでいる観客がいたりして。 なかなかグロシーンやお下劣なシーンもあり、こういうとき自分だったらどうしよう、、、 と考えながら見ると尚のこと面白いです。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-07-20 15:38:43) |
437. SUNNY 強い気持ち・強い愛
《ネタバレ》 懐かしいですねぇ。当時のコギャルが完全再現されていて、彼女達の見た目には違和感なかったです。 当時はTKサウンド、それからアムラーやルーズソックスが流行っていましたねぇ。 でも日本中の女子高生があんなだったというのは流石に言い過ぎだと思います(笑)。 こじんてきにはCHARAの曲のシーン好きでした。 すずちゃんの体当たり演技や小池栄子のキャラクター等で結構笑わせてもらいました。 難点は、当時の子の役と今の役とが別人の人もいれば同じ人もいたりして、 その辺が少々違和感ありましたね。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-07-06 17:26:39) |
438. 宇宙でいちばんあかるい屋根
《ネタバレ》 個人的には結構好きでしたね、この作品。 主役の清原果耶という子は本作が映画初主演なんだそうですが、これがまた凄く良い演技してたなと思うんです。 彼女の魅力がまず本作一の見どころです。それから屋上のちょっとファンタジックな雰囲気とか、 お部屋から街並みから全体としてとても綺麗な画で描かれていて、それもまた彼女の魅力と相まってよかったです。 ストーリーも、じんとくるものがあり、それでいて爽やかなラブストーリーでもあり、好みの世界観でありました。 [DVD(邦画)] 7点(2021-05-19 16:13:06) |
439. ワンダーウーマン 1984
《ネタバレ》 前作とはだいぶ趣の違う作品でしたが、案外良かったかなと思います。 マックスにしろバーバラにしろ、元から悪人だったわけではないんですよね。 それどころか、誰しもが真の願いなるものを持っていて、それが基本的にどれも悪どい。 みんなの願いが叶うとしっちゃかめっちゃかな世界になっちゃう、 何かを得るには何かを失うのよ、という道理が描かれるわけですが、 単なる勧善懲悪よりは、たまにはこういうのもいいなと思います。 ダイアナにとっての失うものは元カレで、意外にもグッときちゃいました。 そんでマックスが最後に息子と抱き合うシーンも、ベタなのにこれまたグッときちゃった。 アクション映画としては物足りない気もしましたが、ストーリーは悪くなかったです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-05-04 17:31:45) |
440. ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!
《ネタバレ》 いや〜、自由さが半端ない作品でしたね。 音楽における歴史上の人物を一人ずつ集めていく展開が個人的に面白かったです。 あと、殺人ロボットがフリーザ様のコスプレにしか見えないんですけど(笑)、 見終わってハッピーな気持ちになれる優しい良作でありましたね。 [DVD(字幕)] 7点(2021-05-04 14:20:11) |