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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2663
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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581.  序の舞
女流画家とその母、二人の女性の生涯が描かれています。女性が当時の画壇で生きる厳しさを、過ちを重ね苦悶する姿が見せつけます。その苦悩が作品を生み出す糧となるところが芸術の奥深さなのでしょう。彼女を支えた、母の端然とした生き方に通ずる居住まい、佇まい、立ち居振る舞いの美しさ、芯の強さ、子供に対する慈愛の念に圧倒され通しで、母親の有り難味というものを痛感させられました。演じた岡田茉莉子は素晴らしいの一語です。予備知識がなく、タイトルの意味は鑑賞後に知りました。原作とモデルの上村松園画伯の作品に触れてみたいです。
[DVD(邦画)] 8点(2006-12-07 01:43:31)(良:1票)
582.  暗黒街のふたり
4,5年前に一度観たきりです。ドロンが最期にギャバンと一瞬視線を交わすシーンが語る更生する事の厳しさ、罪に対する罰の非情さを嫌と言うほど思い知らされますが、まっとうに生きる事はもっと厳しい事ですので、本作の結末は致し方ありません。二度と観たいとは思いませんが、出会えて良かったと言える作品です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-03 02:18:16)(良:1票)
583.  心の旅路 《ネタバレ》 
記憶喪失に運命を翻弄される男女の物語というありがちな物語も、元祖と呼ばれるらしい本作の上質さには感じ入りました。記憶喪失ものの見所である、記憶を喪失した事による悲劇、記憶が甦った事が生み出す悲劇、如何にして記憶が甦るかが、本作は意外な展開で繰り広げられ強引さも感じますが、登場人物が、現実を受け止め恋する人の前では乱れまいとする凛とした人々なので物語にどんどん惹き込まれていきます。これは役者の魅力もありますが演出の妙によるところが大きく、ポーラの嘆き悲しむシーンを一切見せずにチャールズの前に登場させたシーンはとりわけ素晴らしく、このシーンあってこそ観客は彼女が「スミシィ」と呼べるのを今か今かと待ち望み、ラストシーンに心から「ああ、よかったね」と言えるのではないでしょうか。この締めの演出も冴え渡っています。あの場所での彼女のアップは私の忘れじのシーンとなるでしょう。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-14 00:14:38)(良:3票)
584.  散り行く花 《ネタバレ》 
笑いが皆無の暮らし、笑い方を知らないのか、あのような方法で笑顔を作る姿に胸が詰まります。目を覆うばかりの薄倖の彼女が大輪の花を咲かせて輝きました。それはほんの一瞬の事で儚く散ってしまいましたが、散り際に笑顔をみせようとした姿に、人がこの世に生を受けた価値を感じるのです。『死んで花実が咲くものか』自ら若いつぼみを絶たないでいただきたい。花開く時は来るのです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-15 22:11:19)
585.  ヴェニスの商人 《ネタバレ》 
パチーノとアイアンズの共演。自分にとっては夢の共演です。圧倒的な存在感はさすがです。夢のひと時を堪能出来、大満足でした。興奮冷めやらずの状態で、今日の所は取り敢えずここまでで・・・・箱を選ぶ時の思慮深さにうっかり騙されそうですが、自堕落な生活を送るぼんくらバッサーニオの厚かましい願いを聞き入れ、借金を申し込み、常識外れの証文であっても、甘い見通しを根拠に応じたのはアントーニオであり、証文通りの要求をするシャイロックに非は無いのです。ユダヤ人であるというだけで、ゲットーに押し込め、蔑むという慈悲のかけらもない行為をしておきながら、その相手に慈悲を乞うとは何事かと思います。 シャイロックは、鬱積した怨念を晴らそうとしますが、証文の盲点を衝かれた途端、要求を取り下げてしまったのは、刺し違えても言うまでには至らなかったようで自分としては、残念に感じました。財産没収はまだしも、改宗を命じるとは、驕るのも大概にしろと言いたいです。指輪の件もぼんくら振りを心配しての事かも知れませんが、執拗過ぎて不愉快でした。パチーノのぶすぶす燻り続ける怨念が裁判で一気に燃え上がる様子、アイアンズの破滅を覚悟するも、命の炎が細くなって行く事を怯える様子、共に圧巻で絶妙なキャスティングです。原作を読んでいましたが、見ごたえのある作品でした。未読の方は、読む前に鑑賞される事をお薦めします。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-09 19:56:35)
586.  蝉しぐれ 《ネタバレ》 
映画を観て涙した二本目の作品となりました。父が息子にかける別れの言葉、もっと言うべき事があったと後で悔いる息子の涙、歯を食いしばって父を運ぶ息子、坂道を一人で登れぬ時に無言で助けるフク。もう、たまりません。泣けて泣けて仕方なかったです。文四郎が世の理不尽さや非情さにも屈せず背筋を伸ばして生きていったのは、同じ様に生きた父の遺言を守ったのでしょう。子供を育てるという事は、親の生き様を見せる事の様に感じました。フクとの再会と別れは人の世の縁なのでしょうか、切ないです。原作未読で、心して読みます。
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-14 15:11:11)(良:1票)
587.  スカーフェイス 《ネタバレ》 
欲しい物、やりたい事を何一つ我慢せずに出来る暮らしを手に入れるべく、成り上がったモンタナの姿は自分には眩しく映りました。彼の母が予見した通りの転落振りは、野心と度胸だけでは手に入れられない名誉と権力を握れば、自然とお金は付いて来るけれども、お金はあくまでも唯のお金に過ぎない事を感じさせられます。ターゲットの子供を巻き添えに殺す外道に成り切れなかった事が彼の限界だったように思います。ラストの絶望の状況にあっても決して諦めない生への凄まじい執着は、どれだけ大金を積んでも買えない大切な人々を全て失っても、尚、お金が欲しかったのか、それとも負けたくないという思いからだったのか、潔さとは対極の姿で彼らしい最期でした。全編に亘ってこの上ない下品さでギラギラするパチーノの姿が目に焼き付いて離れない作品です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-01 01:47:55)
588.  蝿男の恐怖 《ネタバレ》 
蝿男が何千万の蝿を率いて街を占拠する、蝿男が未知の病原菌を街にばらまく、ような恐怖を想像して、つい借りてしまいましたが、蝿男が恐怖ではなく、蝿男になってしまった事が恐怖の『悲しみの蝿男』というタイトルがぴったりの物語でした。登場人物全員が善意の人々からなる見事な脚本で、科学者として抑えきれない好奇心が生み出す悲劇が科学の進歩と隣り合わせの危険な落とし穴を感じさせ、妻を愛しているという人間としての意識がある内にという思いから彼がとった行為には胸が詰まるものがあります。左手だけ見せて頭の黒い布がここが最高というタイミングで取れて変わり果てた姿があらわになる恐怖の演出にも唸らされます。自分の予想を良い意味で裏切られた印象に残る作品でした。
8点(2005-02-13 15:51:01)(良:2票)
589.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
指定席料金を払って(北野劇場の二階席でした。)鑑賞した唯一の作品で、出費に見合う面白さで満足して帰った事を覚えている、自分の思い出の一本です。ラストの手に汗握るハラハラ、ドキドキ感は最高で、エンディングの爽快感も素晴らしいです。
8点(2005-02-06 21:02:01)
590.  逃亡者(1993)
無実の罪を何としても晴らす執念と、逃亡した死刑囚を何としても逮捕する執念を二人から強烈に感じました。この二人が遭遇し間一髪のところでキンブルが逃れる意地と意地のぶつかり合いは迫力満点でした。逃亡劇は追手のキャラクターが優れている事が大切であるように感じる作品です。
8点(2005-02-06 20:30:20)
591.  戦場のピアニスト
「生きて歴史の証人となる」事は値打ちのある事だと感じます。ナチスの所業とドイツ国防軍の存在。ポランスキーがその時代に見聞きしたことなのでしょう。シュピルマンが万感の想いで演奏したように、ポランスキーも万感の想いで作り上げたのでしょう。忘れられない作品です。
8点(2005-01-31 18:09:16)
592.  誘拐(1997) 《ネタバレ》 
今も印象に残っている作品です。大掛かりなロケには辟易しましたが、謎解きの部分から俄然惹き込まれました。津波の覚悟を抱いての所業もさることながら、津波に協力する人々の、彼の後姿に向ける自分達の思いを託した祈る様な眼差しに、罪を犯させた者達への怒りがこみ上げてきます。復讐はしても命まではとらなくていいよ、罪を犯したのだから罰を受けなさいよ、と愛した家族が夢に出てきて言ったのでしょうか。一人また一人と自首する様子は、今思い出しても胸に迫るものがあります。新米刑事の葛藤する様子に厚みを感じられなかったのが少し残念ですが、素晴らしい作品です。
8点(2005-01-26 01:06:26)
593.  アガサ/愛の失踪事件
自分が観た映画の中のキスシーンでこの作品が一番です。美しさ、切なさが学生だった自分にもおぼろげながら感じられ、大人の恋、一期一会の恋に憧れた事を今でも鮮明に記憶しています。自分がこの年齢になってどの様な事を感じるのか、現在、最も見直してみたい作品です。
8点(2005-01-15 16:32:03)
594.  肉体と悪魔
台詞のない作品と言う事であまり期待はしていませんでしたが、素晴らしい作品でびっくりしています。心底ウルリッヒの事を大切に思いながらも、フェリシタスの美しい魅力に抗し切れず、もがき苦しむレオ。そんなレオの思いをとことん弄ぶフェリシタス。レオがフェリシタスを葬ろうとした際の感情の爆発の凄まじさ、フェリシタスがウルリッヒに助けを求めて(自分の想像ですが)あげる叫び声、画面から聞こえてくるようでした。彼女の本質を見抜いていた神父さんの台詞がこの作品のテーマなのでしょうね。最後まで観るのに力が入り通しの作品でした。
8点(2004-12-30 00:52:04)
595.  黄金(1948) 《ネタバレ》 
ハワード爺さんは酸いも甘いも知り尽くしているのでしょう。器の大きさが違います。ラストの高笑いは「降り出しに戻っても、生きていればいいんだよ」と言っているように感じます。茫然自失のカーティンがつられて笑い出したのには思わず頷いてしまいました。ハワードのように年を重ねた、上司、先輩、師匠が居てくれれば心強い事この上なしです。大金の誘惑に狂ってしまったドブスはハワードに言わせると正直者だからそうなったという事ですが、自分は大金に変わってしまう人間と大金にも変わらない人間の違いは人に対する優しさがある、なしの違いに思います。手に汗握る展開、三人の名演技。見応えのある作品でした。
8点(2004-12-05 12:45:59)
596.  スピード(1994) 《ネタバレ》 
バスはこの状況から如何にして脱するのか。もうハラハラ、ドキドキし通しで、飛行場での大爆発には心底スカッとしたものでした。緊迫感を後押ししてくれた音楽も記憶に残っています。その後の展開は大爆発の余韻のように感じました。悪役好きの自分にとってデニス・ホッパー演ずる偏執狂的ないやらしさに満ち溢れる犯人は、これぞ悪役といえる印象深さでした。あの対決とあの散り方はこの犯人には相応しくないように思いました。
8点(2004-10-31 00:34:43)
597.  穴(1960) 《ネタバレ》 
無実の罪でなく、刑務所内で虐待された訳でもなく、犯した罪を償う責任を果たす事から逃れたいという身勝手な理由で練られた脱獄計画。最初は、あの手この手で知恵を絞って成功にこぎ着けようとするも結局は失敗、その原因は何か?の興味津々で観ていました。五人の知恵とチームワーク、特に砂時計を作る件には唸らされましたし、頭だけでなく力ずくでひたすらに穴をあけ続ける姿に成功させるという強い意志を感じました。あの異常な程の音は彼らの意志を表していました。ガスパールの描かれ方が絶妙で、裏切る、裏切らない、どちらにもとれて、もしかしたら成功するのではと次第に手に汗握って観ていました。鏡に映った光景は思わずアッと口走ってしまった強烈さでした。裏切り行為は情けないといえばそうですが、ガスパールと寝起きを共にしながら察知できなかった己の不明さを棚に上げて、目くそが鼻くそを笑うように感じました。署長もそう思っているのではないでしょうか、彼らより何枚も上手だったようで、やはり最後の一歩を踏むことは難しいようでしたね。
8点(2004-10-20 20:55:26)
598.  ブラック・レイン
当時の通勤途中で見かけたあの場所、この場所。スクリーンの中では妖しい魅力に溢れる光景で誇らしく思ったものでした。悪役好きの自分にとって松田優作の狂気に満ちた演技も日本男優ここにあり、と誇らしく思います。ラストシーンの百貨店の包装紙と健さんの表情は忘れられません。自分の思い出の作品です。
8点(2004-10-14 00:11:21)
599.  サンセット大通り
初めて観ました。ノーマの老いを受け入れられない姿は強烈な印象ですが、自分にはマックスの存在が圧倒的でした。ノーマに仕える姿は執事としての忠実さを超えたものを感じましたが、最初のご亭主だったとは・・・自分の想像をはるかに超えるものでした。無償の愛というのでしょうか。ラストシーンの、マックスの別れを覚悟したような眼差しは胸が痛くなり、最後の晴れ姿を見届けてあげるから悔いなく精一杯演じよ、という思いがこめられたような「アクション」 この一言には胸が一杯になりました。心に残る作品です。
8点(2004-10-07 08:31:19)
600.  イザベル・アジャーニの惑い
男にぶらさがる女、見返りを求める女。そんな女にウンザリしながらも哀れみから情けをかける男。こんな関係はどちらかが覚悟を決めてスパッと思いを断ち切らないと、長引けば長引く程お互いが傷つき不幸になるだけですね。この作品では女にそれを求めるのは無理なので、男がするべきでしたね。イザベル・アジャーニはこういう役どころを演じたら天下一品です。
8点(2004-10-05 22:34:11)(良:1票)
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