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アラジン2014さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 678
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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61.  キック・オーバー
メルギブ復活後、話題になった割にコケた映画ですね。本作もそうですが「復讐捜査線」などもかなりきちんと作られた作品ですが復活後はどうにもパッとしません。私はメルギブ世代なのでリーサル・ウエポンやブレイブ・ハートなども大好きですが、今作は見たつもりで今まで見ていなかったという体たらく具合です。 パッとしない理由としては、メルギブお得意の不遇な運命の後にアクション大爆発的な演出がないせいでしょうか?まあ年齢的にも爆発的なアクションは辛いと思いますし、、ある意味仕方がないところでしょうか。  今作はなかなかよく作りこまれていて100分の短い尺に上手に収めてあります。少し出来すぎ&軽すぎ感はありますが、母親ネタ、臓器ネタ、大金ネタ、裏切りネタ、刑務所トラブル、ガンアクション等々、全て過不足なく描かれています。「見たら忘れる系」よりは大分マシな「何年か経っても何となく覚えている系」の、サクッと観られるアクション作品。難しいことを考えずに手堅くアクション映画を楽しみたい方には王道の作品ですよ!
[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-03 15:43:01)
62.  リベンジ・マッチ
娯楽作品としてかなり楽しめました!ロッキーとレイジング・ブルのセルフパロディになっていますが、過去の偉作を知らない人でも十分に楽しめる作りになっていました。もちろん知っていればより楽しめますが、アーキン、キム・ベイシンガー、アンソニー・アンダーソンら脇も超豪華で見ていて絵になるシーンばかりでした。  ストーリーの流れもありきたりな割りに陳腐にならず、デニーロ&スタローンがそれぞれに自分のカラーをよく理解しているので見ていて嫌味がありません。ラストのオチのつけ方も絶妙なバランスで、主演二人を貶めない上手な流れは清々しくとても素晴らしかったです。エンドロールの途中にビッグなオマケが付いているのも一流出演陣のなせる業でしょうか。監督のピーター・シーガルは今まで知りませんでしたが、とてもスッキリと分かり易い映画が撮れる素晴らしい監督さんですね。(ただし名作としての重厚感はなく、あくまでコメディ&娯楽作品としての評価です)
[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-03 14:22:08)
63.  ウインド・リバー
なかなか恐ろしい映画でした。先住民や未開の地に限らず「自分の身は自分で守れ」という教訓のようなものを感じました。日本ではこのようなリスクは少ないと思いますが、これからのグローバル時代「世界の常識」として学ぶべき問題だと感じました。  この手の映画を見ていつも感じますが、若い女性はそれだけでかなりリスクが高いということ。大昔から戦時中などでもよく起きていた問題だと思いますが、このような状況に陥った時、男は自分の彼女を守ることができるのだろうか? 煽り運転の問題も同じで、武器を持つことが許されていない日本では今後どのように身を守るべきなのか大いに考えさせられる映画でした。少し全体のトーンが暗めの作品でしたが、社会性とエンタメ性のバランスが良くなかなか奥深い作品でした。(ラストも一応の正義が下されますし)  余談ですが、迷彩服の重要性は理解していますが、雪の地で白い迷彩服って大げさじゃない?と思っていましたが、終盤の狙撃時にコリー・ランバート(ジェレミー・レナ―)がどこにいるのか一瞬判りません。その一瞬の判断遅れで人生が終わるのですねw そのシーンをよく確認してみたら雪の上に白い服を着て普通に立っているんですよね彼って。。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-03 14:17:35)(良:1票)
64.  ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ 《ネタバレ》 
話題になったボーダーラインの続編です。今作はエンタメに舵を切っていて最初から「映画」してます。前作でも子供や若者が犠牲になるような傾向がありましたが、今作はより子供に焦点が当たっています。結局のところ、、卑怯な犯罪の餌食になるのはいつも弱者であるということ。標的の令嬢というだけで不運ですが、スポーツではないので相手の弱点を突くのが必勝手段であり常套手段であるのは紛れもない事実です。非常に厳しい現実ではありますが、これはもういかんともしがたい問題ですね。(ただし、一応の配慮からか娘の性格に難アリ的な描写はあります)  今回は特にアメリカCIAの恐ろしい一面が強調されています。映画ですから事実と異なる点は多いと思いますが、それでもまんざら嘘ばかりではないハズです。まあそれだけ極悪非道な敵を相手にしているということでしょうが、現実にも似たようなことが起きていると考えたら恐ろしいですね。国防のトップが回りくどくタブーな指示を出したり、終盤には若者を乗せた二台のバンをヘリで止め、有無を言わさず射殺するシーンなどは衝撃的です。(射殺されるだけの原因はありましたけども)  少し文句を書きますがデル・トロには死んでいて欲しかった件と、あと、ラストの展開にはガッカリでしたw その二点が無ければデル・トロ最高の映画でしたので非常に残念でした。三作目を見るかどうかは世間の評判を見て、慎重に検討します(笑)
[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-03 14:10:33)
65.  アリー/スター誕生 《ネタバレ》 
ストーリー的には大物アーティストに認められてトントン拍子にのし上がるサクセスストーリーが気持ち良い映画です。歌声という意味ではガガ様の配役は大正解ですが、役者という意味ではガガ様はガガ様にしか見えない点がちょっと残念でした。でも彼女の演技がとても自然で上手だったのには驚きました。全体的に話のバランスもよく、概ね完成度の高い仕上りだったと思います。  バラ色の人生を歌っておいてバラ色のラストにならなかった点は物悲しくも素敵です。ジャクソン・メイン(ブラッドリー)が酒とドラッグによってあのようなラストになる訳ですが、酒とドラッグで破滅する人間に不慣れな日本人にとっては少々わかり難いラストだったかもしれません。また、兄との確執もちょっと中途半端でわかり難いモノになっていたように感じます。最終的に献身的なアリー(ガガ様)が可愛そうだね程度にしか感じられなかったラストが本当に惜しいです。  音楽的に素人のブラッドリーが大物アーティストを演じ、音楽的に大物であるガガ様が素人役を演じている点も非常に面白いです。また映画内楽曲のほとんどを彼らが書き下ろしたそうで、サントラもなかなか完成度が高いものばかりです。特に「シャロウ( Shallow)」などは正しく名曲でしょう。総評としては、まあまあ素敵な映画でしたが何となく粗も目立つ微妙な作品でした。(ブラッドリー&ガガの多彩な才能には拍手ですが)
[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-03 13:20:21)
66.  食べて、祈って、恋をして
エリザベス=リズ(ジュリア・ロバーツ)、フェリペ(ハビエル・バルデム)という、超大物を二人も使ってやりたかった作品なのこれ?といった印象の映画です。調べてみるとライアン・マーフィという監督もあまり有名ではないようですし、とにかくよく判らない謎企画といった印象しか残らない映画でした。(というか、アラサーやアラフォーの疲れた独身女性をターゲットにした観光ムービー&ライトな恋愛モノとしては完成しているのかな?)  序盤の台詞でも述べられていますが、女子大生が卒業旅行でやるレベルの自分探しをアラフォー女がやってみた的な映画です。しかもその結末が女子大生レベルの成果しか得られず、しかしそれでも主人公(リズ)は非常に満足している様子なのが痛々しい。  他の方も書かれてらっしゃいますが、私もこんなお気軽な旅をしてみたいものです。正直、旅番組や旅系クイズ番組でも見たほうがよっぽど教養がありそうな作品でした。美しい風景に免じてこの点数ですが、あまり面白い映画ではありませんでした。
[地上波(吹替)] 3点(2022-05-02 13:43:56)
67.  ビューティフル・デイ 《ネタバレ》 
【若干のネタバレあります】 先日見た「マシニスト」は私の評価とは裏腹に世間の評価が結構低く、そして本作は私の評価とは裏腹に世間の評価が結構高かったりして・・ 価値観ってやっぱり判らないもんだなあと痛感します。  攻め気味の音楽や脚本はある程度評価できるものの、攻めすぎているような部分もあって凡人の私には意味が判らないところが沢山ありました。残虐でやり過ぎると評判の主人公ジョー(ホアキン)でしたが、ハンマーだけで売春斡旋組織や知事の邸宅に乗り込むのはちょっと無理があるのでは?と感じてしまいました。そもそも女の子のお父さんは何故投身自殺を図ったのか?知事の圧力?知事がロリコンなのはまあ理解できますが、そこらへんにある三流のアクション映画のように急にヒットマンが送り込まれてくるとか、リアリティが無さすぎて話がよく見えてきませんでした。(知事とマフィアがズブズブな関係なのが前提?)  ラストで女の子が発する「It's a beautiful day」も、あまりにも達観しすぎているというか大人びているというか・・ むしろこの女の子の映画が見たかったよね。というのが私の最終的な感想だったりします。よく考えたらタクシー・ドライバーも私の人生におけるワースト5に入っていますし、自分にはちょっと合わない、難しい映画でした。(皆さんおっしゃるように湖のシーンやお母さんとのシーンなどは素敵でしたが)
[インターネット(字幕)] 3点(2022-04-25 17:42:04)
68.  メッセージ 《ネタバレ》 
なんか地味で退屈する映画でした。絵的にもちょっと暗すぎます。言いたいことは何となく理解できるものの、明らかにおかしな点が多すぎてシラケるほうが先でした。大きな矛盾がある以上、物語の理解以前の問題だったような気がします。未来の記憶から自分自身が出版した本をカンニングする件、シャン上将の電話の件(奥さんネタ)とか、もうほとんどジョークなのかと思いました。100歩譲って未来を思い出す(フラッシュフォワード)がアリだったとしても、それを活用しよう(これから起こる結果を変えよう)と考える人が出てくることは必然で、そうなると結局はもうパラドックスしかありません。  宇宙人モノで毎度思いますが、タコみたいな生物が人間より高等技術を使っているとかありえないと思ってしまいます。触手しかなくて唸るくらいしか声帯が発達していないような生物が、いったいどうやって文字を開発し乗り物を作っているのか?全く理解に苦しみます。そもそもなぜ猿(こちら側)が文字を解読しないといけないのか?高等技術を持っている側(宇宙のタコ)がもっと簡単に意思疎通できる仕組みを提供すべきだったし、そのほうが自然です。  ヘプタポッド語が広まってもなお、未来の旦那は自分自身の未来が見えていないようなので、全員が未来が見える訳ではないようです。色んな意味でちょっとご都合主義が目に付く映画でした。ハードSFが大好きなので宇宙船内の重力やその他描写なども素敵でしたが、根本的に私には合いませんでした。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-04-24 14:19:22)
69.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
【ネタバレ有ります】 悪くないが・・ うーむ。。といった印象。正当続編としてもリメイク(じゃないけど)だったとしても最新映像&最新技術&匠のカメラワーク(美術)で世界観は現在考えうる最高のブレードランナーに仕上がっていると思います。この点は満点ですが、しかし。重厚で伝統的な雰囲気の割にはストーリーがありきたりすぎるというか、悪意を持って書けば定番の自分探しの旅なので少々軽い感じもしました。そもそも「レプリカント」って結局は生体系とか細胞クローン系とかなの?骨やら子供やら出てくる割に細胞レベルで刻印があったり、傷を接着していたりしてイマイチよく理解しきれていない部分が多いです。私しゃてっきりロボットモノだとばかり思っていましたよ。  ダメ押しはHフォードの肉弾戦。だめでしょコレ(笑) 俺は80歳の爺さんのパンチが見たいわけじゃない。柱の影から出てきてそのままバーで語らうのじゃダメなんですか?ラストもそう、「娘に会いに行け」これだけで十分です。この監督、思わせぶりな「振り」は上手いんですが、なんだか中身がない方向へ引っ張るというか、色々蛇足感もあって無駄にテンポを落としてるような気がします。思い返せば「メッセージ」も「ボーダーライン」も同じでした。なんだか凄い映画を見たような気になるけど、実は中身がスカスカで結局大切な部分はあまり表現されていないような印象です。  何度も見れば評価が変わる可能性は秘めています。しかしそう何度も見たくなるかなぁ・・ 最新映像のブレードランナーなので非常に楽しみにしていましたが、正直なところ少し残念でした。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-04-23 17:34:13)(良:1票)
70.  ワイルド・スピード/ICE BREAK
正直このシリーズはあまり好きではありませんが、今まで全て見ているので今回も惰性で見ることにしました。まあ大方の予想通りありえない方向でしたが、今回は比較的コンパクトに分かり易くまとまっていたように思いました。  GTAオンラインのほうがマネしているのか、それともワイスピのほうがマネしているのか・・ まあ別にどちらでも構いませんがGTAOとそっくりな流れです。もうここまできたら車とかどうでも良くて(笑)、空を飛んでミサイルが発射できるデラックソとか出してくれたほうがもっと笑えて良かったかもです。。ただし一つ、高く評価したいのはNYCでのゾンビカー。こちらもありえないくらい笑っちゃう流れですが、今まで見たことがない映像でなかなか壮観で良かったです。  脳筋犯罪者の映画なので、変に理屈とか哲学とか入れずバカ映画に徹して欲しいものです。バカ映画の定番として今後もこの路線で続けてください。(初期の頃はビンテージカーなど一定の見どころもありましたが、今は車とかどうでも良くなってて微妙です。あと、ミアに会えないのがちょっと寂しいかな・・)
[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-22 18:29:05)
71.  ハクソー・リッジ 《ネタバレ》 
良心的兵役拒否者のことは聞いたことがありましたが、具体的にどんなものなのかは今回初めて知るに至りました。言ってることは至極真っ当なのですが、聞いているほう(軍隊の仲間)からすると「俺たち全員のことを真顔でバカにしているのか?全否定か?」そんなレベルです。そういった意味ではリアリティに欠けていて「a true story」と前書きが無かったら真面目に見ることができなかったかもしれません。(真実とはこういうものなのでしょうが、軍隊内部で「戦争したくありませんでありますっ!(ビシ)」は、頭湧いてんのかコイツ?としか思えませんでした・・)  そもそも実際問題、主人公のような人物は一定数存在するものと思われますが、ほとんどの場合が戦争弱者のごとく早い段階で死亡してしまっているように感じます。バッターボックスにバットを持たずに立つようなもので、ほとんどの場合が秒殺で終わるものと思われます。今回のデズモンドに関してはたまたまラッキーだっただけですよね。  全体のプロットは手堅くまとまっていましたが、映画としては見た後に高得点が出にくい感じを受けました。全体が駆け足過ぎてご都合主義な感じに見えてしまったのかもしれません。ただ細かな部分は非常によく表現されていて、子供時代から偉業を成すまでの半生を2時間で過不足なく描いています。これは本当に上手いと思いました。やはりメル・ギブソンは監督に向いています。もちろん役者としても一流でしたが監督をやらせると格別です。古典的になりすぎず、かつ先鋭的なこともやり過ぎない。映画制作のことがよく判ってるなぁと感心します。メルギブには監督分野でもう少し活躍していただきたいです。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-04-22 17:11:15)
72.  バイオハザード: ザ・ファイナル
やっとラスト。ついに完結。そういう意味で楽勝で5点は献上できます。ストーリー的にはとても分かり易く、今までの伏線も一応回収してくれましたので総合的には良かったと思います。ただしアクションシーン全般にCG・編集・カメラワークが最悪で、戦闘シーンでは何をやっているのか訳が判らない&目が疲れました。個人的には派手なシーンやアクションより、映画としてきちんと内容メインで落ち着いて作って欲しかったと思います。  ローラさんは非常に美しく映っていましたね!でも無意味な役柄でしたので、、なぜ彼女がキャスティングされたのか謎でした。きっと日本の観客を増やすためなんでしょうねぇ。。いろいろ文句は書きましたがビッグタイトルの完結編としてはとても満足できるものでした。Very Good!(映画的には4点ですが、ラストだし綺麗にまとまっていたという意味でも少しオマケしてこの点数です)
[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-22 16:38:32)
73.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
ただのネタ映画と思いきや予想外に楽しめました。が、ストーリーがド定番の子供向けだったのにはちと残念。面白い要素が多かったのでもう少し先鋭的な監督が製作など要の部分で参加してくれていたほうが、より面白くなったような気がします。  シャイニングのシーンに入り込むのはなかなか面白かったのですが、映画を見てない人にはちっとも面白くないでしょうね。。そしてラストでソレント(ベン・メンデルソーン)が扉開けた際に速攻で撃たなかったのが全く解せません。人生とキャリアをかけて主人公を追った男がラストで躊躇するかね?こういうところがスピルバーグの泣き所だと思いました。(あそこで撃って、主人公の周りの人たちが意思を継いで運営してゆく形もあったと思います)  個人的ですが、、(X1スーツ欲しいぞオイ) もとい、オタクで実生活もパッとしない主人公がオンラインゲームで好みの女性に出会ってゲーム生活が輝く設定にはワクワクしましたが、途中早めからリアルにシフトしてしまって、結局その出会った彼女もリアルに綺麗な訳で、ラストはリア充よろしく、全てを手に入れてしまった主人公には超絶にガッカリしました。(チッ)  何度も見たいとは思いませんが、まさにCGを最大限に生かした良作。陳腐な続編がないことを祈るばかりです。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-22 16:35:29)
74.  ライト/オフ 《ネタバレ》 
最近ありがちのネタ映画かと思っていたら結構しっかり作ってあって楽しめました。(ツンデレのお姉ちゃん可愛いぞオイ) しかしながら途中からダイアナの設定にブレが目立つのが少し気になります。ブラックライトなら見えるとか、明るい場所にもチラホラ現れてみたり、挙句には懐中電灯で火傷させることができたりとか・・ その他、訓練を積んだ警官コンビが瞬殺されて、か弱いお姉ちゃん&小学生コンビが生き残るのもご都合主義ですが、まあこれはこれでダイアナさんの忖度が働いたと推測できます。しかしブレッドさん、あんたはダメだ。ホラー映画定番の流れでは彼も目を繰りぬかれてお亡くなりになるべきだったはずが、ラストでまさかの綺麗なお姉さんとイケメンブレッド(ついでに弟)のワンカットには違和感でした。(ここは綺麗なお姉さんと腹違いの弟だけだろ)  粗やご都合主義感もあり「見たらすぐ忘れる系」の映画の域を超えませんが、全体的にはとても綺麗にまとまっていて見やすい映画です。まとまり具合で比べると「エスター」「ドントブリーズ」「ゲットアウト」などよりよくできていたように思います。せっかくの上々の仕上がりですから、寒い続編ができないことを祈るばかりです。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-22 16:33:49)
75.  レヴェナント 蘇えりし者
監督がイニャリトゥという時点で予想はしていましたが冒頭10分がピークで、後はひたすら地味で退屈な映画でした。いや、悪くはないのですが重たくて見ていてちっとも楽しくなりません。もちろん、雄大な自然と重厚でリアルなサバイバルを堪能する映画なのでしょうが、それにしても主人公が無敵過ぎてシラケるレベルだったこと、仮に敵のフィッツジェラルド(トム・ハーディ)と主人公プリオ氏が50/50の出演時間だったら、敵役のトム・ハーディのほうが魅力的に写っていたことなど、いろいろと残念?な感じでした。言っちゃ悪いですがフィッツジェラルドの逃走劇のほうが娯楽映画としてはもっと楽しめたような気がします。。  プリオ氏念願のオスカーはファンとしては嬉しいことですが、どう考えてもこの映画のプリオ氏は普段の彼ではありません。「よく頑張りました賞」にしか見えないのできっとご本人も微妙な心境なんじゃないかと心配してしまいます(笑) 個人的にはギャツビーで取って欲しかったです。あと、何気にアンドリュー・ヘンリー役(ドーナル・グリーソン)に注目したいですね。彼はSWシリーズやエクス・マキナ、今作でも非常に印象的な役柄で出演し、それぞれに独特のカラーをもって人物を演じています。目立たないながらとても芸達者な役者さんで今後が楽しみです。  とにかく、グロいし寒いし長いしと三重苦のようなプリオPV映画でした。時計が気になった時点でダメですが、、プリオ氏の鬼気迫る演技に免じてこの点数です。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-04-22 16:22:17)
76.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 
評判が良かったので試してみましたが私にはイマイチでした。お話自体はベタで分かりやすいものでしたが、とにかく、人外との恋愛感情が湧かない(共感できない)のが一番の問題です。これはもうどうやってもいかんともしがたい問題です。  障害者という部分をあまり強調していない点は良かったです。イライザの孤独(寂しさ)や劣等感みたいなものは、普通の一般人でしたら皆さん少なからず持ち合わせている感情です。ジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)も同じような孤独を感じていたはずで、彼ら二人はそんなに違っていません。 ただ、その隙間を埋めるものが ”アレ” だっただけということですが、私からしたら ”アレ” じゃなくて街角の犬や猫、もしくは異国の地から迷い込んできた言葉の通じない子供などのほうがよっぽど共感しやすかったです(映画的にはボツですがね)  ラストに関しては非常に良かったです。これをどうやって解釈するかによって評価が変わりそうです。昔ながらの人魚姫を連想すれば、実は足を得て声を失った人魚姫だったとも考えられるし、死んでしまった後の理想としてジャイルズの創作だったとも考えることができます。(オープニングで語られる「愛と喪失の物語」という言葉が伏線になっていて、声を失った人魚姫のことかイライザを失ったジャイルズのことかはぼかされていますが)  2017年はちょっと全体的に暗い映画が多かったので、その中で目を引いてしまったのかもしれませんが、これで作品賞・監督賞その他受賞というのはちょっと微妙な気もしました。(まあ昔からアカデミー賞って、なんで?みたいな作品が受賞することが多いですが・・) この監督独特のジメジメした世界観は結構好きですし、ハマる人にはドハマりなのかも、、という感じですね。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-22 16:12:10)
77.  ジェーン・ドウの解剖
YouTubeの#2アイチャンネルで紹介されていて知りました。端的に書くとホラーとミステリーの要素がバランスよく、雰囲気映画としても非常に素晴らしい作品でした。オープニングの女性捜査官の言葉がラストに合致する部分やラジオ&歌も効果的に使われていてGoodです。結局よく判ったようなよく判らないようなラストもハナマルに感じました。  ただし、一発芸的な映画ではないものの、ネタが割れてしまうと何度も繰り返して見たいと思わせない軽さが残念でした。ジェーンドゥさんの顔や裸体は綺麗で何度でも見たい雰囲気はありますが、映画自体は何度も見て深く探求するようなタイプのものではないと思います。結局何だったの?という素朴な疑問も残りますが、そこで留めたことがこの映画をB級に貶めていない所以と思われます。怖い&グロに耐性ある方はぜひ一度お試しください!
[インターネット(字幕)] 7点(2022-04-22 15:08:30)
78.  ハードコア(2015)
2ちゃん用語でいえば「中二病全開」(完全に二流のゲーム的)ではありましたが、これを実写でやってしまったのがかなり斬新で衝撃的でした。どうやって撮影したんだろ?というシーンも多いですし、主人公の人はなかなか大変だったと思います。  一人称視点ならではの爽快感を感じるシーンも結構入っていますが、それと同時にグロシーン(ちょっとエロ)も多いので爽快感がスポイルされちゃった感があります。ストーリーの途中でチョイチョイどっかのゲームから拝借したような ”見たことある感” や ”ちょっとこれB級でしょ?感” も多めで、苦笑いすることもしばしば。 結局最後まで主人公の全体像(三人称視点)がなかったのは潔くてイイです。名作でも良作でもない(一発芸的映画)と思いますが、ゲームが好きな人でしたら見て損のない映画だったと思います!(ゲーム嫌いな人にはほぼほぼ響かない映画でしょうねコレ・・)
[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-22 15:05:45)
79.  TIME/タイム 《ネタバレ》 
久しぶりに思い立って再見しましたが、再評価には至りませんでした。元々の発想は素晴らしいのに、至って平凡な描写と地味なストーリーが続く残念な感じの映画です。結局最後まで予想した通りのストーリーしか見せてくれませんでした。  「Time is money!!!これ映画にしたら凄くない!?」というひらめきだけで作ってしまったのでしょう。。思わせぶりなキーワードがたくさん出てくるのにほとんどが未消化だったのも、脚本の計画性のなさを感じます。結局お父さんは何だったのか?取締局の人はなぜ極貧で富裕層に仕えていたのか?主人公たちはどこへ逃げようとしていたのか?なぜポーカーがやたら強かったのかetc?? 不謹慎で申し訳ないですが、お母さんがお亡くなりになるシーンなんて悲しい音楽が流れていますが「ここ笑うところか?」と思ってしまう仕上がりでした。。(普通に強盗に襲われるだけで良くない?しかもママロスを逆恨みして富裕層ゾーンへカチコミに行っちゃう神経も怖いデス)  主人公がやっていることは結局、最底辺の犯罪者的理念でしかありませんし、劇中に出てくるセリフのように「娘はアイツにそそのかされただけなんです!」まさにコレ。そのうちミスって野垂れ死にするだけの未来しか見えませんでした。素晴らしい着眼点・ハイセンスな映像センス(既視感ありあり)・ボレル(ジョニー・ガレッキ=ビッグバンセオリーの人)に免じてこの点数で。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-22 15:04:38)
80.  トゥームレイダー ファースト・ミッション
エクスマキナのアリシアは超絶に可愛いと思ったのに、リリーのすべて、ボーン、今作ではただただボーイッシュ&声もアレで少し残念な感じの彼女です。まあ元々ハスキーボイスですし、実は男っぽいのが本来の彼女の性格で、観客が勝手に少女趣味に寄せているだけなのかもしれません。 最新ゲームソフトと比較した場合はアリシア版も非常に完成度が高いという意見が見られますが、改めて実写繋がりで比較した場合はアンジー版が圧勝でしょう。アンジーのララはあまりにもリアルだった。そもそもトゥームレイダーが一世を風靡したのはPS1時代のことで(私も1~5まではクリア済み)、個人的にはPS2以降のトゥームはチョット別物という印象があります。やはり映画化するなら5まで初期モノを正当派生させたほうがファンも嬉しいハズです。  今作のストーリーですが、完全にご都合主義に走っていて観客をバカにしたかのようなレベルです。ぶっちゃけ、この程度の謎解き&アクションを見せられるくらいなら、既にパパさんが発掘し尽くして終わった遺跡をただ辿ってパパさんの消息を探るだけのほうが重厚で良かったような気がします。あと全体的に無駄なシーンも多く、最初の自転車のシーン、レストランの厨房男子の恋愛風味付け、大富豪なのにわざわざ形見のペンダントを質に入れる等々、終盤の奴隷解放も大して生かされず、全体的に必要あったのか?というシーンが多いのがイタイです。  個々のシーンはそれなりのレベルで作られているのですが、あまりにもソツなく綺麗に(ご都合主義的に)まとまり過ぎていて後味も何もありません。見終わった後の感想としてはただただ「ふーん すっごーい」という軽い印象です。全体的にそれなりのレベルには達していますが、トゥームである点と、この映画がアクションアドベンチャーである点を考慮するとこの点数にせざるを得ないデス。
[インターネット(字幕)] 2点(2022-04-22 13:50:48)
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