81. シザーハンズ
人も傷つけやすく自分も傷つきやすい純真な若者の心。シザーハンズはその象徴だったのでしょう。若く美しいキムへの思い、近寄りたいけど近寄れないやりきれない切なさ。エドワードのような気持ちは、はさみの手を持っていなくても10代の若者には誰にでもあるのだと思います。かくれた名作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-12 21:52:06)(良:2票) |
82. ラブストーリー
《ネタバレ》 キャンディーズのスーちゃん&ケンコスギにそっくりさんのラブストーリー。どこか懐かしいもどかしい展開、しかしラストにはやられました。「けっして偶然ではないんだ。」ぽっろときてしまいました。DNAが覚えていたのでしょうか?。よかった。 7点(2005-01-15 19:21:04) |
83. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
津波で転覆の豪華船。信じるものは救われる牧師さんと6人+若干名の信者たちの脱出劇。人物の描写が細やかでなるほどいい映画です。しかし映像はタイタニックと比べるといかにも古い。比べておいてなんですが、この映画は海洋閉所パニック脱出映画で、タイタニックとはまるで異質の映画です。タイタニックでは脱出できたかどうかは本当はどうでもよかったのです。ポセイドンになくてタイタニックにあるのは“死をも厭わない真実の愛の力”、ポセイドンにあるのは“信念と信仰の力”。<余談:この映画を観た日の翌日、インド洋の大津波のニュースをみて青くなりました。他人事ではない...> 7点(2005-01-01 14:22:33) |
84. クレオパトラ(1963)
世界征服をもくろむローマ帝国、アレキサンダー大王の威光から時が経ち斜陽のエジプト。こんな時代に翻弄され翻弄する世紀の美女クレオパトラ。壮大な古代絵巻を見れて時代の生き証人になれた気分です。アクチウムの海戦での敗戦は無念でしたが、(ご丁寧に名札がついていた)おもちゃの船には笑いました。エリザベス・テイラーといえばクレオパトラ。よかった。 7点(2004-12-24 18:09:37) |
85. レッド・サン
ブロンソンは渋いヤンキーで、アラン・ドロンは軽いフレンチ?アメリカン野郎。三船に真のサムライ魂を感じます。日、米、仏の名優を揃えて、3人の全く違ったキャラクターが見事な味を醸し出している異色の西部劇です。 7点(2004-12-24 17:57:46) |
86. イージー・ライダー
自由?を謳歌する若者、進歩的でもあり退廃的である70年代。このころは、誰にも人生のオチが見えてない、貧しくはないけど何かがハングリーでサースティー、縛られたくない自由を求め、だから精一杯生きていた、そんなメッセージが込められている気がします。この映画には当時のアンチなものすべてがあり、よくも悪くも現代への踏み台だったんだなーと思います。この映画、オートバイのエンジン、人間、すべてがアナログです。 7点(2004-12-24 17:56:03) |
87. 裏窓(1954)
古い映画だけど、どきどきはらはら。良作です。しかしプライバシーもへったくれもない、中庭の窓、窓、窓。どうして開けっ放しなの?そして望遠カメラや双眼鏡でのぞき見、いいんでしょうか?。これも犯罪ですよね。今ならプライバシー侵害で逮捕されるのはどっちノ?心配になりました。TVが普及してない時代、こんな面白い映画が見れたら幸せです。リザ(グレイス・ケリー)の美しさは特筆。 7点(2004-11-19 17:36:24) |
88. 海辺の家
《ネタバレ》 がんに苛まれてゆく肉体。でもその人生最期の日々は充実していたと思います。彼は死んだけど、幸せだった...と言える。「ひとは愛する人とふれあわなくちゃ。」みんなを抱きしめるシーン、とても好きです。夫婦、親子、隣人などのアメリカでよくあるであろう日常問題とからめていますが、日本ではちょと...かな。ところで男が解雇されるシーン、下手だろうが不器用だろうが男が一生をかけてやってきた仕事、それをあんなにけなされたら黙っちゃないのが男、でしょう。このまま引き下がるのかと思ったら、模型の家を壊しまくった。よくやった、と拍手。 7点(2004-11-19 17:30:48) |
89. イルマーレ(2000)
《ネタバレ》 どこまでも美しく神秘的でもある“海”という名の家イルマーレ。デザイン美と自然との調和、水と光に包まれた姿はうっとりするほどです。しかし、父親の空振りの愛情を秘めたこの家には現実性、実用性などありません。手すりのない桟橋や階段をみればわかります。それゆえか郵便BOXにも時間的破綻があるのかもしれません。そこではメールでなく、今や昔の文通が行われることになります。最初はワープロで書いていた彼もやがて直筆に変わります。わんころ“コーラ”が愛くるしく時空のはなれた二人をとりもち、猟奇的でない彼女のちょっと不思議な映画でした。 7点(2004-09-29 18:50:48) |
90. シンドバッド黄金の航海
夢と魔法と冒険、これぞファンタジー! CGがなくてここまでできるんだ~。ずいぶん以前に見たとき、とても面白かったことを思い出しました。そうそうトゥームレイダーを見ていて、どこかで見たシーンだなぁと思ったのはこれでした。CGのなめらかさがない分(=リアルさがない分)、あのカクカクした動きが妙にファンタジーなんだなーと納得。ハッピーエンドもよろしい。 7点(2004-08-28 13:14:16) |
91. 未知との遭遇
あの音と出会い。未知なる音と光との遭遇は、ディズニー・エレクトリックパレードを初めて見た衝撃に近い...。 7点(2004-08-16 23:03:04) |
92. レッド・ドラゴン(2002)
これは、怖かった。「羊」への序章として、違和感のない良い出来です。 7点(2004-08-06 22:16:52) |
93. ベイブ
私、素直に豚に感動してしまいました。 7点(2004-07-26 16:46:00) |
94. エマニエル夫人
えーと、あえてレビューします。この映画はすごい。異国的で、オリエンタルなムード、非日常的で、独特の世界観をもっています。当時ポルノかどうかの幾多の論議をかもし出し、女性の性解放のパイオニアでもあり、十分文学的哲学的でもあります。また、あの藤椅子のポスターのインパクトときたら、スターオーズ、燃えよドラゴンとならんでもちろん歴史的にも最高です。映像も美しく、音楽も俊逸。 7点(2004-07-23 00:07:15) |
95. トラ・トラ・トラ!
史実に基づき?まじめにこの歴史的開戦を描いています。日米両国の男たちの葛藤と戦略、失敗と成功に唸らされます。このあとの悲惨な歴史を思うと、ハワイの上空を舞う零戦が美しくも哀れです。そういえば、あの「パール・ハーバー」の前にこれをみているので、あのヘッポコ映画をみたとき怒りがおさまらなかったのでしょう。リメンバー「パールハーバー」、おまえは0点じゃ。 7点(2004-07-22 23:50:29) |
96. 明日に向って撃て!
《ネタバレ》 この映画変な映画です。ちっともかっこよくない二人、そして彼女。やれやれといった列車ゴートー。あきれ果てる夢の国。そしてさいご...。やられた...。 7点(2004-07-09 18:08:17) |
97. ウォーターボーイズ
《ネタバレ》 爽快な青春映画です。最後のシンクロ演技に、ちょっと感銘!。ミッシェル・ポルナレフのシェリーにくちづけ、なつかし~い。男子校のプールを思い出しました。 7点(2004-07-08 23:22:47) |
98. プリティ・ウーマン
J・ロバーツ、良くないんだが魅力的。歌が印象的な、結構好きな映画です。 7点(2004-07-04 07:51:09) |
99. ポカホンタス
風に舞う木の葉、歌が好き。生き物の息づかいが聞こえてきそう。 7点(2004-07-04 06:49:48) |
100. ムーラン(1998)
雪山の戦いがすごい。オリエンタルなムードもgood.戦場にむかうムーランの凛々しさ、香りたつような美しさがディズニーにして斬新。 7点(2004-07-04 06:46:43) |