101. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
たしかに魅力的なキャラクターが揃った。それぞれにとっておきの力がある。まさにわくわくする設定というやつだ。しかし悲しい哉、この魅力的なキャラクターたちを徹底的に暴れまわらせるにはあまりにも時間が足りなさ過ぎた。あるいは前置きが長すぎたのかも知れない。皆のその魅力的な能力が我々の印象に残る前に映画は終わる。とはいえ彼らの活躍をまだまだ見たいという求心力はあったということなので、6点。 6点(2004-03-12 16:07:24) |
102. レボリューション6
単にノリのいいクライムムービーに終わるのではなく必ずしも上手くいかなくなった人間関係の軋轢がしつこいぐらい何度も描かれていたのが逆によかった。 8点(2004-03-12 15:47:49) |
103. 28日後...
これは単なるゾンビ映画ではなく、人間性そのものを深く掘り下げた映画だ。テーマは”凶暴性”。誰しもが持つ凶暴性がちょっとしたことで爆発状態になったゾンビも、利己欲で突っ走る兵士たちも、怒りが爆発した主人公も、結局のところ皆一緒。皆が心のうちに秘める凶暴性により、この事態が起こるよりずっと前から人々は殺し合いをしてきた、というメッセージが確認できる。それを実証するかのようなストーリーが美しい映像に乗せて進んでゆく。そして、最後のシーン、HELLOの文字は最初映ったときHELLだった。地獄からこんにちわ。まさに現実だ。 8点(2004-03-07 14:25:43) |
104. ジョニー・イングリッシュ
サアサア、またまたあのローワン・アトキンソンがやってくれるぞ!と、息んで観てみると・・・アレ・・・?狙いすぎでしょその笑い、ってシーンが多くて笑えない笑えない。いや、違う、笑えない理由、それはさんざん予告、CMで笑いどころのシーンを繰り返し繰り返し見てしまっていたからなのです!これは最早映画がどうこう言うよりもマスコミの弊害であります!かくして英国が誇るコメディアン、アトキンソンはマスコミの前に沈没したのでした。 5点(2004-03-06 23:56:17)(良:1票) |
105. 閉ざされた森
《ネタバレ》 観る前と観た後で完全に印象が違ってくる作品だと思います。観る前は「サミュエルとトラボルタの本格サスペンスか、ホラー要素もあるのかな、スリラーだったりして・・・。」なんて期待を抱いていて、観終わってみると「とんでもないおバカ映画でした。」なんてものである。何でも良いけど最後の回想シーンでL・ジャクソンが撃たれた時に「ウワー!」ってあんたそれはないでしょ・・・。 7点(2004-03-06 23:52:19)(笑:1票) |
106. ウェルカム トゥ コリンウッド
同じ監督がクールで何をやってもうまくいく『オーシャンズ11』と、ダサくて何をやってもうまくいかない今作を撮っているのが興味深い。対比して観るとなかなか面白い。そして今作にジョージ・クルーニーがインストラクターとして登場している趣向も結構なもの。遊び心だけで作られたような作品。お間抜け度満載の今作のほうが何となく共感が持てました。 6点(2004-03-06 23:49:28) |
107. 恋愛小説家
最初、この映画の登場人物は何かしらの歪みを抱えている。潔癖症で厭世的なオッサン、息子にベタベタのイライラ女、犬狂いのゲイ・・・。それらが触れ合い、交じり合い、溶け合うことで歪みが少しずつ(スピードはホントに遅いが)矯正されていくのである。その過程はイライラするほど緩慢で、じれったくなるけれど、最後には必ず安心して微笑むことができるはず。 7点(2004-02-29 04:47:49) |
108. フォー・ウェディング
一回目の結婚式で結婚した二人が四人目の結婚式で子供を抱いている・・・など、人々が一人一人細かいところまでよく作りこまれている。四つの結婚式と一つの葬式で成長してゆく主人公という設定も秀逸である。それにしてもヒュー・グラントは年が流れても顔が変らないなーと、再確認。 7点(2004-02-29 01:08:43) |
109. 偶然の恋人
これは現実ではなくあくまで映画なのだから・・・と、「ここまでうまくいくわけがない」という点には目を瞑って、ベン・アフレックが大根なのはわかってるので目を瞑ってみても、主人公二人と子供以外の人物の役割や行動の中途半端さには目を見開いた。 5点(2004-02-27 19:32:43) |
110. アダプテーション
《ネタバレ》 一体誰がこんなことを思いつくだろうか。脚本のチャーリー・カウスマンは天才というか異才である。「マルコビッチの穴」以上の作品作りをしなければいけないというプレッシャーに追い詰められる自分を主人公にする辺りから相当トンでいる。脚本に悩む駄目なハゲのデブがクヨクヨするお話が最終的には銃撃、カークラッシュ、死体という展開を見せるのである。着いていくだけで精一杯というものだ。完全に観る人を選ぶ映画であり、賛否両論が分かれるのは不可避な、意地悪な映画だ。 8点(2004-02-23 20:04:00) |
111. EX エックス(2002)
エックススポーツを見せるシーンは本当にかっこいい。一瞬たりとも見逃せない出来です。犯罪とのからみは正直余計だった気が・・・あまりにも唐突かつ強引で参りました。 7点(2004-02-23 19:57:12) |
112. ブリジット・ジョーンズの日記
《ネタバレ》 まずヒュー・グラントが嫌な奴を演じていたのが新鮮でした。作品の至る所に細かい笑いが散りばめられていて、レニー・ゼルウィガーもほんとにリアルな(?実態を知らないのでわからないですが)30代女性を演じていて最後には何だかほっこりさせられました。 7点(2004-02-19 12:24:43) |
113. シックス・デイ
そっくりさんだと思ったらシュワちゃん二役だって。 4点(2004-02-17 02:08:54)(笑:1票) |
114. エンド・オブ・デイズ
ガブリエル・バーンがサタンの役を冷酷、冷静という部分を重視して名演していました。以上。 5点(2004-02-17 02:06:48) |
115. Cut カット!(2000)
とてもスクリームの後に作られたとは思えない映像の荒さ。話自体は面白いとは思うけどそれだけで観るに耐えない。 1点(2004-02-13 23:14:17) |
116. キス・オブ・ザ・ドラゴン
作品自体の内容としては結構凡庸な感は否めないが、やはりジェット・リーのアクションの秀逸さによって平凡から一歩抜きん出ている。 6点(2004-02-10 07:02:11) |
117. ランナウェイ(1997)
まさかあそこまで大事に発展するとは・・・という多少はストーリー展開に驚かされる点はあるが脚本的にはフツーの映画。それを一つランク上のエンターテイメントに仕立て上げたのは間違いなくクリス・タッカーの甲高いマシンガントークの存在だろう。面白い。 6点(2004-02-09 20:26:42) |
118. ギフト(2000)
捻りのない脚本ですが、霊能力というギフトを持つ主人公というなかなかに奇抜な設定のおかげで無難に楽しめる作品に仕上がっている。でも皆さんおっしゃるように何にも残らない作品なんですよね・・・。ほんとにインパクトに欠ける。 5点(2004-02-09 20:21:15) |
119. エネミー・ライン
戦争モノかと思って観てみたら、敵地に一人取り残された兵士の脱出という意外な展開に。周りは敵だらけで孤軍奮闘した彼へのご褒美はラストのアレ。最後の最後でなかなかの爽快感を味わえましたよ。 6点(2004-02-09 20:15:49) |
120. ハンテッド(2003)
何がすごいって銃を持った軍隊がいれば何とでもなるはずなのに無理やりナイフでの決着にもっていったその強引さがすごい! 5点(2004-02-09 18:22:35) |