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121.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
ピーターとMJはやっぱりヘタレだった。等身大のヘタレ青春劇を映画史上最高の予算をかけて作ってしまうバカバカしさが素晴らしい。ハリーの記憶喪失をきっかけに芽生えるちょっとした悪意(このまま復讐のことは言わないでおこう・・)から始まるピーターの転落劇から「許すこと」という主題へのつながっていく流れは見事だった。直接的ではないけれど、控えめながら伝わってくる現代社会へのメッセージもなかなかいいですね。2作目を超えるのは難しいだろうなあと思っていたけど、予想以上の出来でした。それでも8点止まりなのは、やっぱり詰め込み過ぎの印象はぬぐえないから。敵キャラもこんなに増やさなくても十分伝えたいことは伝えられたと思うんだよなあ。
[映画館(字幕)] 8点(2007-05-06 16:08:54)
122.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005)
いや~楽しかった。原作を知らないので正直言って細かい小ネタなどわからないものも多く、置いてきぼりをくったシーンも数知れず。でも全体を支配するユル~いノリがたまらない。とくにマーヴィン最高。アラン・リックマンの声もぴったり(少しトカゲヘッドを思い出してしまったけど、それもまた楽しい)。中盤以降の哲学系ネタも、「哲学なるもの」は本来くだらないものであるということを的確に表現してる。そのくだらないことに没頭するところに哲学の意味があるんだと言うことを、あらためて思い出させてくれたパロディ精神とアイロニー精神に拍手。英国系?コメディの真髄を楽しむことができました。欲をいえば、このくだらなさを、映画館という大スクリーンで、満場の観客と一緒に体験したかった! 日本では無理かなあ。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-23 10:45:00)
123.  ブロークバック・マウンテン
カウボーイとゲイというキワモノ狙いのようなテーマかと思いきや、「社会」と「性愛」のあいだの普遍的な葛藤を描ききった佳作でした。20年という長い時間で見れば、ブロークバックでの二人の逢瀬というのはごくごくわずかな時間に過ぎず、実際には、ほとんどが「夫」や「父」としての平凡な日常の積み重ねだったわけで、そういう平凡な日常にどっぷりつかりながら苦悩する(それゆえに世間的には「ダメ人間」扱いされてしまう)イニスを演じたヒース・レジャーは見事でした。「アカデミー賞確実」の下馬評とともに登場した日本はともかく、こうゆう映画をその設定にもかかわらず、ちゃんとヒットさせるアメリカ映画界の健全さに感心。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-29 09:27:03)
124.  クラッシュ(2004)
サンドラ・ブロックが後半に言う「私がこんなにイライラしているのは、黒人に車を盗まれたことだけが理由じゃない」という一言が重い。この登場人物たちは、自分が抱えている問題を、「見た目」「言語」「文化」「宗教」という、わかりやすい<ちがい>に押しつけ、自分の境遇を「やつら」のせいにして、なんとか自分を納得させて生きている。しかし、そんな人たちの人生が重なり合い、自分で作り出してきた殻を破ろうとする後半の展開は本当に感動的だった。難をいうなら、舞台がLAじゃなくて、どっかの小さな町なんじゃないかと思うくらい、登場人物どうしの偶然の出会いが続くことかなあ。最初から最後まで、そのあたりがちょっと都合よすぎ・・・。せめて、PTA監督の『マグノリア』くらい、微妙な登場人物どうしのつながりが存在していれば、そのあたりも気にならなかったのかもしれないけど。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-07 09:05:26)
125.  パッチギ!
在日の問題(の扱い方)も含めて、用意されているプロットはどれもベタで、既視感のあるものばかり。前半から中盤にかけてのケンカのシーンの連続には、正直うんざりだった。なのに、それが不思議な化学反応を起こして、最後には、ものすごく魅力的な「映画」になった。最近の時代回顧的な日本映画にありがちな、妙に「ハズした」ことをやろうとするのではなく、ひたすらストレートな青春映画であることの力強さが心地いい。葬儀のシーンのおっさんの一言と、その後のクライマックスまでの流れでは、社会派であると同時に娯楽系でもあるという奇跡のような難業をやってのけた。お見事。
[DVD(字幕)] 8点(2006-01-24 09:30:14)
126.  オールド・ボーイ(2003)
怪作ですなあ。なんとも評価しにくい。やっぱ韓国映画的な濃さは苦手だし、数々の「痛い」「グロ」系描写も生理的に受け付けない。ミドの秘密も、途中でなんとなくわかっちゃったから、オチに驚かされたわけでもない。けど、わけのわからないパワーに引っ張られて、最後まで画面には釘付けでした。論理的な整合性みたいなのを超えたところに映画っていうものの魅力があるんだなあというのを、改めて気づかせてくれたのは、ちょっとうれしい。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-31 02:34:26)
127.  花とアリス〈劇場版〉
こうゆう「雰囲気映画」あるいは「妄想系映画」撮らせたら、やっぱり岩井俊二はいい(褒めています)。映画としてまとまりがあるわけじゃないし、ストーリーも平凡だけど、一つ一つのシーンの美しさに惹きつけられる。冒頭の電車、バレエ、アリスと父親、雨のなかで二人の間に不信感が芽生える場面、アリスの最後のデート、学園祭と落語、どのシーンも印象的で心にしっかりと残る。残念だったのは、有名人のチョイ役出演。せっかく主人公2人のシーンがいいのに、どうも気が散ってしょうがない。そこは、もともとイベント映画だったからしょうがないのかもしれないけど、あれで中途半端な印象になってしまった。でも、個々のシーンの美しさは特筆モノということで、それだけで8点の価値アリだと思う。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-26 00:50:35)
128.  マルコムX
以前見た時は、前半の刑務所に入るまでのシーンが長くて退屈だったのだけれど、いま改めてみると、あの前半(+マルコムの子ども時代の回想シーン)があるから、後半の活動家となってからのマルコムの主張にリアリティが生じたのだと思う。凡百の伝記モノにありがちな、めぼしいエピソードを並べただけのものではなく、マルコムの心理的な変遷がしっかりと描かれていて好印象。少々残念だったのは、メッカにいるときのマルコムXが、なんかはじめて海外旅行した時、やたらフレンドリーに接してくる現地の方々に感動しちゃった、単なるビギナー観光客にみえてしょうがなかったこと。ピラミッドとかスフィンクスとか見たいとか言ってるし・・・。ぼくもはじめて海外旅行した後は、周りの人にそのときの体験をやたら語りたがったものだったなあと、どうでもいいことを思い出した。それまでの重々しい人生観を180度転換させる事件にしては、ちょっと軽い感じがしたかなあ。それだけ、アメリカで黒人として生きるということは厳しいのだということなのかもしれませんが・・・。ラスト、ネルソン・マンデラ氏(ですよね?)まで登場させて、これでもかと突きつけられるメッセージは、スパイク・リーらしい「やりすぎ感」があって個人的には好きです。
8点(2005-02-24 10:10:46)
129.  アメリカン・パイ
まったく期待せずに、ただのおバカ映画だと思って見たので、ハッピーだけどちょいホロ苦い結末に、不覚にも感動してしまった。毎年おきまりのように大量生産されるティーン・ムービーも、たまにこーゆー佳作が混じってたりするから侮れない。ま、確かに下ネタのオンパレードなんですが、根っこにあるメッセージというか、そーゆーのがちゃんと伝わってくるのがいいですねえ。監督がこの後『アバウト・ア・ボーイ』を撮ったというのも、なんだか納得です。それにしても、みんな当然のようにビール飲んでますねえ・・・。そういうのも含めて好きなんですけどね。
8点(2005-01-23 19:10:11)
130.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 
ピクサーのアニメにしては長い115分。ブラッドバード監督になって、映画全体の雰囲気もずいぶん変わって「オトナ」っぽい出来。パパ救出作戦以降は、文字通りのスリルと楽しいアクションの連続で、トイストーリーの時も思ったけど、ハリウッドの娯楽映画のいい伝統を受け継いだ、ハリウッドらしいアニメーションでした。個人的には、スーパーヒーローのマントへのこだわりが起こす災いの教訓が、ラストでしっかりと活かされていたのがツボでした。
8点(2004-12-29 12:20:04)
131.  フルメタル・ジャケット
前半の訓練シーンで、「これは10点か!?」と思ったけど、後半はやや失速気味でした。とはいえ、これも『プライベート・ライアン』や『ブラック・ホーク・ダウン』でさんざん「戦場リアリティ映画」を先に見てしまったからかもしれない。もし、公開当時にリアルタイムで見られたら(見られる年齢だっただけに残念)、もうちょっと印象も違ってたかな。ジョーカーの「born to kill」と書かれたヘルメットとピースマークのバッジは、「戦争」と「平和」の対比でもあり、同時に、これが実は、戦場では容易に両立してしまうのだということの象徴でもあったように思う。映像技術的には限界があったかもしれないが、批判的な精神に訴える「芯」を感じることができる貴重な作品。
8点(2004-12-20 01:45:35)
132.  デッドマン・ウォーキング
難しいテーマなだけに下手に感情を煽ろうとせず、ドキュメンタリー・タッチに徹したふうの作風は好感がもてた。ティム・ロビンスやショーン・ペンの政治的な立場はあるんだろうけど、そこまで押しつけがましくはなかったように思う。強い信念(というか信仰か)を持ちつつも、被害者と加害者のあいだを行ったりきたりして揺れ動くスーザン・サランドンの姿は印象的でした。八方美人という見方もあるんだろうけど、それぞれの立場の人々の「痛み」を知ろうとする誠実さが伝わる、いい映画でした。
8点(2004-12-12 14:27:04)(良:2票)
133.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
全体を支配する緊迫感の割には、物語そのものがゆったりと展開しているので少し退屈もしますが、ブラックなジョークの切れ味はさすがです。事件のきっかけとなるリッパー将軍の抱える「恐怖」は、テロの恐怖を煽りながらいつのまにか思い通りの政策を実践している(そして再選してしまった)某国大統領をめぐるアレコレを彷彿させます。映画の内容そのものは冷戦時代の核抑止政策を皮肉ったものですが、そこで描かれる恐怖に支配される人間の姿は、現代でも色あせることはないでしょう。笑いながら背筋が凍る思いをするという貴重な体験を味合わせてくれます。それでも、満点からマイナス2点にしてしまったのは、肝心のストレンジラブ博士の役回りがよくわからなかったためですが、たぶん何度見ても新しい発見がある映画だと思います。というわけで、現段階の評価ということで8点です。
8点(2004-11-23 20:49:59)
134.  ビッグ・フィッシュ
最初は「明るいティム・バートン映画」にちょい違和感を感じていた。同じようなポップなカラーの『シザーハンズ』で全編を包んでいたダークさが好きだったせいか、前向きなエドワードがどんどん進めていくホラ話にも、どこか乗れずにいた。もしかしたら、親父のホラ話に愛想を尽かしている息子ウィルの視線に同化してる部分もあったのかもしれない。ただ、そのせいか、ウィルも加わっての「最後のホラ話」のシーンでは映画の世界にどっぷりと没入。最後には、しっかり「こんな人生賛歌もいいじゃないか」なんて気分になってました。『エド・ウッド』にも通じる妙なさわやかさ。ティム・バートンのこんな一面もなかなか素敵だ。
[映画館(字幕)] 8点(2004-11-16 22:26:20)
135.  ロッキー4/炎の友情
いま見たら、暑苦しい友情ストーリーを、ミュージック&フィットネス・ビデオ風味にして東西冷戦で仕上げた大味な映画。しかし、当時12歳だった私は、これをきっかけに映画にハマってしまった! その後、たくさんの人から「映画を好きになったきっかけは?」って聞かれたとき、どうしても「ロッキー4みたから」なんていえず、曖昧に答えてたなあ・・。邦題サブタイトル「炎の友情」もオープニングのグローブぐるぐるもカッコワルイし・・・。でも、こんな私を映画の世界に導いてくれた記念すべき作品。
8点(2004-03-20 03:19:12)
136.  地獄の黙示録 特別完全版
このまとまりのなさは映画としては失敗してる気はするんですが、一つ一つのシーンにあるドラマには強烈に惹かれてしまいます・・・というよりは、ベトナム戦争における人間という大テーマについて、製作者も手に負えなくなっちゃったんで、ええーいという感じで、3時間以上の大枠にドラマを放り込んだといったほうがいい印象。難解といわれたオリジナルに対して、特別版ということでカットされたシーンを増やしたら余計、その「ごった煮」っていう印象が強くなったのが、なんとも皮肉ですが・・・でも、そんなところもふくめて、好きな映画なんですよね。
8点(2004-03-18 13:23:18)
137.  10日間で男を上手にフル方法
デートムービーの王道をひた走る展開。ヒネリがないのも、そういうタイプの映画なんだから、結局は正解だったと思います。結末がわかってるぶん、安心してケイト・ハドソンの魅力を堪能できました。実はマッチョなマシュー・マコノヒーは、こういう役やらせるとはまりますね。
8点(2004-03-14 11:06:35)
138.  悪い奴ほどよく眠る
社会派サスペンスのお手本のようなスリリングな展開。40年以上前の作品とは思えないリアリティのある脚本、そしてあっけない最後が残す余韻。面白かったと素直にいえる作品でした。ただ、三船敏郎って、この手のホワイトカラー・サスペンスをやらせるには、ガタイがよすぎた気が・・・。スーツが窮屈そうでした。
8点(2004-03-13 23:57:18)
139.  インサイダー
まさに「男」(いや「漢」と書くべきかな)映画の最高峰。相変わらず冗長なマイケル・マンの演出も、アル・パチーノとラッセル・クロウの名演と相まって、この映画ではなぜか好印象。あのオペラ調の音楽も、ただでさえ男臭いムードを過剰に煽ってました。正直、マッチョ系あるいはプロジェクトX系の「熱い男たち」「男の友情」映画は苦手なんですが、ここまでやれば感心してしまった。負けました。面白かったです。
8点(2004-03-12 12:48:29)
140.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
3時間が短かった。見事な最終章でした。3部作をしっかりとまとめたピーター・ジャクソンの手腕にただただ脱帽。でも、期待しすぎちゃったのかもしれないですが、正直いえば、いちばんワクワクできたのは第1作でした。海賊船のあたりなどの省略ぶりも気になってしまった。前2作は、劇場版だけで十分満足できたんですが、3作目に限っては、Special Extended Editionが、真の「完結編」になるのかな。そっちを見るまでは、とりあえずの8点評価にしておきます。
8点(2004-03-11 21:04:15)
010.16%
120.32%
260.95%
3345.40%
4457.14%
511217.78%
612319.52%
716025.40%
88914.13%
9426.67%
10162.54%

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