Menu
 > レビュワー
 > 東京50km圏道路地図 さんの口コミ一覧。8ページ目
東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21222324
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324
>> カレンダー表示
>> 通常表示
141.  天空の蜂 《ネタバレ》 
原作未読。「必要悪」とされる原発と自衛隊の各々の関係者がコンビを組んでテロ行為を行うという中々面白い設定で、311後では色々と比較対象される両者だが、これを95年の段階で小説化したのは評価されてもいい。エンタメ要素と社会派要素もうまい具合に絡み合って、救出シーン等々映像化にも成功しているように思える。多少現場主義的というか働く人への応援歌色が強く、他方で政府批判と大衆批判というやや説教クサイ部分もあるが、こうなってしまうのは作品上仕方ないのだろう。難点は配役と演技で、江口は相変わらすの大根だし、妻役もヘタ。女性刑事はなんでキャスティングされたのかと思うほど台詞が棒読み。佐藤二朗はお笑いになってしまって不似合い等々、折角の題材なのに作品のレベルを下げてしまっている。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-10-10 14:00:50)
142.  007/スペクター
長い事で評判が悪いようだが、TV放映は正味100分程度なので40~50分程度はカットされており、ストーリーが少々わかりにくかった。ボンドガールに華がないのも難点。出来栄えとしては良くも悪くもシリーズモノとしての安定感はあると思うが、もう冷戦終結しちゃうとスパイの活躍機会も減ってしまい、悪役の設定が情報ネットワークの支配というショボイというか映像化しにくいテーマになってしまって、ストーリー的には盛り上がりに欠ける。
[地上波(吹替)] 5点(2021-10-10 01:07:50)
143.  家族はつらいよ
シリアスなテーマを喜劇として描こうとしたのだろうが中途半端で失敗している。キャストを無理やり『東京家族』に合わせたのも失敗だったかも。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2021-09-19 14:56:33)
144.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 
人間が死ぬ間際に後悔する大きな問題として「家族との和解」があるらしい。本作は主人公が現実世界では死んだ事になっており、もはや日常生活はおくれない状態(脳死とも言えないのだが)であるのがキモ。別人に成りすましての父子の和解はある種のファンタジーであり死人にとっての願望でもある。国や正義か?家族か?という隠れたテーマでもあるし、「息子にとっては部隊が家族なのでしょう」という台詞も意味深であり、もう少し父子の確執についての描写・説明が欲しかった。 人間は必ず死ぬ、そして人間いつ死ぬかわからない。列車の乗客は8分後に死ぬとは思わず、日常を無為に過ごしている。その日常の有難さをわかっているのは主人公だけ。またラストでは自分が死ぬとわかっているからこそ他人に優しくもなれた。8分のリピートによる主人公の変化・成長過程は見応えがあった。 人は死ぬ時に後悔する。それでは遅い。が、1回死んでやり直さないとその事に気がつかないのが人間の愚かさでもある。現実には時間を戻す事はできないし、ましてや他人としてやり直す事もできないが、今日は残りの人生の最初の日でもある。サスペンス的要素はどうでもよく、ラブストーリーにもなっていない。が、SFの体裁により毎日を「新バージョン」として大切に生きていく事の重要性を訴えてくる作品である。 <追記>6年ぶりに再見。「人生のタレラバ」や「あったかもしれない人生」については誰しもが考える事である。でも、現実はひとつしかなく、その世界を生きていくしかない。つまり、パラレルワールドなんてのは所詮妄想の世界でしかない(但し、概念上ではパラレルワールドにはパラレルワールドの「現実」が存在する)。よって、最後のメールによる接点構築の設定は少々強引で蛇足な気もしたが、そこには自分次第で「現実」は変えられるというある種の希望が感じられる作品に仕上がっているようにも思えた。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-06-06 20:28:36)
145.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
プロットや世界観は中々よくて、単なる「怪獣勢ぞろい」ではなく大人が見られる作品に仕上がっていてそれなりに楽しめた。特に昨今話題の環境保護団体系のある種の「異常性」を描いたのは皮肉が効いているように思えた。難点は田中圭の吹き替えとゴジラがキングコングに見えてしまうことだが、これも洋モノだから仕方ないのか。ちなみに動物行動学ってのは人間が勝手に意味づけして解釈しているだけなので、女王蜂とか働きアリとか、キング・オブ・モンスターズなんてのは本人達にそんな自覚があるかどうかは全く不明であるという事は理解しておいた方がよいかも。
[地上波(吹替)] 6点(2021-05-30 17:14:16)(良:1票)
146.  ハンターキラー 潜航せよ
潜水艦モノと言えば、狭い空間であせを垂らしならが声をひそめる緊張感というのが定番だが、本作ではハイテク機器満載の広い空間でエアコンも効いているし普通に会話はするしで、やや緊張感がなく良くも悪くも現代的。で、内容の方だが設定が荒唐無稽でこの種の救出モノにありがちなご都合主義的なところはあるものの、娯楽作品として見ればそれなりの面白さはある。でも、各々突然現れた相手をちょっと簡単に信用しすぎなような。尚、ゲイリーオールドマンは久々に見たが顔が変わっちゃったのに驚き。
[地上波(吹替)] 6点(2021-03-23 12:23:14)
147.  海賊とよばれた男
原作未読。原作者が苦手なので敬遠していたのだが、歴史は好きなので見てみた。まず時系列が行ったり来たりするが見難い(戦後のストーリーをメインにして戦前は回想形式にした方がよかったのではないのかと)。結果、全体的に中身がなく、役者の演技も現代劇のような感じで、薄っぺらい印象。そのせいか、思っていたよりあっさりしていてイデオロギー性は感じられなかった。皆さんのコメント読むと、ストーリーを端折ったり、イデオロギー性を取り除いたり、色んな意味で原作ファンの期待を裏切る内容であったようであるが、ある程度のイデオロギー性を覚悟をして見た原作未読者にとっては拍子抜けする作品ではある。もうちょっとクドイ感じで作ってもよかったのではないだろうか。とは言え、出光は昔は独特の社風であるにも関わらず、ワリと評判のいい企業というイメージがあり、その一端は窺える内容にはなっていたと思う。ただし、近年では上場したりシェルとの統合時に創業一族の反対で揉めたりともう昔の出光ではないので、本作で描かれた創業者の想いというのは消え去ってしまっているのだろう。これも時代の変化なのだろうけど。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2021-03-20 23:34:17)
148.  新聞記者
中小メディア所属の記者が原作だが、やや妄想が入り込んでいる印象で社会派作品としては中途半端。かと言ってエンタメとして楽しめる内容でもない。昨今は「文春国会」と形容されるように、スクープは週刊誌記事の時代である。また自由度ではネットメディアにも負けている。という意味では将来性のない新聞記者の悲哀が感じられる作品ではある。当人達には自虐的感覚はないだろうが。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-03-20 21:41:25)(良:1票)
149.  幼な子われらに生まれ
泣く子も黙る重松清原作。原作未読だが、重松清らしいというか重松清ならではの「家族」の物語。良くも悪くもストーリーには安定感はある。ただし、寺島しのぶ以外はミスキャストかな。新井美羽ちゃんはカワイくて頑張ってたとは思うが。あとロケ地が滅茶苦茶。住んでるのが兵庫西宮で新宿経由で通勤して新木場の倉庫勤務って全くリアリティーがない。製作陣にはこの辺の配慮は欲しかった。これでは鑑賞者をバカにしているレベルのロケ地選定に思える。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-03-18 00:00:12)
150.  想影
ありがちでありきたりな物語。しかも古臭くて昭和的にも思えるのだが、これが平成の青春物語として成立するなら、普遍性があるとも言えるのかもしれない。
[インターネット(邦画)] 4点(2021-03-17 23:40:48)
151.  ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
チューバッカやファルコン号の登場により『スターウォーズ』シリーズとの関連性はどうにか維持しているもの、肝心のハン・ソロがハリソンフォードとイメージ的に繋がらない。やや子供向けという印象もあるが、CGはスゴイし、ただの冒険活劇としてみればそれなりのデキだとは思うが、『スターウォーズ』関連作品じゃなければ見る事もなかっただろうし、『スターウォーズ』関連作品としてみれば不評になるのも仕方ないようにも思えて中々評価が難しい。結論としてはこういうスピンアウトものはやはり同時代に本人が演じないとダメだってことかな。
[地上波(吹替)] 5点(2021-03-06 20:25:40)
152.  メッセージ 《ネタバレ》 
先日「チコちゃんに叱られる!」で「国によって言葉が違うのはなぜ?」という質問があって「大事なものがバラバラだったから」というのが答えになってました。これに則ると時制のないエイリアンにとっては時間は大事なものではないという事になります。他方、時制のある言語を使う生物は時間が大事であり、それは究極の所は「生と死」に関連するからでしょう。主人公は「未来の記憶」を(予知ではなく)想起しますが、それも所詮は自分が生きている時間の話であり3000年後の世界を想起できるわけではありません。認識は言語による制約を受けますが、そもそも生物は時間の制約を受けます。時間は直線的なのか円環的なのか、そもそも時間は実在するのかといった議論には決着はつかないでしょうが、「<私>が存在し<今>生きている」という事だけは確実なので、過去がどうであろうと未来がどうであろうと<今>の<私>を生きるしかありません。「未来の記憶」を想起可能なスーパー主人公にその覚悟が生じたのかどうかがちょっと曖昧だったのと、エイリアンの寿命はよくわかりませんが(相方がもうすぐ死ぬと発言しているので不死身ではない)、3000年後の苦難を気にしているという点で「バリバリの時間概念(マクタガートのA系列認識)持ってるじゃん!」というツッコミになってしまうのが難点。やはりああいう生物としての「形」を持ってしまうと(ちなみに「チコちゃんに叱られる!」では「なんで火星人はタコなの?」というのもやってました)、やはり時間を超越するのは不可能であり、過去も現在も未来もないのは時間を創出した神だけなのかもしれません(つまり神は<今>を認識する事はできません。という点において全知全能ではないという事になります)。言語哲学や時間論を中心に『未知との遭遇』的な他者論(音階でコミュニケーションしたスピルバーグの方が潔くて感動的だとは思います)や出生前診断を連想させる生命倫理の問題(妻は産む派で夫は中絶派なんでしょう)、さらには国際政治等々まで色々と盛り込み過ぎな気もしますが、その分色々と考えさせられる問題提起のある壮大な作品だとは思います。
[地上波(字幕)] 8点(2021-02-22 22:00:50)(良:1票)
153.  海よりもまだ深く
「人生こんなハズじゃなかった」「人生どこで間違えたんだろう」というのは中高年になれば多くの人間が考える事ではあろうがその心情への掘り下げが弱い。監督自身はきっと理想的な人生を送っているので、脚本に盛り込めなかったのだろうか。結果、是枝にしてはホノボノというか毒がない作品になってしまったような。阿部寛の演技もややコミカルでシリアスさに欠け、人生に苦悩しているようにも見えないので少々ミスキャストな感じはする。ラストで台風に「依存」するのも安直かな。郊外の団地暮らしの盛衰(高齢化した現状や賃貸と分譲の格差等々)はよく描けていたとは思う。どうやら舞台となった清瀬の団地は是枝が住んでいた団地らしいので実体験に基づく土地勘等々があったのだろうが。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-01-17 23:53:17)
154.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
設定は面白く、格差社会をコメディタッチに描くのは、それはそれで社会風刺が効いていて終盤までは興味深く見られた。ただし、ラストでバイオレンスに展開したのは逸脱してしまった印象で、オチのつけ方として疑問というか残念。こういう社会批判系の作品ってあまりに現実的だとドキュメンタリーに負けるし、あまりに非現実的になると説得力が弱まってしまうという難しさがあるが、最後までコメディ系で押し通した方がメッセージがより強く伝わったのではないか。まあ世界的には評価されている事を考えると、こういう感覚も「日本人」的であるのかもしれないが。
[地上波(吹替)] 6点(2021-01-14 14:57:32)(良:1票)
155.  記憶にございません! 《ネタバレ》 
『デーヴ』と設定が似ているが記憶喪失ではインパクトが弱くて(というかスリルがなくて?)二番煎じの劣化版という印象。終盤のオチも不倫の言い訳というチマチマした話題でシラケル。実在のA夫人の言動の方がオモシロイし。個々の役者は頑張っていたとは思う。
[地上波(邦画)] 4点(2021-01-10 03:02:33)
156.  天気の子
上京少年の東京コンプレックスってこういうものなんだなという印象。東京の雰囲気はよく描けていたと思うが(千駄ヶ谷駅ホームから見える首都高が特によかった)、電線の描写が多いのが気になった。長野から出てきた製作者にはそこが引っかかったという事か。素人声優は概ねよかった。特に本田翼はEテレの『Q~こどものための哲学』で声優としての才能に注目していたので、本作での全く違う声色には驚いた。内容的には『君の名は。』と比較するとスケールダウンしたようにも思えるが、舞台を23区に限定して映像と音楽で押し切るスタイルにはスピードとパワーを感じるし、「自己犠牲」なんてクソくらえ(自分さえよければいい)という開き直りは現代的な感覚を表しているのかもしれないと感じた。まあ、自分が死んだら「セカイは終わる」と言えなくもないからね。
[地上波(邦画)] 6点(2021-01-05 11:53:48)
157.  華麗なるギャツビー(2013)
74年版は見たし、原作も既読。特に作品に思い入れもなく、なんで原作が評価されているのかもわからないのだが、WWⅠ後の好景気の「派手派手しさ」を映像的に表現する事には成功しているとは思う。原作の世界観にマッチしているか否かは意見がわかれるだろうが。まあでも相変わらず救いがなくて、ドンヨリするな。
[地上波(吹替)] 4点(2020-12-24 17:29:29)
158.  SPY/スパイ
ステイサム目当てで見たんだが、イガイとこういうコメディ系の演技もイケルもんだな。
[地上波(吹替)] 5点(2020-12-24 14:24:29)
159.  山猫は眠らない7 狙撃手の血統
シリーズのテコ入れなのか、ベケット親子&リチャード・ミラーの3者初競演。結構長いシリーズなのでこの競演はちょっと感慨深い。トム・ベレンジャーはすっかり丸くなってしまって?カーネルサンダース扱いされていたが、ビリー・ゼインはショーンコネリーみたいになってしまったような。内容の方は男女ペアのコンビ行動というこれまでにないパターン。弾の方も新型なのか距離で破裂するという優れもの。これじゃ弾が当たらなくても、狙撃?できちゃうのでスナイパーとしてのスキルはあまり関係なくなってしまうような。と、色々ツッコミ所はあるんだが、3者初競演ってだけで楽しめる作品になっていると思う。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-12-22 14:10:54)
160.  山猫は眠らない6 裏切りの銃撃
シリーズも現代的となり、チーム編成に性別や人種の配慮が見られるし、ドローンやGPS等々のハイテクも登場して、シリーズ当初のプリミティブなスナイパーモノではなくなってしまっているが、前作に比べると多少はスナイパーものにはなっていてそれなりの見せ場はある。代替わりしてからは息子の成長物語的要素が強くなっているわけだが、教育指導役が様々なので所謂師弟関係的要素が薄くなり組織モノになっているのも時代の変化か。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-12-21 11:54:42)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS