161. アトランティック・シティ
《ネタバレ》 ”古き良き”から”新しき”に変わろうとするアトランティック・シティで”古き良き”思い出の中で生きる老人がある事件をきっかけに新しい人生の再出発を得るという話。登場人物それぞれの想いとアトランティック・シティという街そのものが、うまく、そして解かり易くリンクしながら話が進む。ラストで見せるバート・ランカスター演じる老人の自信に満ちた顔が清清しくなんともかわいらしいのだが、よくよく考えると、アンタずるくないか? 6点(2004-02-05 12:37:09) |
162. ダウン・バイ・ロー
《ネタバレ》 前半のザックとジャック、それぞれのエピソードは序章としては上出来で後半2人が刑務所で出会ってから盛り上がりがあるのかと思ったんですが..無い。脱走してから盛り上がるのかと思ったら..それも無い。ジャームッシュらしい映像と音楽の使われ方はカッコイイけど、それも一番カッコイイのはオープニングだし..。皆さん、評価高いですよねー。もう一回観るべきか? 6点(2004-01-26 11:49:14) |
163. 私をスキーに連れてって
流行の先端を追い求めるホイチョイ・プロダクションの記念すべき第1回作品。トレンディドラマ仕立ての軽いノリ恋愛ドラマではあるが、当時これをテレビではなく映画でしたというのがある意味新鮮であった。(昨今だと当たり前のようにあって、わざわざ映画にするなと思うが..。)また、ゲレンデでの楽しい遊び方、トレンドとなる遊び方を提示したHowToモノも兼ねた造りも新鮮だった。今でも毎年正月休みはスキー三昧の私だが、あの頃の男女交えてのムカデ滑り(皆ボーゲンで連なって滑るやつ)が懐かしい。主人公の車がカロ2(?)ってのも等身大で見れて良かった。。 6点(2004-01-20 14:53:11) |
164. メジャーリーグ
これを見た当時、我が阪神タイガースも同じような弱小球団。’85年の優勝の記憶が蘇り、涙せずもそれなりに楽しめた。自分の好きな球団がどん底にある時に見れば楽しめるのでは?ただし、一回最下位になったくらいじゃどん底とは言いませんよ! 6点(2004-01-08 11:40:47)(笑:1票) |
165. 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
「ガンダム」の素晴らしいところはそれまでの勧善懲悪型ロボットヒーローではなく、「戦争」、つまりは人間同士の戦いを描いている点にある。この「哀・戦士」ではそこのところが一番描かれているように感じる。そのぶん、単品では人間ドラマがちょっとくどいと思ってしまう。もちろん先にテレビ版を見ているので純粋にこの作品だけを評価するのは難しいのですが。しかし次々と出てくる新型モビルスーツを堪能してからでないと「めぐりあい・宇宙」へはいけません。 6点(2003-12-22 11:58:50) |
166. 機動戦士ガンダム
主人公が民間人で特別な能力を持っている、敵キャラが仮面を被った魅力的なキャラ、その敵キャラが敵軍の指揮官になった経緯には知られざる過去がある、肉親が敵味方に分かれている、舞台は宇宙。これ全部スター・ウォーズといっしょ。別に面白けりゃいいんですけどね。ブームになった当時は中学生。まわりはオタクだらけ。そこそこに楽しむ程度には見ていたがはまりはしなかった。いや、はまる手前までいったかもしれない。でもあまりの熱狂ぶりについて行けなかった。あ、そうそうオリジナリティを感じるものがありました。スペース・コロニー!どこだか忘れたが宇宙開発関係の企業がこれをヒントにスペース・コロニーの研究をしているという記事を読んだことがある。研究の対象にされるくらい現実的なアイディアってことで、そこんところは凄いなあと素直に思う。 6点(2003-12-19 18:20:05) |
167. ターミネーター
ゾンビのように何度でも起き上がり襲いかかる。ありきたりのB級路線なんだけど面白い。二人の恋愛の描写が陳腐すぎてもったいない。でもまさか製作スタッフもこんなに当たるとは思わなかったんだろうねえ。 6点(2003-12-17 11:32:53) |
168. ビバリーヒルズ・コップ2
またまたビバリーヒルズという無理やりな内容はさておき、アクション度は前作よりパワーアップしてるし、軽快なノリもパワーアップでウケは前作よりいいかも。続編なのでどうしてもワクワク感の差で1の勝ち。点数は同じにしとこう。英語が理解できたらもっと楽しめるんだろうなあ。 6点(2003-12-12 19:07:06) |
169. ビバリーヒルズ・コップ
アクション・コメディーの中では結構いい線いってます。軽快でノリが良く初見時なら7点あげてるところだけど、他に評価した作品との兼ね合いと時と共に色あせるこの手の作品の持つ底の浅さに1点マイナス。何度も見る映画じゃないですね。 6点(2003-12-12 16:55:07) |
170. 大逆転(1983)
エディー・マーフィーを初めて見た映画。インパクトはあったがちょっとくどい。執事のおじさんがいい味出してます。ラストが爽快なハッピーエンドコメディ。 6点(2003-12-12 12:51:20) |
171. エイリアン2
シリーズ中、唯一「映像派」とは言い難い監督ではあるが自分の得意なラインで見事に出来あがっている。ハラハラドキドキ楽しめる。でも前作の「まるで自分がそこにいるような緊張感」はこの作品では感じることが出来ない。あくまでも映画の世界と割り切れる恐怖である。1より2のほうが評価が高いのは十分理解できるが個人的には断然1を推します。 6点(2003-12-10 13:53:20) |
172. 俺たちは天使じゃない(1989)
カナダ国境付近の素晴らしい情景とコメディがミスマッチ。もっと軽いノリの映画かと思ったがコレなら反対にもっとシリアスにしたほうがいいような..。「ミッドナイト・ラン」のような感じで..。デ・ニーロ+ペンということで期待しすぎたのかもしれない。でも悪くはないですよ。 6点(2003-12-04 11:04:37) |
173. ミシシッピー・バーニング
同年、同じように人種差別を扱った作品に「背信の日々」という映画があります。こちらもなかなかの良作ですのでぜひご覧下さい。私はどちらかというと「背信の日々」の方が好きです。「ミシシッピ-・バーニング」のほうが問題をストレートに描いており視覚的な怖さもこちらが優れていると思う。しかしひとつの事件を解決したにすぎないのに爽快感を得れるような作りがどうも納得できません。この爽快感を得るために怒涛の残虐行為を見せていたのかとさえ思ってしまう。憎むことを教育され7歳には憎しみが染みついているという町で、FBI捜査官がたかだかひとつの事件を解決した後、白人と黒人がいっしょになって賛美歌を歌うシーンってどうかと。それを見て捜査官が町を後にするってどうかと。救いの描写は必要かもしれないが、あまりにベタすぎるというか、簡単すぎるというか..。二人の熱い演技は見応えあります。 6点(2003-11-28 19:15:02) |
174. バットマン(1989)
ニューヨークの闇を漫画チックに具現化したようなゴッサムシティーの世界観には惹かれる。ストーリーもその世界観同様シリアスともコミカルともとれる独特な色を持っているが、好きか嫌いかで言えば嫌い。でも嫌いですましてしまうにはもったいないほどの世界観がここにはある。因みにプリンスの「バットダンス」は大好きです。 6点(2003-11-19 14:49:31) |
175. 犬死にせしもの
当時は日本人が海賊というのにピンとこず、斬新とさえ思った。なかなか元気な邦画です。今井美樹が映画初出演で初ヌードをみせてくれるというオマケまで付いてます。 6点(2003-11-17 14:26:16) |
176. 戦場のメリークリスマス
デビッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし、この4人の男たちを軸に話は展開されていく。それぞれの文化や神の違いに興味や尊重する気持ちを抱きつつも戦争と戦争の中でのそれぞれの立場がそれを許さない。そのあたりの精神描写をすればするほど小難しいものになっていくのだが個人的にはまだ足りない気がする。とは言うものの解かりやすさとのバランスを考えれば上出来かも。4人とも演技がうまいとは言い難いが、その代わり一種異様な雰囲気をかもし出してはいる。この雰囲気が好きな人にはたまらないのかもしれない。坂本龍一のメイクも異様である。 //追記// トム・コンティをビル・コンティと書いてた(汗)、、書き直しました。ついでに追記すると、大島監督はよく素人俳優を好んで使ってますが、監督の要求する雰囲気さえ出ていれば演技はどうでもいいんでしょうね。むしろ演技の巧さは邪魔なんだと思う。もう撮らないのかなぁ。 [映画館(邦画)] 6点(2003-11-14 13:51:41) |
177. トップガン
一応リアルタイムで映画館で見たんですが..そんでもってサウンドトラックも借りたんですが..。ストーリーが薄すぎる。でも戦闘機の発着陸の迫力はビデオでは伝わらんだろうなあ。てんこもりの名曲にプラス1点! バル・キルマーのことは、しばらくアイスマンと言ってました。 6点(2003-11-13 12:50:41) |
178. ハスラー2
そうそう、ビリヤード流行りました。私はいまだにしておりますが。ビリヤードのシーンはかっこいいショットの連続で見ごたえあるんですが、それだけなんだなあ。トム・クルーズゆえに売れた映画だが、トム・クルーズゆえにかっこいいところばかり強調された感も。 6点(2003-11-13 12:40:31) |
179. タップス
小さい頃隣に住んでた家族が引っ越してから1年に1度家族ぐるみで会っていた。会う度によく映画に行った。今作は当時中学生の私が選んで皆で観た。何故この映画を選んだのかは思い出せない。戦争映画と思ったのかもしれない。なにしろこの頃は映画なら何でも良かった時期だったんで。内容は当時は大人向けに感じました。もっとドンパチを期待していたものと思われます。優等生のティモシー・ハットンの葛藤を軸に展開されるのですが、ショーン・ペンがなぜか印象に残る。今思えば、この頃からショーン・ペンには一目置いていた。 6点(2003-11-13 12:16:25) |
180. 魔女の宅急便(1989)
まだまだ続くと思ってたら唐突にエンディングロールが出てきて「はあ?」。没頭するほど面白かったということなんだろうか? 6点(2003-11-12 16:50:47) |