143.ネタバレ 面白いんだけどね。 バットマンっていえば、どうしてもプリンスが主題歌歌ってた、あのバブリーなバットマンのイメージが払拭できない自分が居て、面白かったけど、ずーーーーっと変な違和感があった。 ジャック・ニコルソンが、ああだとか、ヒース・レジャーがこうだとか以前に、 たかがヒーローものにしては人間の本質とは、なんぞや?と問う作品。 そこに重厚さを感じた人はえらく感銘を受けた作品になりえるのだろうが、 何もバットマンでやらなくても・・・って思ったりもしてしまう。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-07-05 22:02:24)
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142.ネタバレ なるほどそう来たのですか。予想していたのとは全く違いましたが、なかなか深いですね。月光仮面、仮面ライダー、ウルトラマン、これらの正義のヒーローの仮面をひんむいてやりたいとか、もっと身近だと聖人君主ずらした上司や清楚なマドンナの化けの皮をさらけ出してやりたい、というのは、誰しも心の奥底にある願望かもしれません。特に自分が不幸のどん底にある時には、正義の味方くそくらえ、と思ったりするものです。(この映画の封切りが2008年ということで、リーマンショックの後の大不況時代というのも、ヒットした原因かもしれません) ところで、この映画に不可欠な存在のジョーカーさんですけど、またもや嫌な予感が当たってしまようです。この手の悪役は最初は、とにかくめっぽう強くて、憎々しい冷血漢なのですが、どうもそれが長続きしないようで、最初のマフィアを手玉に取ったところは、こりゃめちゃくちゃ手ごわいぞと思ったものですけど、話が進展するに従って凄味が消えて、あのマスクがピエロに見えてきてしまったりして・・・。吹き替えのミスマッチもあるのでしょうけど、あそこまで大仕掛けの冷徹な殺人計画を次から次と立てたのに、最後にバットマンと闘う時は、鉄パイプで殴るだけっていうのは、なんともアンバランス。ぜひ今度は、標的をバットマンに置いて、最後まで憎々しく活躍してほしいものです。もう一つ(文句ばかりですみません)、レイチェルさん、もっと美しい女優さんはいなかったのですかね。二人のヒーローが奪い合うにしてはちょっと・・・ 【キムリン】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-06-25 20:30:45)
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141.ネタバレ 他のアクションやヒーローものとはもう完全にレベルが違う。全体的に暗い映像だが、ジョーカーの絶対悪、ラストシーンのあまりのかっこよさには鳥肌がたつ。脚本がめちゃくちゃできてる。ヒロインがそんなにきれいじゃないのだけが残念!でも10点!G.オールドマンてホントにスゴイね。レオンのあの人と同じ人とは思えません。 【来た別府】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-06-10 22:55:34)
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140.ネタバレ ジョーカーはいい怪演ができてます。頭の良さもうまく見せることができてるし。ただやはり少し長いよね。 【とま】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-03-10 16:46:28)
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139.ネタバレ アメリカン・ヒーローの映画の一つですが、これは少し別物な感じです。 ヒーロー映画にはあまりないと思っていた重厚感と冷静さがあります。 それに他のヒーロー映画よりも社会性があるように思います。 昔のバットマンのゴッサムシティーのゴスな雰囲気は消えて ビジネスマンチックな世界観になってしまってますが、そこがまたカッコいいです。 大人にも見下されないところにヒーローを存在させているので良いです。 毒々しいダークさは消えましたが、シックでアダルティーな雰囲気が魅力です。 そしてアクションも良質であり、CGの派手さだけで誤魔化すようなことはしません。 物語のレベルも非常に高いです。 社会的な視点で真面目にヒーローとは何かという問題をとりあげます。
ヒーロー物=子供っぽいという印象を見事に避けました。
しかしジョーカーのルール破りな狂気の存在感が素晴らしいとしかいえません。 札束が凄すぎ。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-03-02 21:03:55)
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138.ネタバレ 色んな意味で暗いです、好みからは少し外れますが面白かったです。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-21 18:59:17)
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137.ネタバレ ひたすら暗い、暗すぎる…。 でもヒューマンドラマな出来はとってもイイと思うわ。 アタシはとにかくジョーカーが心配だったんだけど、ヒース・レジャー版も素晴らしいじゃないのー。 ジャック・ニコルソンのイメージがあまりに強すぎるジョーカー役は、ヒースみたいな若手俳優には荷が重いんじゃ…なーんて心配は無用だったわね。 イカレっぷりがゾッとするほどリアルで、ジャック・ニコルソンとはまた違ったジョーカー像を見事に作り上げてくれた感じ。 ホント惜しい人を亡くしたわ…。 あとは、本来ならジョーカー演ってもいいくらいイカレ役が大得意なゲイリー・オールドマンが珍しく真面目に演じるゴードンはじめ、バットマン・アルフレッド・フォックスあたりは前作に引き続きそれなりに良かったし、トゥーフェイスもソツなくこなしてたんだけど…レイチェルはどうしちゃったの?? しばらく見ないうちにえらくブサイクになっちゃって…。 映画一本につき一人くらいは美女が見たいアタシとしては、この前のケイティ・ホームズでも若干不満だったのに、マギー・ギレンホールはないわー(ファンの皆様ゴメンナサイ)。 タイトルから「バットマン」の表記が消えたのもアタシ的にはちょっとガッカリだし、前作同様もう少しエンタテインメント性があってもいいとも思うので…まあ7点かな。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-02 16:49:34)
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136.ネタバレ 正直この作品を観るまでは、昔のバットマンシリーズの方が好きで、あまりノーラン版バットマンはしっくりこなく、敬遠気味だった。しかし、この悪と正義が対立するゴッサムシティを描いた、トリロジーの二作目で一気に評価が変わった。ノーランならではの暗い感じ、映像でも音楽でも魅せる演出、ベイルの肉体改造など、あらゆる点で前作を上回る、新バットマンの凄まじい印象を残している。バットモービル(タンブラー)をはじめ、バットポッドが登場し、これが最高にかっこいい。スーツも一新しよりスタイリッシュになり、アメコミからヒーロー、ヒューマンドラマまで作風を高めた。紛れもない傑作。少々ながい感じはあるが、ヒースの演技をみたらそんなの感じなくなると思う。ただひとつ、問題点がケイティーホームズからマギーギレンホールにヒロインが変わったことだと、、、 あれはいただけません。。。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-12-20 12:50:37)
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135.ネタバレ 2時間半も起伏のない追いかけっこの『トムとジェリー』+「正義とは?悪とは何だ!」の禅問答では辛すぎる。画一的で冷たい映像と短いカット割りはテンポの良さには貢献しているけれど、物語に入り込むのを拒否しているようで、セリフの言葉選びと相まって登場人物の感情が訴えてこない。言葉遊びしてないでさっさとトゥーフェイスを出せばいいのに。ラスト、ジョーカーがバットマンを欲したその合わせ鏡としてのバットマンの決断も納得がいかなかった。 【リン】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2011-10-03 17:42:07)
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134.ネタバレ 全身に傷を負わされ、大切な女性を失い、デントの復讐と死を止めることのできなかったバットマンは、彼の犯した罪を被って去っていく。ジョーカーの謀略に翻弄されっぱなしだったバットマンは、何も守ることができずに負けたのだろうか。 確かにバットマンが最後にとった行動は何の解決にもなっていないし、奇麗事かもしれない。でも正しい行いが自己犠牲を伴うものである以上、正義は奇麗事の支えなくしては存在し得ない。デントの罪を隠蔽し、自分が身代わりとなることで、バットマンは「正義は存在する」と信じる市民の希望を守った。そういった彼の頑張りがあったからこその「時間だ!…なぜ爆発しない!?」だろう。ジョーカーの語る理屈や行った悪事は正義の味方を完膚なきまでにブチのめしたが、ゴッサムシティの市民をブチのめし切ることはできなかった。彼の敗北は、物語の冒頭でバットマンに扮した自警団が犯罪者たちに戦いを挑んだ時点で決定していたのではないだろうか。 アメコミ原作ってことでヒャッハー水だー!見たいな分かりやすい悪党を完全無欠のヒーローがズタボロにするお話だと思って観始めたけど、想像以上に深い話で驚きました。アメリカの語る正義は独善の代名詞として揶揄されがちだけど、少なくともこの映画の製作スタッフや動員記録を更新させたアメリカの観客の皆様は、正義について真剣に考え、思い悩んでいるのではないかなぁと思いました。
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133.ネタバレ (改行表示希望) ヒーローものとは思えない、勧善懲悪という言葉だけでは済まされない いろいろ考えさせられる、人間の裏と表を辛辣に表現した秀作。
人を殺さず悪と立ち向かうヒーローの戦いと苦悩、一方虫けらの様に人を殺して人を弱みに付け込みもて遊ぶジョーカー
とりあえずコインの裏表(運)で物事を判断する検事(トゥーフェイス)
など、人間の弱さ(脆さ)と強さ(尊さ)を上手く「裏と表」で上手く表現していると思いました。
・この作品のための前作(ビギンズ)なのだと思った。 コミック特有の世界観を無くし、限りなくリアルな世界観も作品を見て納得
× ・軽くアクションが長い
・ヒロインの変更
・ティム・バートン版のバットマンが好きな人にはちょっといただけないかも。
・過去の作品で何かと問題な刑事役が多いゲイリー・オールドマンこのバットマンでもしでかすのかと思いきや
ビギンズと合わせて一本! 【はぶじ】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2011-07-19 09:31:40)
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132.ネタバレ 前作が好きなら見ても損したとは思わないはず。やはり、過去作のジョーカーに負けない別の狂気を演じきったヒース・レジャーが作品の評価点を上げたといっても過言ではない。脇役やBGMも前作と同様に存在感抜群で、これで盛り上がらないわけがない。これで終焉かと思わせるシーンが何度かあるが、そこから二転三転するシナリオも意外性があり良かったと思う。今作のレイチェルはケイティ・ホームズから入れ替わりとなったが、ハムナプトラの3作目での「こんなのエヴリンじゃねぇ」という違和感はあまりない。 スパイダーマンにしろこれにしろ、どうして最近のハリウッド映画ヒロイン像の特徴は、二股思想を持ったりするビッチなのかが理解に苦しむ。その尻軽具合はもはや、戦国時代に活躍した足軽鉄砲隊も真っ青である。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-14 19:41:23)
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131.ネタバレ 気になってはいたもののバットマンシリーズ見たことないし時間も長いから、ずっとスルーしてたけど凄く面白かった。2時間半とはいえ無駄が無くテンポもいいから一瞬も目が離せない。 何より敵役が良い! ジョーカーはもちろんなんだけど、運こそ最も公平であると何でもかんでもコインで決めるトゥーフェイスも相当魅力的だった。闇堕ちしていく過程が描かれているから思い入れも強く、実は一番感情移入できたキャラクターだったりする。 【Trunk】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-08 20:44:08)
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130.ネタバレ ヒーローの内面(苦悩や葛藤)など違った観点か見せるのは面白いと思いますが、 最後まで重い空気で尺も長く感じ疲れました。
やっぱりヒーローものは、勧善懲悪で爽快感がある方が好きです。 というか、他のバットマン・シリーズは未見なので比較出来ませんが、そもそもバットマンに爽快感を求めてはダメなのかな?
今作はバットマンというより、ジョーカーの映画と思えました。 それ位、ジョーカー役が良かったです。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-10 14:36:01)
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129.ネタバレ アメコミ物はそれなりきのイメージしかありませんでしたが、もはやお子様に見せられる次元ではなく、ここまでやるか!と驚きの連続。 特に検事の火傷顔にはインパクトがあり驚かされましたが、これがこの作品の象徴であったことが最後のほうの場面でわかり、妙に納得してしまいました。 例え下手ですが、勧善懲悪のロボットアニメ作品時代にガンダムが登場したときのような衝撃を受けました。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-03 22:06:54)
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128.ネタバレ 人間に潜む「悪」というものをここまで見せつけてくる作品は久しぶりに見た。アメコミを超えた、というキャッチコピーの意味は中盤まではわからなかったが、ラストでそういうことかと思わされた。
■ジョーカーは完璧なまでの悪。それはただ単に残忍な悪事を彼が良心の呵責もなく犯すというそれだけではなく、彼は人々が信じていたい自分の心の中の善と希望をも破壊しつくそうとする。それがすなわちあそこまで高潔だったデントの転落である。正しく生きている「がゆえに」どんどんと不幸になっていくという究極の不条理の中において、彼はついに悪へとなびく。各レビュワーさんはこの辺についてさまざまな映画を思い起こしているようだが、自分の場合は「セブン」のラストを思い起こした。
■だが、ある意味で彼以上の正義感を持つバットマンは、さらに辛い選択を取る。彼はまったく報われることもなく、誰からも評価されない、しかし人々のためにはなっている道を選び、自ら汚名を被る。「報われない、認められない正義」ほど、これまでの作品において描かれてこなかったものはないだろう。悲劇的な最期を遂げたとしても、「評価される」ことがほとんどだったからだ。わずかに「隣人は静かに笑う」のような例外はあるにしても、こういう展開は、しかも巻き込まれたのではなく自ら選びとるというのは、極めて重い。
■ラスト前後のストーリーの重さは非常によかったのだが、前半がよくわからない展開(これはバットマンシリーズを見ていないからかもだが)なのと、全体に暗くてアクションシーンが特に何をしているのかよく見えないのとが大きくマイナス。夜しか出れないヒーローとはいえ残念。 【θ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-28 00:19:38)
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127.ネタバレ 性善説とか性悪説とか興味なかったけど、ジョーカーの悪っぷりといったらない。 日本の映画の場合、悪人が出てきても、最後には少しいいヤツにみえたりする。 逆に日本映画で完全なる悪人を描こうとして転んだ映画をいくつも観たような気がする。ヒールは滑稽に見えてしまうものだ。 だけど、ジョーカーは違う。滑稽だけど、極めて悪。極悪。 悪の方が圧倒的に勝ってしまう。 そこがバットマン、アメコミの拠り所なのだろう。 ダークナイトの完成度の高さ、ジョーカーの悪役ぶりには感服する。 ただ、僕にはどうしても埋められない隙間を感じる。僕は日本人でよかったと思わずにはいられない。 でも、船のトコはもちろん押した方が爆発する仕組みなんでしょうね。どっか甘ったれなんだから。ムフフ・・ 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-10-21 10:02:52)
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126.ネタバレ ヒーローモノのお約束である勧善懲悪で無かったり、バットマン自身が『正義の味方』ではなく『恐怖の象徴』となる等、アメコミ映画の中ではかなり異彩を放つ作品。ジョーカーの無邪気な残虐さやトゥーフェイスの壊れよう等敵も非常に魅力的。 ただそれ以上に個人的には『長過ぎる』と感じた。 ストーリーは問題ないが、アクションがかなり間延びしており(実際見ている途中で『まだ続くのかよ?』とか思ってしまった)、バットモービルとかも『無印』や『リターンズ』の方が印象強かった。 展開も40分位の作品を繋げたように似た展開を繰り返すので疲労度が余計加速する。 さらに言えば本作は決してハッピーエンドではない。例え2時間越えようが最後綺麗に終わりさえすればスッキリできる。しかし、本作は内容の重さからスッキリできなかった。それ自体悪くないが、2時間半も拘束させて終わりも暗いと、内容の良さより疲れが先に来てしまった。 テーマ性は悪くないが、あのラストを考えるとアクションを削って2時間にして欲しかった。 もっと言えば、『必要悪』の概念もアメコミでは珍しいかもしればいが日本の漫画やアニメではそんなに珍しい設定でもない。もっともっと言えば、最後本当の『正義の味方』を殺してでも必要悪であり続けようとした『ウォッチメン』の方が個人的には印象深かった。 【ムラン】さん [映画館(吹替)] 5点(2010-10-11 20:52:01)
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125.ネタバレ 映画公開時の評判など知らないまま、知人から勧められてDVDで鑑賞しましたが、 これまでのバットマンシリーズとは一線を画す映画でした。 迫力ある映像で単純にアクション映画としても十分楽しめますが、バットマンのヒーローとしての苦悩や、ジョーカーのいっそ潔いと感じるほどの悪役ぶり、熱血検事が悲痛な悲しみと怒りの果てにトゥーフェイスが誕生するなど、単なるアクション映画以上の濃い内面描写で大満足の一作でした。 【camel】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-26 07:05:20)
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124.ネタバレ もし、仮面ライダー1号でこういうのをやってくれたら、と思うとワクワクしますね。さしずめ、ジョーカー役は、死神博士でしょうか。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-04 07:01:29)
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