83.ネタバレ 少し全体的に画面が暗かったのでアクションシーンでは何が起きているのかよくわからない個所はあったが、それを補って余りある展開だった。二時間半という長丁場だがそれを全く感じなかった。ただ、ヒロインのキャスティングは残念だった。 【らしゅたー】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-26 12:05:10)
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82.ネタバレ バットマンビギンズに次ぐクリスチャン・ベール版のバットマンで、ティム・バートン版の子供向けのファンタジー的な世界観に比べると、圧倒的に大人向けのリアルな世界観が好評のようです。 ヒース・レジャーのジョーカーは完全な悪で、ある意味主役だったように思う。一方バットマンはダークヒーローでいることに悩み公表し、地方検事のハービー・デントに意志を託そうとするが、ジョーカーの策略でハービーはダークサイドに引き込まれトゥーフェイスとなってしまう。最後はハービー殺しの容疑者となってしまう。
いとこのレイチェルの役者が変わっていたのが残念でした。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-12-25 07:51:22)
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81.ネタバレ 傑作。 船のシーンだけが若干冗長で内容が薄い。 しかしそれを持って有り余る会心の出来。 カタルシスの浄化の表現がお見事。 ヒースさんに合掌。 【翼ネコ】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2008-12-23 19:48:16)
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80.ネタバレ 根暗で幻想的な雰囲気ながら、どこか軽くてダラダラしてチンマリしていた従来のバットマンの(個人的な)イメージとはいい意味で別物。前作のビギンズでさえも退屈してしまったぐらいなんですが、今回は2時間半全編に渡って豪華でド派手なアクションが繰り広げられ、同時進行する幾つかの場面が抜群のテンポで進行され、集中力が全く途切れないS級エンターテイメントになっていました。 それでいて、万人受けするとは言い難い暗いストーリーはなかなかエグくて深いのが旨味。 バットマンってこんなに強かったっけ?こんなにハイテクで大富豪だったっけ?町並みや町の人はあんなに汚かったっけ?ヒロインはあんなにMJ(某クモ男のヒロイン)みたいなビッチだったっけ?などと元々のバットマンを思い出したりしながら観ていたのがもったいなかったので、独立した作品として改めてまた見ようと思います。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-22 00:29:10)
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79.ネタバレ ジョーカーをやっつける機会なんて幾らでもあったのに、そこを「裏をかかれた」みたいに必ず逆転されてしまう虫の良すぎる展開にうんざり。ヒース・レジャーの怪演に辛うじて救われたが、結局このまま続編が続けば前シリーズ同様の質に成り下がる危険性を感じた。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-21 12:05:44)
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78.ネタバレ 鑑賞後に感じる、このドヨ~ンとした陰湿な後味、良いですね。何気ないシーンでひたすら低音で流れるBGMが見事。ジョーカーはぺちゃぺちゃした不快なしゃべり方が印象的。不快に感じる演技が見事でした。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-19 19:06:47)
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77.ネタバレ 2時間半を長く感じなかった。面白かったです。ただ、ラストのバットマンの考え方ですが、街の秩序を保つ為のシンボル的存在にしたい人物には、最後の決断をコインの裏表に任せない、哲学ある人物にして欲しかった。そこが気になったのでマイナス1点。しかし、他は満足です。あのフェリーでの囚人のおっさんの行動。普通のおっさんの行動。ここがポイントでした。あの瞬間、ヒース演じるジョーカーが寂しい人物に見えました。ティムバートンのバットマンも好きだったのですが、このクリストファーノーランのバットマンも好きになりました。じつはビギンズ観てないんですよね。早速、観るつもりです。 【トント】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-18 19:22:38)
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76.ネタバレ 前作「ビギンズ」は観ていません。評判を訊いて、期待して観た訳ですが、イヤハヤ…。完全にヤラレました。ヒース・レジャーの死が作品自体のレア度(?)を増しているのは否定しませんが、それがなくても彼のジョーカーは凄まじいの一言。凄ぇIQ高そう。喋る時に妙に口がペチャペチャいうのや、やたらと鼻息が荒いのはもしかしたら賛否両論かもしれませんが、自分はとても好きでした。ただ、終盤の「レイチェルは自分を選んだ…」的なブルースの台詞。バットマン・シリーズを一生懸命観てる訳ではないので何とも云えませんが、あの時のブルースは非常にカッコ悪く見えました。自信過剰な金持ちめ!と思いながらも、今年イチバンの映画でした。 【キノコ頭】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-12-16 22:12:45)
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75.ネタバレ この作品ほど、迫力あるアクションと、心をえぐられる様なヒューマン・サスペンスを両立させた映画は今まで観たことが無い。 しかも、とても重厚なサスペンスの中にも「バットマン」というヒーローを描ききれているのも驚いた。
上に「ヒーロー」と書いたが、少し語弊がある。 タイトル「ダークナイト」の示す通り、バットマンは超人的なパワーを使って悪を懲らしめる通常のヒーローではない。
空を舞うなどの派手なアクションを見れば、ヒーローものとしても観れるということである。 だが、彼自身は修行で得た格闘能力はあるものの、あくまで超人ではなく人間であり、最新技術を駆使した武具を身にまとい、闘っているにすぎない。
悪役のジョーカーも、良心の呵責無く虫けらの様に人を殺害していくが、彼も最強に狂った悪とはいえ、人間なのである。
先が読めないストーリー、2時間半が全く長く感じられなかった。
「カオスの使途」と自称するジョーカーの言動がいちいち胸に突き刺さってくる。 個人的には、ジャック・ニコルソンの演じたジョーカーを、ヒース・レジャーはさらに深化させて演じ切ったと思う。存在感が凄すぎる。
ここまでの作品を作ってしまったノーラン監督、続編はかなり厳しいのではないか。 しかもヒースはもうこの世にいない。代役はどの俳優にでも無理だと思う。
映像、音楽、脚本全てにおいて素晴らしい最高の映画。
【おーる】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-13 15:23:41)
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74.ネタバレ ある作家の高評価もあって、期待度が高すぎたせいもあるのかこの点になりました。・・・1. アクション・シーンは、この手のハリウッド映画に一般的水準です。ダイハードや、スピードや、ターミネーターを越えるものがこの映画にあるのか、と尋ねられたら、残念ながら、ない、と答えざるをえません。・・2. ジョーカー、マフィア、ラウの関係が、極めて不鮮明だし、全体として、話しの展開に脈絡がなさ過ぎ。・・・3. 札束を燃やすシーンも想像力が欠けているように思えます。ジョーカーが金銭に拘らない悪であれば、例えばゴッホとかダヴィンチとかの絵を燃やして見せれば良いのです。このキャッシュレスの時代に、巨大な札束の山を燃やしたって、中は燃え残るし、社会的にはまた印刷すればよいだけです。・・ 4. ジョーカーは、ずいぶんと手下をもち、組織を作っています。でないと、例えば、銀行強盗の後のスクールバスの行列や、警察組織への浸透や、情報収集や、あるいは病院や船に爆薬を仕掛けることも、人質にマスクをさせて偽装することも不可能です。もしそうした組織を持たないなら、リアリティがゼロのものになってしまう。そして組織があるならば、ジョーカーには、狂気というよりも、理性的な組織者しか感じらなくなってしまう。・・・突き抜けた狂気を感じさせるのは、例えば「ブラックレイン」の松田優作かなんかじゃないでしょうか。あるいはアンソニーホプキンスとか。・・・・説得力を持たせるには、ジョーカーをある種の神として描く必要があるのだけど、それにしては、登場しすぎだし、演技しすぎ。・・・・5. 光と闇というのも、ゾロアスター、マニ的伝統なのだろうけど、説得力を持って展開されていない。・・・全体として退屈な作品でした。 【王の七つの森】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-12-12 00:33:26)
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73.ネタバレ 最初からグイグイ引き込まれました。 ぼーっとしている暇がないぐらい集中していたためか、全く長さを感じさせません。 レイチェルを見て、何か違和感があると思っていたら、女優さん代わっていたのね。 それにしても、ブルースが可哀相(哀れ?)で…アルフレッドが手紙を燃やす姿を見て、切なくなりました。 【かずまる】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2008-12-10 13:04:08)
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72.ネタバレ 新生バットマンシリーズはリアルな世界を感じることができて本当に面白い。今回は特に、ジョーカーの強烈な存在感で本作品は前作以上の出来であり、次回作もかなり期待できそうだ。旧シリーズのふざけた敵がどのようにリアルに再生されるか早く見たい。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-11-23 09:27:15)
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71.ネタバレ 見終わったあと、すごくぐったりしました。役者もストーリーもよくできていて、良質な映画だったと思いますが、もう一度見たいかと言われたら確実にノーです。世界の嫌な部分を見せられた気になった。それを作品の深さと呼ぶのかもしれませんが、僕が映画に求めているものとは違いました。ジョーカーの計画があまりにもうまく行き過ぎるのにもイライラしたし、検事が急に性格が豹変してしまうのにも違和感があった。あんな都市があると考えるとイライラしたし、とにかくところどころにイライラポイントがあった。でもそれだけこの映画に力があったということなのかもしれません。重くて良質な純文学を読んだ時の感想に近いです。評価はするけど、好きになれない。そんな映画でした。 【コダマ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-11 23:17:43)
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70.ネタバレ 後半説教臭いが、傑作。もしかしたら世に存在するほかの多くのスーパーヒーローも、それぞれ悩みがあるのかなあと思った。ミッキーマウス、ロックマン、ヤッターマン、とか。
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69.ネタバレ 冒頭の銀行強盗シーンで一気に引きつけられた。まるで『ヒート』の冒頭部のようにこれ以上ない「つかみ」にやられた。前作はバットマンに現実味を帯びさせたゆえのつまらなさがあったのに、この作品はなぜかかっこいい。前作のレビューにバットマンのプロットを借りた別の物語だと思えばそれなりに云々と書いたが、今作はまぎれもなくバットマンのプロットを借りた犯罪映画だ。だから面白いのだ。アクションシーンは前作同様に何がなんだかなのだが、アクションシーン自体が少ないのでそれほど気にならない。それでも前作が最初から最後まで「正義とは」を語るだけだったように、今作もまた「正義とは」が語られ、バットマンの対称としてジョーカーを位置づけることでそもそも「正義」の必要性への疑問まで持ち出してくる。犯罪が蔓延った世界に均衡をもたらすために犯罪者に恐怖をもたらすバットマンがいる。バットマンがいる世界に均衡をもたらすためにジョーカーがいる。そして均衡を得るために少しずつ歪んでいった世界に真の均衡をもたらすのがカタチとして存在しない希望の光。という話。結局、終始説明の映画であることに段々と苛立ってはくる。ここにこの映画に対するイヤな、それでいて大きなしこりのようなものを感じる。あーだこーだ言ってないで犯罪映画を楽しませろよと思うのだ。このあーだこーだはおそらく次回作に引き継がれるのだろう。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-10-15 14:51:57)
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68.ネタバレ ジョーカーのナース姿やタイヤがデカいバイクにバットマンらしさを感じたけど、その他の部分についてはいわゆるヒーローの孤独を謳うだけのありふれた感。バットマンの飛び方はすごくいいし、心の弱みをついてくるジョーカーの戦略もよい。何が足りないって、熱さが足りない。 【ぷりんぐるしゅ】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-09-27 13:24:20)
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67.ネタバレ 今まで同じ映画をみに映画館に3回行ったことなんかありません。この映画がはじめてです。 まじでダークナイト最高!というより、最高なのは「ジョーカー」です! ジョーカーからにじみでるちょっと物悲しい雰囲気、セリフ・・・・。カンペキとしか言えません。オープニングで「ピエロのお面」かぶっててもヒースレジャーだとわかる(いい意味で)あの雰囲気・・・まじですごすぎです。鳥肌たちまくりでした。ヒースがもうこの世にいないなんて、ほんと発狂しそうです。 完全にバットマンは喰われちゃってたね。ジョーカーの勝ちです! 【ワカサ】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-09-23 23:34:59)
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66.ネタバレ かつてこれほど悲しく、重い内容のヒーロー映画があっただろうか。 原作も知らず、何の予備知識も持たずに観た私は、めでたくハッピーエンドで終わると思ったその次の瞬間始まった悲劇のエピローグに驚き、そして最後はやり切れない思いを胸にして映画館から出た。 ただヒーロー映画が全てスカッと明るく爽快でなければならないのか、ハッピーエンドでなければならないのかと言えばそうではないという事がこの映画によって知る事ができたし、興行成績やここでの評価がそれを証明している。(それにバットポッドの登場&走行シーンなんかは最高にドキドキさせられるエンターテイメントになっているし)最後にスカッとニッコリできる映画では決してないけれど、最初から最後まで緊張感張りつめた重厚なストーリー&演出、俳優陣の演技、音楽、SFX全てにおいて素晴らしい映画だ。 しかし、本当にやり切れない悲しい気持ちになったのは、ここのサイトを見てジョーカー役のヒース・レジャーが28歳の若さで既にこの世を去っている事を知った時だった。ニコルソンのあのジョーカーが大好きで、あれを超えるジョーカーなんて無いだろうと思っていた自分を見事に裏切ってくれたこの素晴らしい演技を次作ではもう観る事ができないなんて。これこそ悲しすぎる。自らの命を削って魅せてくれた最高の演技をありがとう、ヒース。 【野良狼】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-09-22 23:24:27)
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65.ネタバレ 評判がよいという噂は聞いていたものの、事前の予備知識まったくなし。いったいどんな映画なのかを全く知らずに見たので、冒頭でジョーカーが出てきても、バットマンが出てきても、しばらくバットマンの映画だと気がつかなかったくらい(『バットマン・ビギンズ』は未見)。それにしても凄い映画。まず俳優陣が凄い。あのマイケル・ケインまで出てきたのは驚いた。ジョーカー役のヒース・レジャーが、また良い。かつてのジャック・ニコルソンを見て、彼を超えられないのではないかと思ったが、あっさりとジョーカーをものにされてしまった感じだ。レイチェル役のマギー・ギレンホールも知的な女性という印象があるし、ゲーリー・オールドマンやモーガン・フリーマンは、改めて語るまでもないだろう。脚本は「バットマン」の骨子を守りつつ、あえて漫画調をやめ普通の都市の話にしたというのも結果論的ではあるがよかったと思う。ジョーカーが無茶をしすぎるので、「放っておけばまた無実の市民が殺されかねないのに生かしておく」ことにやや疑問を感じたものの、遠慮のない映像にもどんどん引き込まれていく感じで、映画館で見てよかったと感じる作品だった。 【mohno】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-17 23:50:52)
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64.ネタバレ 地元での最後の上映だったのでなんとか都合をつけて鑑賞。わざわざ映画館に行ってまでバットマンを見に行くとは・・・ジョーカーの、ボロボロのメイクでニヤっとするシーンが印象に残っていたので、見に行きたいとは思っていました。ヒース・レジャーの演技は評判どおりですね。テレビで見たビギンズも面白かったけど、一層重い雰囲気で圧倒されました。トゥーフェイスの顔がどうにも安っぽく感じて、ちょっとがっかりしたので9点で。 【ディーゼル】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-14 21:47:00)
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