43.ネタバレ なかなかアメコミ映画にしては重たいテーマを抱えていると感じました。スパイダーマン3に通じるところがあるでしょうか。最後もすっきりと勧善懲悪で終わるわけではありません。大人向けのアメコミ映画です。惜しむらくは無駄な時間があるわけではないけども少し時間が長いのとバットマンの世界観が現実の世界と融合されてしまっていることですね。もう一度観てみたい作品です。 【いっちぃ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-23 23:27:07)
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42.ネタバレ 内容がギッシリの2時間半。ヒース・レジャーの演技が怖い。 ジョーカーがとことんワルすぎる。すぐ人を殺しちゃう。 最後はモヤモヤ感が残ったけど、なんか心地いい。 【eureka】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-23 00:10:21)
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41.ネタバレ ひとりでレイトの時間帯に見に行ったのが正解でした。めっちゃ怖い。ジョーカーめっちゃ怖い。指の動かし方まで怖かった。クリスチャンベイルは相変わらずセクシーで、ゲイリーオールドマンやモーガンフリーマンに関しては言うことなしです。ビギンズと同じくアルフレッドには萌えました。私はレイチェルは可愛いと思う。私がレイチェルだったらデントを選ぶはないけれど、デントもいい仕事してたと思います。役者さんが豪華で爆破シーンも派手なのですが、『ハリウッド映画ですか』党の私は別に食傷を起こすこともなく、むしろ毎秒感心して鑑賞していました。引き込まれてました。(上映時間が長くて、途中でトイレに立ったのが後悔ですが・・・。)自宅に帰ってwikipediaで初めてヒースレジャーの顔写真を見たら、普通の優しそうな男性で驚きました。28歳での夭折。ご冥福をお祈りします。2回目行こうと思ってます。 【キュウリと蜂蜜】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-21 23:47:17)
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40.ネタバレ 一言で言って、すんごい重厚な作品。 アクション映画なのに、アクション性を自重した抑制ある演出は凄い決断。 ドラマも冗長な感じはまったく無く、いやはや良くぞここまでと言う完成度。 ギター侍似のヘッポコマフィアを中国から拉致るブルース様の圧倒的な資本力と行動力は出来る男の鏡。まるでこち亀の中川みたいな破天荒な金使いの荒さは観ていて気持ちがいい。 ぜひお友達になりたいです。 【シロちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-21 09:40:46)
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39.ネタバレ 2度見てしまいました。 一度目は、文句無く10点。凄まじい傑作だと思いました。
そしてストーリーに翻弄されること無く鑑賞できた二度目に感じたことが、 「この映画は、エンターテインメント性に富んだ『ゲーム理論』の教科書だ」 ということです。また厚生経済学の実験のようにも感じました。
登場人物が抱えるそれぞれのジレンマ。そして選択の意味。 それら一つ一つが非常に興味深く感じられ、丁寧に検証してみたいと感じています。
特に2隻のフェリーで仕掛けられた将に「囚人のジレンマ」ゲーム。両者の行動の結果は同じであれ、「できなかった」と「やらない」という選択の意味の差は非常に大きいと思えます。 また最後のウェインの選択は、正義(ジャスティス)というよりも義侠心(コミットメント)。ヒロイズムというよりも騎士道(武士道?)精神。だから「Knight」なのかなと勝手に納得しております。
そしてこの映画の隠れた魅力は、マイケルケイン・モーガンフリーマン・ゲーリーオールドマンの名優3人。
アルフレッドの卓越しながらも優しい眼差し。
フォックスのウィットに富んだ会話。
正義を貫く姿がどんどん板についてくるゴードン
彼らの振る舞いは秀逸です。中でも、真っ当な役という新境地を開いたゲーリー・オールドマンには拍手です。
ということで、様々な新たな魅力に気付いた二度目の鑑賞も、10点満点でした。 【八幡浜ちゃんぽん】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-20 16:49:54)
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38.ネタバレ これはすごく重厚な映画です。 舞台もアクションも前作よりスケールアップしてます。 バットバイク(名前知らない)かっこいい。 病院、うほっいい爆破。 バットマン達はジョーカーの魔の手にかかり、多大な犠牲を負わされます。 ナースになりきったジョーカーがかわいかった。 ジョーカーはほんまおもろいです。 結局最後までとどめを刺されなかったから、次があるならまた出るかも。 今回いきなり最強状態で現れたのがちょっと変に思えたから、ジョーカー誕生物語とか。 話が難しくてよくわからなかったのと、時間が長すぎるのは難点。 【且】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-20 04:37:30)
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37.ネタバレ ハッキリ言って、面白い!アメコミヒーローモノを舐めていた。まあ、主人公の葛藤とか、ありがちな突っ込みどころは仕方ないにせよ、たまらないゾクゾク感と迫力は圧巻。まず、ゲーリーオールドマンの演技がいい。普通の正義の人であるって所が、現実とかけ離れた設定であるバットマンを際立たせてる。なによりヒース扮するジョーカー。憎むべき悪人であるはずの人物から、次々に伝染していく憎しみや怒りの連鎖が上手く表現してある。バットマンの苦悩も、ジョーカーに食われた。でも、ヒーローモノのヒロインってどうして・・・あんな・・・(笑)。脳内変換して見てた。これは美人、一般人もヒーローですら、一発で恋に落ちる美人、と。どちらにせよ、映画館で見るべき一本。 【ロボット】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-19 18:06:21)
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36.ネタバレ 「ビギンズ」は観てませんが、「ダークナイト」観てきました。 バットマンの格闘シーンや、バイクシーンも良かったですが、 やはり印象に残ったのは悪役のジョーカー。ただのサイコ野郎と思いきや、 用意周到の切れ者で、混乱のみを求めるとてつもない悪役っぷりを観せて頂きました。 またあの中途半端なメイクが異常っぷりを際立たせている感じがしました。 ヒースレジャーの怪演が観れなくなると思うと悲しくなりますね・・・。 ストーリーは単純なヒーローものの話しではなく、考えさせられえるところもあり、 深い物語だったと思われます。
あとは個人的にバットマンがガン=カタをやりださないか心配になりました(^^;) 【とむ】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-19 00:54:11)
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35.ネタバレ バットマンがあそこまで普通の人間になってしまうと、別に「バットマン」でなくても いい感じ。観客はある程度人間離れしたヒロイックなアクションを求めているわけで、 これじゃ、超大金持ちで格闘家の普通の人間を主人公にしてもいいんじゃない? どちらかというと、人間の心理を巧みに操るジョーカーの方がよっぽどひーろーだと 思う。あと、この作品、女性の描き方がひどく、全然魅力的なヒトが出てこない。 レイチェルも2人で取り合うような女かね?全編通してストーリーが非常に暗く、最終的 なカタルシスも無し。単純なアクション映画を期待していたのにな。でも、バットポッド の登場シーンは燃えた。タイヤの太さの理由が良く分かった。 【しぇんみん】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-18 23:21:07)
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34.ネタバレ つくづくアメリカ人のバットマン好きには驚かされるヒット振り。内容もクオリティも申し分ないですが、ゴッサムシティが普通のLAやNYの町並みと変わらなくしてしまったのが解せない。アメリカでは珍しいあのダークな街が魅力ではなかったのか。コミックものゆえにリアリティを追求せざるを得なかったのか。ヒースレジャーの怪演ばかり評価されているが、期待したほどではなかった。ジョーカーの役柄ゆえの成り行き程度かな。脚本家を誉めるべき。ストーリーの緻密さには脱帽だが、出演者の演技は総じて上の下くらい。高過ぎる評判を除けば十分に満足できる高級娯楽ムービー。 【shirasu】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-18 13:24:51)
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33.ネタバレ ここのレビュー結果を見てから映画館で観賞しました。2時間半という時間も長く感じることなく楽しめました。アメコミといえば人間離れしたヒーローをイメージしますがバットマンはなんとも人間くさい、そこがまた良い感じです。そしてジョーカー役の「ヒース・レジャー」がまさか「ブロークバック・マウンテン」の主役だったとは!いやぁ、ビックリしました。全然違う役柄なのに完全に演じきってました。バットマンが色々なシーンにいきなり現れますが、「そりゃ瞬間移動の能力がなけりゃ無理だろ!」ってのがありました。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-17 09:48:47)
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32.ネタバレ <<かなり核心的なネタバレをしています。未見の方注意!!!>>まずは一言、通常のハリウッド映画の定石というガチガチの「枠」を踏み出して、およそ2時間半という長丁場をものともせず緊張感を維持し続けたその内容と、僕自身が最初から最後までその内容にのめりこんで鑑賞することができたことに関して、この映画に感謝したいと思います。
9点と言う点数は、二転三転して観客を振り回すそのストーリーと、観る者を圧倒するアクション、そして個人的には、「高潔で良心的」なゴードン警部を演じたゲイリー・オールドマンに対して差し上げたいと思います。
ではなぜ満点ではないのか・・・個人的には、この映画のテーマの根幹に係ると思われる「ダーク」な部分、つまり「暗部」についての解釈に、やや釈然としない思いを抱いたからです。
人間の「暗さ」というのは、どの人間も等しく持ち合わせているものだと思います。この映画でも至る所にその「暗部」が、ある時にはちらついたり、ある時にはあからさまな狂気と共に描かれます。
その「暗部」についての描写(あるいは「闇」と対比された「光」の部分)に対して、「映画」という一貫性のある表現形態で形にする必要があったという事情を考慮したとしても、余りにも「今の時代」の暗い雰囲気を意識し過ぎているのではないかと僕は感じられたのです。その気持ちは、僕の場合は作品がクライマックスを迎えるにつれてより募っていきました。
たとえば作品ラストでバットマンが「ダークナイト」として「罪」を引き受ける場面についても、「古風」と言われればそれまでなのですが、僕は正義を行うのであれば、たとえ良かれと思ったことであっても自分の中に「偽り」を抱え込むべきではないし、また「偽り」を抱えたままではそれまでのようなまともな「行動」もできなくなるのではないかと、思ってしまうのです。
しかしその一方で、高潔でまっさらな「ヒーロー」というものが成立しにくいという今の時代に、そのあたりの屈折した感情をも背負った「アンチヒーロー」として形作られた「バットマン=ウェイン」という存在を、大変魅力的にも感じます。個人的に上記の「違和感」は否定しきれないのですが、一本の作品としては、単なる「娯楽映画」という枠を突き抜けた重い感触を観客に残す力のある、素晴らしい映画だと感じました。 【マーチェンカ】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-17 02:06:13)
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31.ネタバレ 20年近く前に(中学生の時か…)1を見たっきりで、今回友人に誘われてストーリーや俳優についてなんの予備知識もなく見に行きました。 もともとアメコミ原作の映画は趣味ではなくほとんど見たことがないのでどこをどう評価するべきなのかわからんのですが、個人的に感じたことは、長い。登場人物のキャラ設定や関係設定がまったく頭にないおかげでわかりづらいことも多かったかな。中盤まで色々エピソードを詰め込みすぎでなにがなんだか。ゲイリー・オールドマンが出てるってだけで「いつこの人は邪悪になるんだろう」と余計な期待をし続けていたのもいけませんでした。 長いわりにはそれほど退屈はしなかったし、ストーリー全体としてのメッセージもわかった(つもり)ですが、疲れた。バットマンのとてつもないいい人ぶりと船のエピソードはストーリー上必要不可欠なんだろうけど、そこだけ浮きすぎな感がいなめないのは自分が汚れてしまってるんだろうな。 【リムコフ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-16 10:19:35)
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30.ネタバレ ヒーローものなのに爽快感がない。 必要悪?なにぐだぐだしてんだって感じ。 そもそも悪の組織を相手に戦うには組織化しないとだめでしょ。 一人で正義感ぶっててもろくな結果にはならない。 ほら、恋人死んだでしょ。 正義の検事が悪に転落するなど内容が暗すぎる。 ジョーカー弱そうだったな。 【よしのぶ】さん [映画館(吹替)] 5点(2008-08-16 02:27:34)
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29.ネタバレ 何より脚本が素晴らしい。第一級のエンターテインメントでありながら重いテーマに繋がる流れには淀みがなく、完成されている。
ジョーカー対バットマンの人知を賭した戦いは目が離せず、理屈ぬきに面白かった。ジョーカーの病的なまでに狡猾な策と、バットマンの取る破天荒かつ大胆な手段との対決には、アクションの爽快さと頭脳戦のサスペンスの両方が盛り込まれている。意表を突いた展開の連続はよくできたミステリーのようだし、アクションシーンの凄まじさはハリウッド映画の真骨頂といっていいだろう。
ジョーカーというキャラクターの魅力はこれまでのどんな悪役も及ばない“わけのわからなさ”、予測不可能の狂いっぷりにあるように思う。カリスマ性であればレクター博士などにはもちろん劣るが、しかしバットマンに蹴りつけられながらけたたましく笑い転げるあの底知れない不気味さ、予測不可能の恐怖は前代未聞だ。いたずら好きの残酷な子どもをそのまま大きくしたような純粋な悪意と、実は相当に理性的な知性の同居。これが怖い。
バットマンに関していえば、今回“財力”という要素を特徴的に扱っている点がユニークだったと思う。とくにアリバイ作り、スカイフック作戦の下りはほとんど『おぼっちゃまくん』『富豪刑事』レベルで、ちょっと笑えた。
しかしこれまでのアメコミヒーローとの決定的な違いは、自らを“必要悪”として認識しているところだろう。初めから、本来なら自分はいない方がいい存在であると考えていて、あくまでも主役は司法、自らは補助役に回る。
人が怒りや憎しみ、恐怖を抜きにして正義を為すことの難しさを真正面から描いている点は、アメリカ映画としては稀に見る誠実な作品だと思う。同じ立場にあって、自分はトゥーフェイスではなくバットマンでいられる、と言い切れる人がどれだけいるだろう?(しかもそのバットマンも、愛する人に選ばれなかったという真実は知らない上での、強さなのである)。後味は重苦しいが、しっかりとテーマに向き合っているからこその結末だろう。
これだけの要素を盛り込みながら二時間半、中だるみは一切なし。少なくとも娯楽作に限っては、おそらく2008年のベストじゃないだろうか。 【no one】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-15 18:37:27)
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28.ネタバレ ジョーカーのスーパーマンぶりが立ちすぎたかな。あれだけの財力とハイテク、警察組織(半分は腐敗しているとしても)をもってしても、最初から最後までジョーカーの手のひらで踊っているだけなのは不自然さが否めませんでした。ジョーカー、ブルース、ハービーの三角関係、ひいては善と悪のバランスの危うさを描くなら、悪のヒーローであるが故の苦悩も味付けするともっと面白かったのでは。あと期待以上にアクションシーンが素晴らしかったです。バットポッドのカーチェースシーンには鳥肌立ちました。 【ぱふ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-15 12:55:57)
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27.ネタバレ ビギンズには辛い評価をした私ですが、それを撤回せねばならない続編が出てきました。スパイダーマンと比較してヒーローの見せ方がなってないなどと批判したのですが、この新生バットマンは他のアメコミ映画とは目指すものがまるで違うようです。マンガの世界を巧く作りあげ、ヒーローものならではの荒唐無稽なアクションを見せ、そして実写化した時の違和感をうまいトンチで乗り切ることが他のすべてのアメコミ映画のキモとなっていますが、このシリーズが目指すのはそれとは正反対。バットマンや敵のフリーク達を現実の世界に引っ張り出し、現実世界で彼らがどのような意味を持つことになるのかがこのシリーズの追うところです。なのでCG丸出しのヒーロー大暴れなどは一切なく、バットマンやフリークとはいえあくまで生身の人間が戦ってるよう見せることにこだわっています。前作では視覚的に未完成だった為この狙いがイマイチはっきりしませんでしたが、本作では見事にスクリーンに反映されています。そこいらの刑事ものよりもリアルに、しかもバットマンという非現実が真ん中に立っていても変に見えないようにという絶妙なバランスで作られているのです。またそんな生真面目なアクションの中でも、バットモービルからバットポッドが分離するというかっこいいギミックも見せてくれるので、監督も相当小慣れてきてるなと感心しました。脚本の充実ぶりも見事。たったひとりの狂人が大都市をパニックに陥れていく過程に疑問や違和感を覚えさせないのは、話が良く練られている証拠。そんな「よく出来た脚本」からさらに二歩も三歩も突っ込んで、ドラマとしての面白さ、「正義とは?ヒーローとは?」という問いかけまで盛り込み、かつ大量に仕掛けたネタをどれひとつ破綻させていないという神業的な仕上がりとなっています。特に素晴らしいのが二隻のフェリーの駆け引きで、戦いの当事者が「正義とは?」と悩む映画はいくつもありますが、傍観者である市民にその姿勢を問うというありそうでなかった展開を挟んできたことで、この作品の価値はぐっと上がりました。今回点数を9点としているのは、映画館で一度鑑賞しただけでは、情報量の膨大な本作の全貌を掴んだ自信がないからです。それにしても、このような観客に対して相当レベルの観賞力や集中力を要求する映画が史上空前のヒットとなっているのですから、アメリカというのもバカにならない国です。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-15 03:36:58)
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26.ネタバレ 圧巻。映画史に残る傑作。てっきりジョーカー対バットマンの映画かと思っていたのでまさかトゥーフェイスまで拝めるとは思ってもみませんでした。単なるアメコミに止まらず、芸術的でも善、悪、人間の心理に対する壮大なアンチテーゼでもあります。二度も見てしまいましたがジョーカーが出る度ドキドキしっぱなしでした。 ヒースレジャーは完成品を見ていないのだろうか…合掌。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-14 23:01:58)
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25.ネタバレ 2時間半もあるのにその長さをまったく感じさせない演出に脱帽。 ひたすら緊張感の中で映画を見ることが出来ました。2つの船のシーンは息が詰まりました。ヒースレジャーの出てる映画を初めてみましたが、演技をしているようにみえないほどジョーカーを演じていてまさに鬼気迫るって感じでした。 【まつけん】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-14 01:52:57)
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24.ネタバレ 終止緊張感につつまれたままの映画は大好きだ。逝去が惜しまれて仕方ないヒース・レジャーを始めとした役者陣の鬼気迫る演技、練りに練られた脚本。まるで観客に向けてまで選択を強いるかのようなジョーカーの2択の罠。なにより、得体の知れない完全悪と思われるジョーカーと悪に染まってはいけないバットマン以外の全ての人間が善人にも悪人にも簡単になってしまいそうな、そんな人間の弱さが観ていて気を休める事を許してくれない。強くありたい、だがその強さは人間に本来備わっているものなのだろうか?その強さを得たとき、人は人でいられるのだろうか?悪に染まったトゥー・フェイスの行いに共感し応援してしまう自分がもしゴッサムシティにいたならば、バットマンを追いつめてしまう市民となってしまうのでは?そんな事を感じながらの2時間半はとても短く、これだけの内容を盛り込みながら、きっちりとまとめあげられた傑作には10点満点がふさわしく感じる。 【光路郎】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-13 19:57:56)
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