映画『ブラス!』の口コミ・レビュー(4ページ目)

ブラス!

[ブラス]
Brassed Off
1996年上映時間:107分
平均点:7.20 / 10(Review 160人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-12-20)
ドラマ音楽もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-15)【Olias】さん
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監督マーク・ハーマン
キャストピート・ポスルスウェイト(男優)ダニー
ユアン・マクレガー(男優)アンディ
タラ・フィッツジェラルド(女優)グロリア
ケネス・コリー(男優)グレーズリー
アダム・フォーガティ(男優)鉱夫
ジム・カーター[男優1948生](男優)ハリー
池田勝ダニー(日本語吹き替え版)
古澤徹アンディ(日本語吹き替え版)
島田敏(日本語吹き替え版)
田原アルノ(日本語吹き替え版)
脚本マーク・ハーマン
音楽トレヴァー・ジョーンズ
作曲エドワード・エルガー行進曲「威風堂々」第1番
ジョアキーノ・ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲
民謡「ダニー・ボーイ」(アイルランド民謡)
製作スティーヴ・アボット〔製作〕
配給シネカノン
字幕翻訳太田直子
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💬口コミ一覧

100.フィルだな。この作品はフィルに尽きる。すごく弱々しそうな顔だけど、すごく家族思い。ダニーが倒れたときのあのダッシュと叫びには優しさが表れている。そして自分の生きる意志ってどこから来てるのかなって考えちゃいました。それにしても音楽ってやっぱいい!!
とむさん 8点(2003-05-31 02:19:21)
99.じわ~んと涙がこぼれました。正直、ユアン目当てで見たのですが、この映画は、ダニーの息子フィル役のスティーブ・トンプキンソンの演技がとても良かった!父を想う気持ちがすごく温かいんだよなぁ。炭鉱夫の逞しい女房たちもいい味出してた。久しぶりに心が洗われた、良い映画でした。
ひめこさん 8点(2003-04-11 10:32:50)
98.ブラスバンドに入ってたからなんか親しみもてた映画。見終わった後ほんわかします。ユアンこのころいちばんかっけーんじゃないかし。
はちまろさん 8点(2003-02-01 09:10:36)
97.ダニーボーイのシーンが泣けて泣けて仕方なかったですわ。P・ポスルスウェイトの指揮者ぶりは立派。練習したんだろうな。それにくらべラストのあのおじさんの指揮はめちゃくちゃすぎる。ま、笑って許すか。このタイプの映画はかなり好き。
GOさん 8点(2002-04-13 23:44:02)
96.映画はそれ自体おもしろいし、音楽もそれ自体良い。良いものが一緒になったらもっと良い。素直にそう思わせてくれる。
鉄コン筋クリさん 8点(2001-12-07 00:01:46)
95.炭坑町のあの物悲しい雰囲気が好きだったりするんですが、なんだか切ないですねぇ。私もチャーリーさんと同じでアランフェス協奏曲の方が感動的だったし印象にも残りました。
雪うさぎさん 8点(2001-07-24 23:11:37)
94.単純に泣ける良い映画だと思います。ただし、今になるとそれほど印象に残っている映画ではないのかと・・・
ヒロミさん 8点(2001-05-27 07:52:59)
93.いやぁー良かった!病院の前での演奏での、ユアン・マクレガーの口笛にはびっくりしました。それと、あの「コバヤシ」の息子の涙!!「フル・モンティ」みたいなのもいいんだけど、こういう現実を直視した映画って、そのぶん共感しやすかったです。すぐにでも他人に勧めたい!
woodさん 8点(2001-05-22 10:10:06)
92.「フル・モンティ」最近では「リトル・ダンサー」そしてこの「ブラス!」。こういうイギリス映画を観るたびに、今の日本を嫌でも考えてしまう。サッチヤーは鉄の意志をもって構造改革を成し遂げたが故に、現在のイギリスの復活がある。日本人は果たしてその痛みに耐えられるのだろうか。「ダニー・ボーイ」、「威風堂々」ブラスバンドの演奏も良かったし、ピート・ポスルウェイトの飄々とした演技も味があった。
向日葵さん 8点(2001-05-13 10:37:15)
👍 1
91.建前と本音が非常に巧く描けていると思う(スト破りとかトロフィーとか)。選曲も効果的で、いやみ無く感動します。何本か観たイギリスの失業者映画中最大の傑作。
山岳蘭人さん 8点(2000-11-25 16:17:15)
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90.ネタバレ 金管楽器を演奏する者としていつかちゃんと観ておかなければ、と思いつつやっと(!)観ました。

まず感心したのは本当に吹いてるように見えること。音を当てている奏者が上手すぎる、というかいかにも別録りの「完成品感」があるのが難ではあるが、吹く演技はできている。(運指については自分が知らない調性管や替え指を使っていると思えばよろしい)

『トレインスポッティング』と同じ年のこの映画でのユアン・マクレガーはまだ明らかに演技が下手。なのにスターの輝きがある。なのにまったく普通の若者感。相方(?)のタラ・フィッツジェラルドが妙に上手い演技なので若干のちぐはぐ感はある。

この映画は音楽と社会問題をブラック・コメディの雰囲気に包んでスポーツ映画的サクセス・ストーリーに仕立ててあるので、観終わって何を語ればいいのかいまいち分からないところがある。社会の変化に対する政治の役割を考えさせられたりもするが・・・

音楽映画としての見た場合の最大の問題は、クライマックスであるロッシーニを練習する場面がまっったく出てこないところ。個人練習とか単なる音出しとかも(映像では)ない。とにかく「練習」という、アマチュアバンドに必須な要素が足りない。その他の演奏も音を外すところ以外はすべて完成品の別撮りなので、なんなの、この人たち全員天才集団なの?という感じになる。それが「大会で優勝して大逆転」というスポーツ映画的カタルシスをもの足りないものにしてしまっている気がする。

全体としてみれば、重さも軽さも派手さも地味さも丁寧さも適当さも全てにバランスが取れた良い映画で、ヒットするのはわかる。ただ自分のように表現の意味や置きどころを探してしまう人間にはどうも咀嚼しきれないところがある。ただ、良い映画だ。音楽というか演奏が良いしね。そして金管楽器やブラスバンドの魅力を世界に知らしめた功績は計り知れない。
tubirdさん [DVD(字幕)] 7点(2021-11-28 12:47:45)
89.「天使にラブソングを2」の大人版ですね。「天使にラブソングを2」より比重的に人間ドラマ>音楽、といった印象です。
炭鉱閉鎖を軸に据えながらも、オヤジ達の哀愁・今にも無くなりそうな夢への情熱・現実との葛藤という三位一体を静かにしっとりと、しかし熱く描いた良作かと思います。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-01 05:06:40)
88.ネタバレ 炭鉱閉鎖と曇天と先行きの見えない状況と。
閉塞感のある中に響きわたる音楽がいい。
こういう音楽映画は大体BGMから良いので耳に心地よい。
そしておじさんが頑張る映画も好きだ。
みんなで一つのものをつくり上げる映画も。
苦しい状況が切なくて、音楽ひとつで何も変わらないという意見もわかる。
だけど何かが少しでも変わる、と信じたい、希望を描いた作品。
えこーさん [ビデオ(字幕)] 7点(2015-03-01 17:51:28)
👍 1
87.ネタバレ 産業の転換期における負の部分をストレートに描いており、いかにもイギリス映画らしい雰囲気ですね。実直ながら堅実なキャスティングは英国の国民性が表れてるかも、とか思ったりして。まぁしかしユアン・マクレガー若いな~。思っていたものよりシリアスで重い内容だったかな?ひねりは少ないが直球勝負な良い映画だとオモイマスハイ
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-03 15:30:09)
86.この手の作品は邦画なら主人公を女子高生にするんでしょうけど、冒頭から汚らしいおっさんのシャワーシーンとか見せられて停止ボタンを押しそうになった。
直ぐに綺麗な女優さんが登場したので停止ボタンは回避されたけど、基本はおっさん中心の物語でしたね。
もうちょっとコメディ色の強い作品を想像してたけど、意外とシリアスな暗い話だったので驚いた。
ジョン・レノンを殺してサッチャーを生かした神への冒涜とか、閉鎖ありきの組合交渉とか、風刺の効いた作風は好みでしたけどね。
炭鉱の閉鎖は当時としては深刻な社会問題だったんでしょうけど、その後のイギリス経済の復活を知ってるだけに複雑な後味の作品となっている。
時代の転換期における炭鉱閉鎖は仕方のないことで、サッチャーを生かした神の判断は正しかったということを予言した作品なのかも知れないと思ったら、なんだか+1点したくなった。
もとやさん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-14 16:14:49)
85.炭鉱閉鎖問題が背景にある、実話に着想を得て作られたそうですが、サッチャリズムで英国病を克服していく過程での副作用が身近に感じられる映画でした。変な自尊心にとらわれず分相応に過ごしていれば餓死することなど殆ど考えられない今の世の中で、改めて個人の価値観を考えてみたくなる映画です。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-12 18:35:32)
84.ネタバレ 閉鎖されようとするイギリスの小さな炭鉱町に所属する楽団が見事全国制覇してハッピーエンド、ひねりのないわかりやすい優等生的作品。クラシック名曲の競演、美しい音色の“必殺仕事人”英国版。
獅子-平常心さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-06-26 20:47:12)
83.ネタバレ 音楽がメインの映画の割りに、演奏がどうとか練習がどうとかそういう要素はまったく入っておらず、そういう楽しみ方はほぼ期待できない。バンドのメンバーは金がなく、グロリアが経営者側の人間だと知ったショックで決勝への遠征をあきらめてしまうが、結局グロリアからのカンパで遠征を決行する。ここでもう少し自主的にやる気を取り戻して欲しかった。金が工面できただけでやる気を取り戻してしまうのかと。とはいえ、実話に基づくストーリーはほのぼのとして楽しめたし、夫を監視するためにバンドに随行することになったオバ様方のハマりようとか、演奏中にいつもバラけるトロンボーンとか笑える映画だった。好み40/50、演出10/15、脚本8/15、演技7/10、技術7/10、合計7
chachaboneさん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-19 23:53:17)
82.惜しい、何が惜しいかと言うと上質な映画ではあるけどラストのピート・ポスルスウェイトの演説で糾弾、告発映画そのものになってしまったから。ラストだけじゃなく本作はイギリスのこのジャンルの作品独特のシニカルなユーモアが少ない、ここが個人的に不満です。
イギリスのいつも曇った天気と炭鉱の街とその人々の心情がシンクロしている雰囲気は大変良いです。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-16 19:12:02)
81.炭鉱町のブラスバンドが主人公の音楽映画、という程度の予備知識で見たのですが、バンドの活動の描写は限られ、時代の流れと共に切り捨てられていく産業とそれを糧に生きてきた労働者階級の人々の厳しい現実と誇りを、当時の政策に対する批判を込めて描いた実にイギリス映画らしい人間ドラマでした。

特に病室のダニーに向けてメンバーがヘルメットにヘッドライト、バンドの正装に身を包んで”danny boy”を演奏する姿からは炭坑の労働者としての、バンドのメンバーとしての彼らの誇りが伝わってきます。

大会で優勝したが炭坑が閉鎖された彼らの前途は多難としか言いようが無い。恐らくダニーの命はもう長くはないのだろう。絶望し自殺未遂をおかすピエロ姿のダニーの息子のサッチャーに向けた痛烈な台詞もあった。もう十分本作のメッセージは伝わっているのですが、最後のダニーの演説はどうしても言葉で表現したかったのでしょう。

最後の最後で”威風堂々”を持って来た選曲も見事で、ラストの様々な思いが入り混じったように見えるダニーの表情は忘れられません
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-28 16:41:27)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 160人
平均点数 7.20点
010.62%
100.00%
200.00%
310.62%
474.38%
5138.12%
63018.75%
73823.75%
83421.25%
92213.75%
10148.75%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review6人
2 ストーリー評価 7.30点 Review10人
3 鑑賞後の後味 7.88点 Review9人
4 音楽評価 8.44点 Review9人
5 感泣評価 8.00点 Review6人

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