141. ジェイソン・ボーン
《ネタバレ》 スピンオフ含めて5作目とはいえ、かなり楽しめた。 ボーンの過去がさらに明らかになり、ハラハラしながらトレッドストーン計画の闇を追うことができた。 アリシア・ヴィキャンデル演じるエージェントの活躍や、CIA局長とディープドリームCEOの確執が見どころ。 頭脳戦よりもアクションシーン増えたけど、緊迫感があるので見れる。 そして、ボーンのBGM”Extreme Ways”がかかった時の高揚感は毎回やられる。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-04-09 02:42:18) |
142. リアル・スティール
《ネタバレ》 知人から勧められ鑑賞。純粋に良かった。 ロボットボクシングという切り口が斬新。格闘シーンは汗握る楽しさ。 それに親子愛。終盤、製作者が意図するところで感動してしまう。 時代設定が2020年というだけあって、近未来の実世界にて本当に開拓されればいいのになと強く願った。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-04-07 01:17:07) |
143. X-MEN:アポカリプス
《ネタバレ》 期待通りの世界観。 このシリーズは肩が凝らずに見れてイイ。 マグニートーやプロフェッサーの過去が明らかになって見応えあり。前作でも良かったクイックシルバーの活躍が本作も見れて満足。 全体的な盛り上がりとしては前作の「フューチャー&パスト」をやや下回るかな。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-04-05 20:25:44) |
144. スポットライト 世紀のスクープ
《ネタバレ》 可もなく不可もなく! 教会のタブーに切り込む記者たち…。実話だし、設定は胸躍る。 ひたむきな取材が実を結んだラストは爽快。 作品に流れる静かなトーンも好き。 しかし、印象深くはなく、面白い映画だと感じるまでには至らなかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-04-04 20:21:11) |
145. ベイマックス
《ネタバレ》 練られたストーリー&テンポがいい。 あらすじを事前に読まずに見たので、ストーリーの起伏を存分に楽しめた。想像と違った。 勧善懲悪の物語ではなく、兄弟愛を描いたり、ベイマックスの「治癒機能」にうまく絡ませたヒーロー物語になっているところがポイント高い。 笑いどころあり、感動するところありの爽快なエンタメ作。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-04-03 01:58:23) |
146. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 シビレた。宇宙モノの作品の中では、かなり好きなほう。 随所随所で、作品への作り込みの情熱が伝わる。丁寧。 生きることへの強い思いが伝わる、勇気づけられる映画。 『70億人が、彼の還りを待っている。』というキャッチフレーズだったが、鑑賞者の自分もその一人だと実感させられた迫真さだった。 ワトニーがMAVに乗り込み、ハーミス号に向け発射されるシーンは鳥肌が立ち続けた。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-04-02 01:33:43) |
147. ドクター・ストレンジ
《ネタバレ》 序盤の展開が胸躍っただけに、尻すぼみ感ある残りが惜しいかも。 映像美はあるものの、『インセプション』を彷彿とさせる既視感。 奥行きを求めて、続編に期待。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-04-01 05:19:03)(良:1票) |
148. アサシン クリード
《ネタバレ》 PCゲームの本作が大好きなので、興味本位で鑑賞。 しかし、ゲーム経験者でさえも難解なシーンが多く、カタイ映画になってしまっていたのが残念。 盛り上がるようで盛り上がらない惜しい映画でした。 舞台が中世ヨーロッパと最高なのだから、現代のシーンは極力省いたほうが息苦しさがなくなると思う。 アクションシーンも、大胆なバトルではなく、アサシンらしい汗握る静けさが欲しかった。 [映画館(字幕)] 5点(2017-03-30 08:35:10) |
149. モアナと伝説の海
《ネタバレ》 ストーリーは王道なものの、挿入歌が秀逸で耳に残る。 マウイのYou're Welcome、好きです。 アナ雪のオラフにしろ、今作のニワトリにしろ、ディズニーは小さいキャラクターの描写がすごく上手。彼らにちゃんとした性格と習性を与え、知らずと愛着を持てる仕上がりになっています。 [映画館(字幕)] 6点(2017-03-28 23:06:37) |
150. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 第3作目。シリーズの中では一番良かった。 点が線につながって爽快! 単なる「ボーン vs CIA」ではなく、CIA内部においても分裂しているからこそのスリル。 追っ手の殺し屋の中にも人情感じるシーンがあったりして、ツボを押さえた脚本が良かった。 また、この作品は風景をもって鑑賞者を魅了する。特に、モロッコの街の屋上における、道なき道のボーン逃走劇は見ごたえあった。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-03-15 18:44:55) |
151. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 シリーズ2作目。 前作の世界観が広がり、真相への降下をたどっていて緊張感あり。 ボーンは地味なスパイだが、賢明さが随所で伝わり、拳銃等の戦いだけではなく、頭脳戦をも楽しめる。 インド、ドイツ、ロシアなど、話が展開される場所も変わるのでフレッシュで良かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-03-13 22:16:07) |
152. マイレージ、マイライフ
《ネタバレ》 空港や飛行機が大好きなので、本作の雰囲気に酔いしれた。 アメリカ国内を飛び回る解雇宣告人。なんとクールな設定。 しかし、映画後半は、家族や異性をテーマとした付け焼き刃みたいな人情話が続き、薄っぺらさは否めず。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-03-10 22:33:13) |
153. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 唸る。アカデミー賞や名だたる賞も納得の出来。 音響と映像が洗練され、伏線回収やテンポも良かった。 インドのムンバイという都市そのものが主人公。先進国に住む人間にとって、スラム街の成長は見るだけで十分ドラマ。 子ども目線で描かれるスラム街は、決して暗い部分だけでなく、明るい部分も存在することに気づかされる。 でもそこに潜む大人による搾取。盲目の歌い子が街頭に立っているシーンに涙腺が緩む。 クイズ、兄弟愛、貧富。色んな要素を凝縮した本作に乾杯。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-03-08 20:14:35) |
154. フライト
《ネタバレ》 最後まで展開読めず、緩急あって良かった。 「嘘をつきまくる人間」に対する切り込み方が鋭い。良心ってなんだっけ、とジレンマ感じながら鑑賞終了。 デンゼル・ワシントン演じるパイロットへの感嘆、怒り、同情……。色んな感情が鑑賞中に芽生えては消え、いい意味で飽きない映画。 序盤の飛行機離陸から、作品の世界に早々と引き込まれる。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-03-07 21:18:41) |
155. キャプテン・フィリップス
《ネタバレ》 良かった。まさか21世紀の出来事とは…。 エンドロールで実話に基づく映画と知り驚く。 安定のトム・ハンクスに加え、海賊達の迫真演技に脱帽。 特に前半は手に汗握る展開が長く続く。気持ちいい緊張感を味わった。船長の機転の利いた海上での防衛手段、さすがだなと見惚れてしまう。 だからこそ、後半も実は船長は内心余裕なんだとミスリードさせられた。反省。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-03-03 02:28:39) |
156. ブラック・スワン
《ネタバレ》 想像以上に良かった。 狂気&性をテーマに、 バレエの舞台裏の人間模様を見せてくれる。綺麗事で済ませず、ドロドロの世界を描いている潔さが良い。華やかな舞台との落差が際立つ。演出家&ニナ&ニナの母親のキャストも見事。 白鳥のニナの中で、黒鳥がどんどん巣食っていく過程を見ていたら、人間はここまで変容し得るものかと感心する。特に、ラストの初回公演は鳥肌もの。彼女は、すっかり相手をseduce(誘惑)する黒鳥に・・・。芸術的。 音響と映像がハマっていて、息つく暇ないスリリングな108分を味わえた。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-02-24 01:50:22) |
157. ゴーン・ガール
《ネタバレ》 シリアスなサスペンスものを最近見ていないので鑑賞。そこそこ楽しめた。 タイトルだけしか見ずに鑑賞したので、てっきり10代の女の子の失踪かと思っていた部分がいい意味で裏切られた。 この映画は、どの夫婦にもありそうな危機を描いていることがリアリティーあって良い。ストーリーも単純なものではなく、幾重にもひねってあった。 「頭が切れる女による復讐」、この次元までくると恐怖心が芽生える。エイミーの演技は見ごたえあり。 この夫婦の着地点を敢えて見せずに、ニックの苦悩が続いていくラストはさすが。 ただ、『セブン』のような唸る展開や手に汗握る緊張感はない。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-02-23 12:21:23) |
158. マイ・インターン
《ネタバレ》 米国と日本で評価に差がある本作。公開当初から気になっていたので鑑賞。 まず、アン・ハサウェイの存在感は抜群。表情豊かで、社長役も違和感ない魅せ方。 そして、シニアインターンという設定が面白い。「老齢の紳士がナウい職場に勤めると、どんな化学反応が起こるか?」という期待で映画前半はワクワクさせられる。 ビルは、社長ジュールスを仕事面でもプライベートでも支える存在で、生きてきた長い人生に裏打ちされた温かい言葉と温かい表情が魅力的だった。まさに、この映画のテーマである "Experience never gets old." を反映したものだと感心した。 やや落胆したのは後半。前半とはトーンが違う家宅侵入で熱が冷めたうえ、夫とのリスタートの描写が薄っぺらく、勿体なさを感じた。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-02-21 02:10:52)(良:1票) |
159. ズートピア
《ネタバレ》 おもしろかった。ジュディが「警察」という職業を通し、色んなことに首を突っ込もうとして挑戦・失敗するさまは、今回の映画の一つのテーマでもある"I try everything even though I could fail."を身をもって具現化している。ジュディとニックの関係は、絵に描いたような「出会い→慣れ親しみ→衝突→リスタート」だったが、今回のイシューである「肉食動物の野蛮な本能」にうまく絡んで自然。副市長が黒幕というのも読めず、後半のストーリーに見事な緩急をもたらしてくれた。話のテンポが良く、キャラがそれぞれ個性があって際立っていて見てて飽きない。チーフ・ボゴが個人的には一番好きなキャラクターになった。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-02-17 18:28:50) |
160. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 まず感嘆したのは、この映画の序盤のシーン以外は全て陪審員室で撮られているところだ。場面がコロコロ変わって斬新な映画に比べ、1つの部屋のシーンしか無いことにいい意味で驚かされた。目撃者の証言に基づく再現シーンなどもない。そのぶん、想像も掻き立てられるし、12人の人物のそれぞれの表情やキャラクターにも目が行く。これだけよく違う12人を集めたなと思うほどそれぞれの陪審員の特質が違い、not guiltyがguiltyを徐々に上回っていく様子になぞらえてうまく描いている。時間が立つごとに各々の感情が表れてきて、また、クーラーの効かない部屋で進行するというのもリアリティがあって面白い。 [DVD(字幕)] 8点(2017-02-17 18:25:45) |