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21.  クライング・ゲーム
スティーヴン・レイが全然ハンサムじゃないのが気になるけど、異色の傑作と思ってます。劇場まで観に行ってよかったあ。ところどころ仕掛けがあるのも楽しい。あのショーゲキのシーンだけじゃなく、ディルの部屋のジョディの写真にも注目したい。前半と後半でガラリと雰囲気が変わる作りも意外性があっていいです。フォレスト・ウィッテカーに操られるようにディルに会いに行くファーガス。放っておけないのが彼の「性(サガ)」なのね。ジョディの仕掛けた罠にまんまとハマってしまったファーガス。あの写真はそのへんと関係があるようにも思える。ミランダ・リチャードソンがすごい存在感でした。バーテンのジム・ブロードベントも味があってよいです。カウンターのあっちとこっち、ブロードベントを挟んでのシーンは粋だわね。
[映画館(字幕)] 9点(2010-10-21 23:56:55)
22.  グラン・トリノ
古き良きアメリカの象徴としてのグラン・トリノ、そしてウォルトもまた古き良き時代のアメリカ人なのだと思う。すごくシンプルな物語、けれど頑固じいさんの生き様を描いた感動作という感じはしませんでした。「とにかく伝えたい」こんなことを感じた。 「ミスティック・リバー」でのデイヴも「チェンジリング」でも守られなかった子供を描いている、しかし本作では最優先に守り教え、信頼関係を築く。 幼い子供、未熟な若者を守り教え、導くこと、それが未来への希望に繋がるというメッセージを感じる。 イーストウッドは神に祈り、赦しを請い、希望をもらうことに期待も意義も持っていないのでしょう、人間の業を受け止め、人間の可能性を信じる人なのかなと。 時代は変わっても変わらない、変えてはいけないものと変えなくてはいけないものを見せられた思いです。床屋と建築現場監督との関係、隣人との交流の行程、男同士のコミュニケーションから女のくどき方も教える、良かったですねぇ。ユーモアを絡めた演出は余裕があり、安心して観ていられる。さすがです。 グラン・トリノはモン族のタオに受け継がれ、白人至上主義のアウトローは消えた。 コレは今までライフルやらマグナムやら撃ちまくり、数々のアウトローを演じたイーストウッドのひとつの結論としての意味もあるのでしょうか、そして「ミスティック・リバー」で描いた怒りと暴力の連鎖も終わらせた。 80歳になるというのにこんなことをやってのけるクリント・イーストウッド、本当に頭の柔らかい人格者、生涯現役、素晴らしい。エンドロールが始まってからなぜかポロポロ泣けた。
[DVD(字幕)] 10点(2010-05-18 22:14:09)(良:1票)
23.  グッド・シェパード 《ネタバレ》 
まず次から次へと出てくる多彩なキャスト、その誰もかれもがイイ男なんですよ。ただ、息子のエドワードJRが子役からして完全なミスキャストでした。 しかし両親ともにそれほど変化してないのにいきなりでっかくなった息子が登場した時には度肝を抜かれました、反対に変化しすぎていたジョー・ペシにもびっくりした、声でわかったくらいです。 デキすぎる男の悲劇でしょうか。ハンナとかローラとか、ほんのひと時の癒しさえもぶち壊されるし。なぜそんなにこだわるのかわからなかったあのテープ、他人にはわからない何かを感じたんでしょうね、エドワードに見せたのも偶然じゃないわけで。あの手この手で失脚を狙われる、気の毒すぎです。 あっ!キャストの中で妙に浮いているミスキャストの息子、これは意図的なキャスティングだったのか?不快指数で群を抜いて目立ってたもの。 とにかく時間軸がころころと変わるのでほんのちょっとでも目を離したら何がなんだかわからなくなりそうというのがちょっと不親切かも。 あと、焦点というのか見どころ、決め手に欠ける。CIAを背景にエドワード・ウィルソンの半生を綴ったというわりには、いくら寡黙な人といえどエドワードがモノ言わなさすぎなんです、マット・デイモンがケヴィン・スペイシーみたいに表情筋や目を使った演技が上手ければよかったかな、メガネレンズの厚み変えただけじゃ無理です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-24 21:14:40)
24.  クルーエル・インテンションズ
ずいぶん前に衛星で放送していたのをたまたま観た、その時の感想です。 何度も映画化されている「危険な関係」の現代版、お子様版ですね、あっけらかんとしてます。男と女のドロドロは苦手だけどエロいのは好きという方には面白く観られるのではないでしょうか。 ところでリース・ウィザースプーンてラブコメのヒロイン役が多いけど、こうなんかイマイチパンチ不足というか、華がないですね。どっちかっていうと脇役顔じゃない? ライアン・フィリップと二人でひとつみたいな感じで、夫婦二人三脚というハリウッドのスターには珍しいカップルだったのに・・・離婚は双方俳優としてデメリット大きかったような気がします。 セルマ・ブレアですね、どことなくエキゾチックでいちばん魅力的でした。最近はあんまりパっとしないですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-01 10:51:22)
25.  蜘蛛女(1993) 《ネタバレ》 
これはいつ観たんかなぁ、10年は経ってると思う。その時に感じたこと、思ったことはですね、ゲイリー・オールドマンのダメっぷり。情の湧かない徹底したドロドロのダメ男っていうのが印象的。 比較的女性に好評価のレナ・オリン演じる悪女なんですが、すみません私は不快でした。悪女っていうより、どうしようもない犯罪者で、「ターミネーター」「ヒドゥン」・・・などに登場する殺戮、破壊マシンでしかなかったです。 違った言い方をすれば怒りと嫉妬でどうにかなりそうな許せない浮気男をセイバイしてくれる必殺仕置き人「モナ」でしょうかね。 ジュリエット・ルイスはいつものジュリエットでした。個人的にはアナベラ・シオラですね、この三人の女の中でいちばん腹の中がわからない、奥さんとして良妻なのか悪妻なのかもはっきりわからないナタリー。はっきりとした安否もその後もわからないままじゃなかったですか?違ってたかしら?? しかしこのテのダメ男ってのはしぶといですなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-09-06 13:26:49)
26.  クレイマー、クレイマー 《ネタバレ》 
個人的にこの映画ほど観るたびに感じることが変わるものはありません。 とても品よく、ところどころコミカルでもあるのですけど、仕事人間の男が家庭人となり父と息子が絆を深めるというのはあくまでも表面的なことだと思う。 ジョアンナの言い分、言いたいことは理解できても共感、同情できないというのは最初から変わりません。あの程度のことは結婚して子育てに追われる身となった女なら大抵経験することです。 まだ母親が世界の全てといっていい年齢の我が子を捨ててまで見つけたい生きがいとはなんなのか、あまりにも身勝手なジョアンナ。こうなったのは夫の責任だと言い張っている。最初は「ママがいい」とベッドで泣き、その後「パパとはいつ会えるの」と泣く幼い息子、この息子に与えた混乱と悲しみをジョアンナが語るシーンはありません、自分がどれだけ辛かったかということに終始している。 子供の親権を争う裁判、尋問されるテッドがおもわず声を荒げて訴える、これが全てのような気がした。ジョアンナは自我を通すために我が子と家庭を捨てた、テッドはそれまでの収入を捨て我が子と家を守った。仕事と家事と育児を両立させ、こなすことできたのはテッドです。 親権を勝ち取ったものの子供を諦めるジョアンナ、この彼女に花を持たせているようなラストもひねりがあっていいです。 こういう映画ができるっていうことはこういう女性が現実に多数いるってことです、そしてこの二人の復縁はあり得ないですね。
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-08-05 12:01:20)
27.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
えーと、まずこの作品の監督がガス・ヴァン・サントであることに不安を抱きながら見始めたのですが、すぐにヴァン・サントは完全に改心したんだ、と確信したのでした。ロビン・ウィリアムズの抑えた演技がいい。ステラン・スカルスガードのホモっぽい雰囲気もよいです。ミニー・ドライバーについては、一応きっかけとはなったものの、彼女の尽力によってというわけではないので、ツッコミはやめときます。嫌われ捨てられ、辛い思いをすることを恐れ、防御のために先に相手を攻撃するというのは悲しい習性です。時々見せる戸惑いの表情、ウィルの心の痛み悲しみがヒシヒシと伝わってくる。ついにウィルが心を開く場面は何度観てもハラハラと涙が出ます。「ここが見せ場だ!」といわんばかりの派手な演出はせず、さらりと静かなところがいい。男の涙は重みがあるのよね。マットは「青春の輝き」で共演したクリス・オドネルばかりにいい役がオファーされることに不満を持ち、この脚本を書いたという。「主役は自分」が絶対条件で譲らなかったそうです。やっぱりマットはたいしたヤツです。共同執筆者ベン・アフレックとなってるけどアフレックによるのはどの部分なんでしょ、どーでもいいことだけど興味はある。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-07-08 22:56:45)
28.  グラディエーター 《ネタバレ》 
3~4回観ました。清廉潔白で人望も厚い、だけど正直すぎて不器用な男の復讐劇。 オープニングのクロウのアップの表情が素晴しい。内容はとても単純でわかりやすいので、やはりラッセル・クロウとホアキン・フェニックスの善と悪を代表するようなキャラクターと俳優自身の魅力が大きなポイントだったのでは? 戦うシーンのクロウのかっこよかったこと!感情を抑えられず実父を殺してしまう狂人のようなホアキンの不気味だったこと!紅一点のコニー・ニールセンの美しいこと! できればマキシマスとルッシラの過去を知りたかった。恋仲にあったのは間違いないですね。そう、この作品の最大の欠点は主要人物の背景が描かれてないことでした。史実とは違う内容だから、あえてそうしたのかしら?多くは想像しなければいけなかったのが残念です。 ただね、ここに出てくるコモドゥスは体は大人でも精神は子ども。皆に愛されるマキシマスが妬ましくて目障り、他のことでも自分が受け入れられないと全て人のせい。こんな幼稚な人間のために命を落としてしまうマキシマスが哀れでした。 余談ですがマキシマスの妻役の女優は性格が悪くてイヤな女と噂の当時のリドリー・スコットの恋人。どおりで度々アップで出てきたわけね。でもラストのアップはクロウにしてもらいたかった。長さを感じないハリウッドらしい娯楽大作。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-02 20:23:36)
29.  クラッシュ(2004)
ひっさびさに出会えました。まさにこれは「映画」です。この作品をひと言でいうと「厳しい、けれど可能性はゼロじゃない」かな。それぞれのエピソードを観ていくうちにこの作品において「人種差別と銃」の問題はアメリカを語る上であって当然、無きゃおかしいというシチュエーションにすぎず、メインテーマではないと感じた。人種も立場も地位も違いながら皮肉な巡り合わせで繋がっている登場人物たち、唯一共通しているのは、皆いつもイライラして怒っている、心の安堵がないということ。けれど不条理で複雑な世の中で安堵を求めて必死に生きている。求めていることは人間みな同じ、それを手に入れるためには正しいことばかり言ってはいられない、悪いこともしてしまう、そんなことが浮かびました。そういう意味でこれはアメリカに限った事ではないとも思う。 ”「価値観の違い」「人それぞれ」はあったりまえ。それに拘る人は一生言ってればいい。そのかわり一生信頼も安堵も手にできない、独りよがりの勘違いだと気付かない” アメリカという国はそれを語るには充分すぎるくらいの下地があるのです、わかりやすいのです。  困難な日々にふっと訪れるひとときの幸福感、それはそれまでの苦悩を帳消しにする威力があり、次への希望になる。人の一生はそれの繰り返しなのかもしれない。黒人の幼い娘がエンジェルならペルシャ人の娘は聖女でしょうか。ふたりの娘は希望と安らぎを感じる存在でした。綿密な脚本と構成、選曲とその使い方も洗練されている。素晴らしい!  
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-04-08 20:39:18)
30.  グロリア(1980)
グロリアといえばジーナ・ローランズ。もう~とにかく鳥肌がたつほどかっこいいジーナ。ヒールの高いサンダルで銃をぶっ放すのはこの人にしか似合わない。決して子どもにベタベタと甘くなく、それどころかいちいちキツイ。そこがまたよいです。男が惚れる男がジョン・カサヴェテスなら女が惚れる女はジーナ・ローランズです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2008-11-12 19:24:11)(良:2票)
31.  グッドフェローズ 《ネタバレ》 
イタリア人ではないがゆえ、体を張って稼ぎ、上納金を納める幹部になれないマフィア。すぐキレるジョー・ペシが殺したその死体も自分たちで片付けなければいけないのが悲しい。スピード感がありテンポよく進むのが心地よい。 一見マフィアの世界のはなし、でもよく考えてみれば一般社会でもこんなものなのかもしれないですね。違うところは邪魔になったから殺す、殺されるがないだけ。 「デカでよかった、殺されずに済んだ」レイ・リオッタのこのセリフがやけに笑えた。 これはマイケル・コルレオーネみたいなマフィア一家に生まれたがゆえの悲劇ではなく、マフィアに憧れたチンピラのはなしでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-11-23 15:24:35)
32.  クリムゾン・タイド
つい最近再見しました。結末がわかっていてもあの緊迫感はいいですね、ヴィゴ・モーテンセンはかっこいい!俳優全員のテンションの高い演技が作品全体を盛り上げてる感じ。  しかしジーン・ハックマンてほんとに凄い俳優だなぁ、善人のようでもあれば嫌なヤツでもある、職場では優秀であり人望もあって尊敬され慕う人もたくさんいる、けれどプライベートはけっこう寂しい人、こういった人物像を完璧に表現できるのね。  話のほうはですね、この艦長と副艦長どっちも正しいのね、タイプが違うだけ。初見時でもたぶんデンゼル・ワシントンが当たりなんだろうなぁと予測はできちゃうわけですけどもね。そんな中冷静で立派だったのはジョージ・ズンザじゃなかったでしょうか?そのジョージ・ズンザなんですがこの作品では殉職せずに済んだことがなによりでしたwラストの会話がなかなか粋だわね。見事な引き際という展開でハックマンに華を持たせたって感じでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-23 18:18:54)(良:1票)
33.  暗闇にベルが鳴る
あー思い出したコレ。こういうサスペンスは「真犯人は誰だ!」これが観てる者にとってかなり重要じゃない?それが結局曖昧に終わったし、ヒロイン役のオリヴィア・ハッセーの運命もはっきりしないまま終わられたのではかないませんよ(笑)あの当時はオカルトホラー全盛で、コレも全体の雰囲気はそっちよりですね。これとタイトルが酷似している「夕暮れにベルが鳴る」こっちの方が恐いよ~劇場で観たけどラストは場内のあちこちで悲鳴があがった。そういう瞬間ってたとえ知らないもの同士でも、同じ時間を共有してるっていう不思議な連帯感が生まれる(笑)
[地上波(吹替)] 4点(2006-01-19 10:10:08)(良:1票)
34.  クール・ランニング
3~4回は観てる、これは最高!笑いとペーソス、ジョン・キャンディはコレね。ホロリとさせられるところが必ず用意されているのね。ジャマイカとボブスレー、このぶっ飛ぶ発想にまずやられました。しかも実話ですよ、素晴らしいです。チャレンジ精神とあきらめないこと。わかってはいても長く生きていると忘れがちになってしまうことを思い出させてくれる感じね、いい映画です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-24 22:04:51)
35.  クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
前作でかなり期待を裏切られたのでまったく期待してませんでした。なので観終わったあとも「まあ、こんなもんか」という感じ。いやーしかし走るわ走るわ、なんか走ってるとこしか思い出せないです。前作のヴァンサン・カッセルに変わり美形のブノワ・マジメル君が出てきたことは評価します。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-17 20:07:50)
36.  グリフターズ/詐欺師たち
かなり前に観て記憶が曖昧だったので再見しました。初見時、ジョン・キューザックがゆで卵みたいにつるんとした顔で、初々しいわりには屈折したイカサマ師をシブめに演じているのが期待とちがって面食らったっけ。  でも今は「アネット・ベニングって貧弱な体のわりには脱ぎっぷりのいい女優だったんだなあ」なんて思いました。犬でいったらマルチーズみたいな人なつっこい顔してるアネットには詐欺師役は似合わない。そのかわりアンジェリカ・ヒューストンがスゴイ。あんなに怖がってたボスなんですが、彼女のほうがずっと貫禄あってボスらしいじゃん。なんと息子相手に色仕掛けまで使ってお金をせしめようとするわ、はずみとはいえあんなことになって、オイオイ泣いて改心するのかと思いきや、泣きながらお金かき集め、息子をまたいで逃げてっちゃうなんて・・・参りました。  アパートの管理人のじいさんとか、ブラックコメディっぽいんだけど、はっきりしてなくてちょっと単調。J・T・ウォルシュが出てきたときはパっと場が弾んだ
5点(2004-10-12 09:21:32)
37.  狂っちゃいないぜ!
2~3年前に1回見たきりだったので再見してみました。「狂っちゃいないぜ!」という邦題が妙に可笑しいです。二人子持ちにしてはぶっ飛んだ夫婦だしね。なにかに誰かに振り回され、ひとりあたふたとわけわかんなくなって、キレちゃう、バカをやるというジョン・キューザックが大好きなので私はけっこう楽しめました。その気はなくてもなぜか注目を集め、その場をかっさらっちゃう人、デキるやつがいるとやけにライバル意識を持って突っかかっていく人、どっかで見たことあるような光景で笑っちゃいます。いち度に何百人の命を預かるという重い仕事をしているからなのか、あの職場の人たちのノリのよさというのはストレスの裏返しのような気もしましたね。ケイト・ブランシェットが出ていたのはすっかり忘れてました。間がいいしコメディもしっかりこなしちゃうのね。アンジェリーナ・ジョリーの役名がメアリーというのも冗談ぽくていいです。でもラストがちょっと甘すぎかなあ、キツめのジョークでキメてほしかったわね。
7点(2004-10-10 23:48:08)(笑:1票) (良:1票)
38.  雲の中で散歩
これはですねえ、キアヌのファンのための作品という感じが強いなあ。たしかオリジナルはイタリア作品なのね。だからなのかしらアンソニー・クイン、ジャンカルロ・ジャンニーニというのがおいしいですね。キアヌはハンサムだし見て損はないのだけど、内容がちょいと陳腐です。キアヌって作品によって上手い時とまるっきりダイコンと差があるのよね。コレはダイコンです。彼は作品選びがあんまり上手じゃないというか欲がないみたいに思える。昔からキアヌは好きです。彼も40才なのよね、ここらで長く語り継がれる一世一代の演技、作品を見せてほしい。「マトリックス」のキアヌでは納得いかないの私。
6点(2004-08-13 21:34:30)
39.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
海が大の苦手な私もこれを観るとムショウに海に行きたくなってしまいます。はなしの内容を楽しむのではなく、映像と音楽に酔いしれるタイプの作品かな。環境ビデオとしても使えそうです。モデルとなったジャック・マイヨールは自殺してしまったけど、なぜ?映画のジャックもそうだったけど、繊細な人だったんでしょうね。
6点(2004-03-14 13:54:58)
40.  クイズ・ショウ
昨日何年かぶりで再見しました。初見の時はあまり印象深くなかったので今回とても新鮮に感じました。見直してみてびっくりしたことは、なんと多彩なキャストですこと!!ですね。マーティン・スコセッシは役者としても充分やっていける人ね。バリー・レヴィンソンも出てたようです。ミラ・ソルヴィノは意外にもお堅いキャラでした。物語としては実話といえど、テレビ界のヤラセという今では普通のこととなっているものを取り上げているわけですが、昔はこんなことがこんなに大問題になるほど、世の中も人々も今よりずっと純粋だったんだよ、ということなのかしらん。メディアのヤラセがある程度容認されてしまっていることへの皮肉と勝手に受け取りました。この作品を観て、ドキッとする人は多いのかもね。なんといってもジョン・タトゥーロのコンプレックスからくる執念深さ、いやらしさが見事でしたね。這い上がり人生のタトゥーロと名家のエリートおぼっちゃま、レイフ・ファインズの対比が面白い。今見るなら、こんな人がここに出てる!という発見が楽しい作品です。
8点(2004-02-19 09:05:52)
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