181. 彼女が水着にきがえたら
《ネタバレ》 サザンの曲が作品にマッチしていてそれなりに楽しめました。<追記>2015年という26年後の世界から見ると、バブルというよりずいんぶんノンビリした時代だったんだなあという印象。東京湾岸のボートチェイスは真っ暗で、こんなに何もなかったっけ?と驚きすらある。ま、原田知世の可愛さはスキーよりも磨きがかかり格別で、まさに永遠のアイドルと呼ぶに相応しい清潔感と透明感があり、物語などはどうでもよくなる。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2004-01-13 04:59:21)(良:1票) |
182. 私をスキーに連れてって
確か浪人時代に劇場で見て、華やかな世界に憧れを抱き、無事に大学合格。それからスキーをしまくった。原田知世には出会えなかったが、それなりに楽しかった思い出が。<2015/12再見>今見ると、原田知世の可愛さは色褪せる事なく永遠なのだが、それ以外はどうって事ない内容で、適当に仕事するシーンと、スキー・雪の映像と、車が走るだけのシーンにユーミン音楽。こんな映画でも楽しめた若かりし自分を思い出すと、いろいろと懐かしくて逆に時間経過の恐ろしさ・辛さも感じるな。バブルと言ってもネットもケータイもない地味で非効率な世界だし、今の方が便利で豊かだし、東京の夜景も当時の方が暗いけど、あの頃には時代の明るさはあったのかなと。単に、自分に未来があっただけなのかもしれないが。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2004-01-13 04:53:36)(良:1票) |
183. ファミリービジネス
結構面白かったですが、評価割れてますね。引き返して取り残されるところはハラハラしました。 6点(2004-01-09 04:05:17) |
184. ライトスタッフ
ダンナの動向に振り回される奥さん達が見ていて哀れでした。この頃はダンナの成功=自分の幸せだったんですね。外国人女性飛行士が登場する現代とは隔世の感があります。 6点(2004-01-03 22:10:36) |
185. アンタッチャブル
見所はバットと乳母車ぐらいでしょうか。ストーリーはかなり単純ですがテンポがよいので見ていて退屈はしません。 6点(2003-12-29 23:31:10) |
186. 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日
《ネタバレ》 小諸が舞台。柴又以外にここにも寅さん記念館があるのはご存知でしょか?中々いいところでした。ここは寅さんにとっては第2の故郷との事です。私が早稲田に入学したのが調度この年だった事もあり、結構親近感をもって見ることができました。(入学当時はこのシリーズにあまり興味はなく、撮影に来ている事も知りませんでしたが・・・)庶民生活を描いた、国民的映画でもあり、その時々の時代背景を意識して、織り込んでいくのは悪くないと思うが、サブタイトルをそのまま持ってくるのはいかがなものか?内容的にもちょっと意識しすぎで、迎合しすぎなのも否めない。 <追記>17年ぶりに再見。小諸の記念館は数年前に行ったら閉館していたし、早稲田もその後の著しい再開発で撮影当時の建物は殆ど残っておらず時の流れを感じるが、今となっては貴重な映像に(ちなみに現在のキャンパスには「立て看」は皆無です)。挿入歌でなぜかサザンを使っているのも新鮮(この後山田監督は徳永英明推しになっていくわけだが)。あらためて見るとマドンナは寅さんと年相応で「大人の恋」という落ち着いた感じで中々雰囲気がよいのだが、交流がちょっと少ないのが残念。でも、マドンナの方は結構寅さんに惚れてる印象でいい感じであったのだが、最終的には寅さんが逃げた?格好に。インテリ批判がベースにある本シリーズではあるが、マドンナが医者という事もあってか全体的には「学」の重要性を訴えるテイストになっているのが異色。ただし、終末期医療という重たいテーマは本シリーズには少々似つかわしくないような。尚、諸々の事情により本作から「とらや」が「くるまや」に変更されており、御前様が「近頃は金儲けしか考えん人間がこの門前町にも増えてきました」と皮肉を述べているのだが、この辺はかなり因縁深さを感じるシーンでもある。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2003-12-29 18:27:39) |
187. 男はつらいよ 知床慕情
世界の三船が脇役だが、両雄並び立つ秀作。 <追記>ロケ地を訪ねて知床に行ってきました。で、再見したのですが、これはマドンナの位置づけがよくわからんですね。知床に行きっぱなしでとらやのシーンが少ないのも物足りないです。バーベキューの場所には鹿がいて、今では完全保護地域になっており、「車で乗り付けてバーベキュー」なんて出来るところではなくなってました。これだけの大物を脇役に持ってきて、その対比・コンビネーションは見事としか言い様がありません。 <追記>11年ぶりに再見。あらためて2人を比較して見ると、三船は昭和の古臭いオヤジでしかなくてある意味カリカチュアされているとも言える(よく、こんな役を引き受けたなあと思う)。他方、寅さんの浮世離れした悠然さ・超然さが際立つ作品となっている(旅先では人格者でカッコイイんだよねえ)。とは言え、中高年の恋の指南役というか応援者でしかないし、マドンナとの絡みも微妙だし、作品全体としては物足りなさはある。まあ、寅さんを究極の「媒介者」として捉えるのであれば地域活性化(32作同様、出戻りマドンナの家に居候して地域交流というパターンの踏襲)にはなるんだろうが、それではタダの道化師でしかないのではないか?という疑問も残る。 [DVD(邦画)] 6点(2003-12-29 16:07:15) |
188. 大逆転(1983)
《ネタバレ》 エイクロイドが一気に落ちぶれていく様は本当に哀れ。前半の賭けの部分が人間の本質を見事に描写している。<追記>12年ぶりに再見。テーマが「人間は環境で決まるのか?遺伝・才能で決まるのか?」という結構深遠なモノである事に気がついた。この部分をもっと深堀すればさらに面白くなったと思う。正直終盤の大逆転の所はどうでもいいというか、そもそもインサイダー取引なので、バレたら大罰金&刑務行きの可能性もあるわけで、爆弾を抱えたままハッピーになれるはずもなく、オチとしては安直で、シナリオとしてはどうかな?って気はする。もっと完全犯罪にすべきだった。 [地上波(吹替)] 6点(2003-12-28 12:48:40) |
189. 星の王子ニューヨークへ行く
《ネタバレ》 双方の父親が各々のプライドをかけて、自分の家格に合う人間を婿・嫁にしようと懸命なところは滑稽。特に成り上がりタイプのマックのオーナーがとても人間臭くて、相手の人物ではなく、肩書き・身分で態度を豹変させるのが面白かったです。<追記>13年ぶりに再見。今見ると、女優が魅力に欠けるし、基本的にコメディーなので仕方ないが、もうちょっと家柄の違いや格差婚的な風刺・皮肉へのツッコミがあってもよかったような。 [地上波(吹替)] 6点(2003-12-28 12:41:16) |
190. ワーキング・ガール
シガニー・ウィーバーの嫌味な演技もなかなかだし、ハリソンフォードのへなちょこぶりも笑えます。 ケビンスペイシーがセクハラ親父で30秒ぐらい出ています。 彼も出世しましたね。 6点(2003-12-24 02:03:10) |
191. 愛と追憶の日々
デブラ・ウィンガーが最後に子供達に語りかけるシーンは映画史に残る名シーンだと思います。 パート2の「夕べの星」もなかなかよかったです。<追記>19年ぶりに再見。所謂「母娘問題」というものへの知識が入り込んでしまったせいか、頭デッカチになって見てしまい、以前ほどの感動はなかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2003-12-23 22:29:42) |
192. ブルベイカー
《ネタバレ》 レッドフォードによる刑務所改革。実話がベース。何も知らないで見たので、最初は囚人役かと思ったよ。で、途中で「え、そうなの?」。こういう硬派役は似合うね。ラストも感動。レッドフォードの表情がいい。 <2017/2追記>13年ぶりに鑑賞。内容を全く覚えていなかった。人の記憶とは曖昧なものだ。正義感に燃えるレッドフォード所長。が、その正義も暴走し、臭い物には蓋をして妥協路線を歩もうとするリベラル派から疎まれ、最後に所長解任され改革は頓挫する。正義を貫くことや改革の難しさ、生きる事や人生の難しさを感じさせる。救いがある様な無い様な微妙なラストは余韻が残る。最終的には司法の場で正義が勝ち、知事は敗れるようだが、行政と司法が分離していたのが唯一の救いか。最近の司法は政治家の顔色伺う事も多いから。 [地上波(吹替)] 6点(2003-12-22 05:23:09) |
193. ツインズ
アクションばかりのシュワルツェネッガーがコメディをやるというので当時話題になって見たような記憶が。80年代テイストではあるが、今見てもそれなりに楽しめる。 [地上波(吹替)] 5点(2023-08-20 16:33:57) |
194. リトル・ニキータ
物語が少々粗いというか強引で、80年代テイストの安っぽさはあるが、各々の出演者は中々よい。 [地上波(字幕)] 5点(2023-08-02 13:06:00) |
195. 優駿 ORACION
《ネタバレ》 ダービー馬主と言えばアイネスフウジンを思い出し、自殺して腎臓譲るのかなと思ったがそうはならずでなんだか拍子抜け。内容的にはたいしたことはないんだが、緒形親子共演とか斉藤由貴の初々しさは悪くはなかった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-30 01:17:20) |
196. リボルバー(1988)
ご都合主義的な部分はあるが、人間のどうしようもなさみたいなものは伝わってくる。その後鹿児島も変貌したので、88年当時はこんなんだったんだと思うと感慨深い。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-17 12:58:41) |
197. 螢川
少年の成長物語としてはオーソドックス。逆らえない運命の中で生と死が繰り返されるという普遍的なテーマ。ラストシーンはやや演出過剰な気もしないでもないが、悪くはなかったかな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-04-28 00:23:38) |
198. バトルランナー
2017年の世界を描いているようだが、どう見ても80年代で、未来を描くことの難しさを痛感。今風に言えばファイクニュースを流すマスコミ批判なんだろうが、インターネットのない2017年なので、肉体を使って抗議するというアナログな方法。当時量産されたシュワルツェネッガーアクションの1作と思えば、そんなにヒドイ作品ということもない。 [地上波(吹替)] 5点(2022-10-05 09:32:02) |
199. クロコダイル・ダンディー
子ども頃に結構話題になったような記憶もあるのだがようやく鑑賞。異文化交流コメディということで、もうちょっとハチャメチャなのかと思ったらイガイとマイルドだった。「ダンディー」だと野性味は削がれるのかもしれないが。ちなみに、主演男女はその後パッとしなかったようだが、2人は本当に結婚してたとは。 [地上波(吹替)] 5点(2022-08-02 18:32:13) |
200. ソフィーの選択
《ネタバレ》 人生は選択の連続だが、その究極は自殺だろう。主人公は壮絶な人生の末にその選択をするわけだが、それは本意なのか不本意なのか。自殺に至るさまざまな選択が謎に包まれるが、TV放映版で50分程度カットされているせいか、諸々の選択の理由についてはよくわからない部分が多かった。そもそも、その人の人生の選択なんて他人にとっては理解し難いのかもしれないし、本人ですらわからないものなのかもしれないが。小説家志望の若者の「自分探し系」を通じた語りはあまり上手いやり方とも思えず、存在が少々曖昧というかボヤケタ印象を受けた。 [地上波(吹替)] 5点(2022-06-23 15:31:42) |