301. ゴジラVSビオランテ
駄作ぞろいの平成シリーズ(1989~1995)の中で唯一評価できるのがこの第17作。数ある「ゴジラvsゴジラのコピー」のなかでも本作ほどそのテーマを消化しきった作品は他にない。植物怪獣っていうのもこれが最初で最後では(ウルトラシリーズにはいるかもしれんけど)? それにしてもこれって明らかに第1作をモチーフにしてますよね。白神博士→芹沢博士、桐島→尾形、大河内明日香→山根恵美子って感じで。ちなみにこれは僕が初めて観たゴジラ映画だったりします。 [地上波(吹替)] 6点(2005-11-04 22:02:22) |
302. キングコング対ゴジラ
「怖いゴジラ」から「かっこいいゴジラ」へと変貌する転機となった第3作。対決モノとしてはよくできており,最後まで飽きずに楽しめるのだが、いかんせんこの軽いタッチがどうにも気になる。あ、多胡部長は最高に好きなんですけどね。 [ビデオ(吹替)] 6点(2005-11-04 21:18:15) |
303. ピンポン
時期が時期だけに、公開時はちょっと『少林サッカー』と印象がカブっていたように記憶しています。ペコやスマイルももちろんいいんだけど、やはりいちばん強烈だったのはドラゴン。ありゃバケモンです。窪塚洋介の変な髪型と過剰な演技がなければもう1点。 [ビデオ(吹替)] 6点(2005-11-03 17:24:36) |
304. グリーン・デスティニー
ワイヤーアクションを駆使して剣を交える戦闘シーンは印象的なんだけど、あまり古代中国の雰囲気とあってない気がする。『マトリックス』のような仮想空間じゃないんだから、ああいう極端な映像にはミュージカルシーンのような違和感を感じました。 [地上波(吹替)] 6点(2005-11-03 16:50:13) |
305. クロスファイア(2000)
まるでガメラが出ないガメラ映画のような雰囲気。ここでも本多博太郎と蛍雪次郎がいい味出してます。これは小説版『クロスファイア』と『燔祭』をうまく絡めてある…というかむしろ『燔祭』がメインかも。パイロキネシスという能力を説明するうえで『燔祭』を混ぜたのは正解だったと思うが、『燔祭』とも小説版『クロスファイア』とも異なるあのラストはちょっとイマイチでした。ガーディアンの設定がうまく活かされてないし、設定を変えてまで倉田かおりを出した意味がない気がします(原作でもちょっと謎の集団でしたが)。 [映画館(吹替)] 6点(2005-11-03 16:32:08) |
306. スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇>
やっとヨーダが登場。この人はチューバッカと並んで好きなキャラです。ルークとダース・ベイダーとの関係が明らかにされるなどヤマ場は多いが、なんせ三部作の真ん中なのでやや中途半端な印象(あのルークへの告白なんてモロに次回作を見越したものだし)。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-03 14:32:16) |
307. スター・ウォーズ<特別篇>
残念ながらオリジナルは観たことがなく、この特別篇で初めて『SW』の世界に触れました。確かに特撮は凄いし(もちろんリメイク部分は除く)、キャラクターも個性的。でもそこまで特別に面白いとは思わなかった。『EP1』『EP2』よりは遥かにいいんだけど。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-03 14:27:50) |
308. アダムス・ファミリー2
《ネタバレ》 今回のヤマ場のひとつがサマーキャンプ場のアレだと思うが、ここでの露骨な人種差別ネタがブラックジョークを通り越してちょっと笑えませんでした。でもディズニーアニメをコケにしまくったりするなど、相変わらず面白い映画ではあります。また今回はハンドが頑張りましたね。 [地上波(吹替)] 6点(2005-11-03 14:01:38) |
309. アダムス・ファミリー(1991)
この映画はよくも悪くもキャラクターに尽きる。どいつもこいつも変態! 痛快なまでに変態! ちなみに僕は先に『2』を観てしまったので、フェスターの意外な過去には驚かされました。ついでにウェンズデー怖過ぎ。『2』の方がもっと怖いですが。 [地上波(吹替)] 6点(2005-11-03 13:58:07) |
310. 天使にラブ・ソングを・・・
これって年に1回ぐらいはTV放映されてるんじゃないでしょうか。ちなみにこの映画は,日本語吹き替え版の方がデロリスのおばちゃんぶり(?)が発揮されていて好きですね。 [地上波(吹替)] 6点(2005-11-03 13:38:38) |
311. エイリアン2
同じキャメロン監督の『ターミネーター2』同様にアクションに比重を置いた結果、前作のホラー的な部分が大きく削がれている。前作の「なかなか姿が見えないエイリアン」がとても好きだった僕にとっては、いきなり全身像を見せながら襲ってくる(しかも大量に!)エイリアンには正直恐怖感を感じなかった。しかも今回はハナから戦うつもりであの星にいってるんだから、前作のような不意打ちの恐怖もない。アクションものとしては面白かったけど、エイリアンものとしてはちょっと微妙。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-03 13:18:05) |
312. 幸福の黄色いハンカチ
《ネタバレ》 健さんはともかく、お供の武田鉄矢と桃井かおりが暑苦しすぎる! もうちょい何とかならなかったもんでしょうか。そもそも彼らが三人で旅をする必然性がどうもよく理解できなかったので(だって別れるシーンが何度もあったのになぜかいっしょにいるし)、余計その辺が気になってしまった。北海道の観光ガイドビデオのごとく名所を延々とまわるのもよく分からん。でもラストはサラッとしててよかったです。 [地上波(吹替)] 6点(2005-11-03 01:09:23) |
313. HERO(2002)
戦闘シーンは確かに凄いけど、ここまでワイヤーやCGを使うとかえって安っぽく感じてしまう。最初の槍対決はあの雨の雰囲気とうまくマッチしててなかなかよかったけど、弓矢の雨のシーンはさすがにやり過ぎでしょう。つうかあの動きでどうしてあれだけ大量の矢を防げるんだ? とはいえ、公開当時はまだ『マッハ!!!!!!!!』がなかったので、これはこれでそこそこには楽しめた。中盤で狂ったように笑い続けるチャン・ツィイーがやけに印象的。 [映画館(字幕)] 6点(2005-10-29 00:57:59) |
314. マッチスティック・メン
もし僕がこんなふうに騙されたら、確実に人間不信に陥って家に引きこもるでしょう。最後はちょっと強引だったけど、こういうタッチの映画だったらあれぐらいの軽いエンディングのほうがかえっていいのかも。それにしても、ロイの潔癖性って自宅限定なんでしょうか? 車のほうはかなり汚かったぞ。 [DVD(字幕)] 6点(2005-10-29 00:34:02) |
315. 茶の味
夕暮れ時にお茶でもすすりながらのんびり観たくなる映画。断片的な小ネタの連続で特にストーリーらしいストーリーはないんだけど、たまにはこういうほのぼのした作品もいいです。クセ者ぞろいの春野家ですが、異彩を放っていたのはやはりジイさん。彼の「作品」を家族みんなで観るシーンが特に好きです。しかし、とてもあの変態ジジイがあれを描いたとは思えない…(爆)。 [DVD(吹替)] 6点(2005-10-28 23:54:05) |
316. ラスト サムライ
青い眼のヒーローがやってきて異国の部族を率いて戦う…って、こりゃ日本版『アラビアのロレンス』か? たしかに日本をキチンと描こうとしている制作者側の意気込みは感じるけど、やっぱりおかしな部分もいっぱいあるし。それはともかくそこそこ楽しめました。とりあえず、初めての英語での会話にも関わらずヒヤリングが完璧な謙さんに6点。 [映画館(字幕)] 6点(2005-10-27 23:35:59) |
317. 隠し剣 鬼の爪
前作『たそがれ清兵衛』をひと世代若くしたらこうなりましたって感じ。前作とほとんど同じ話なので、展開に混乱するようなことはなかったけど、逆に新鮮みがなかったのも確かである。忘れた頃に出てきた隠し剣の正体には思わず唖然。剣じゃないやん、あれ。まぁ『たそがれ』と比較してしまうと可哀相だけど、これはこれでなかなかよくできた名作ではないでしょうか。 [映画館(吹替)] 6点(2005-10-27 23:26:37) |
318. バトル・ロワイアル
昨今のヘタな「小説の映画化」作品よりはだいぶマシだとは思うが、それでもけっこう不満も多い。原作が面白かったのはあくまでこれがゲームを描いたからだったと思うし、この映画版みたいに愛だとか友情だとかを前面に出して説教臭くしてしまったらつまらない。でも小説に登場しないキタノはけっこうよかった。彼がいなかったらただの悪趣味暴力映画に思っていたかもしれない。 [映画館(吹替)] 6点(2005-10-27 22:59:36) |
319. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
この映画の場合、観客としては「何が起こるか」については多分八割方予想はついている。僕も正直その予想されるものが「どう描かれてるのか」を確認しに映画館に行ったようなものです。で、ストーリー自体に意外性はほとんどなかったし、収まる形に無事収まったのでよかったんだけど、やはりアナキンがダークサイドに堕ちるきっかけが弱すぎたと思う。ここがもっと劇的だったらもっと高い評価になったのだが。 [映画館(字幕)] 6点(2005-10-27 00:10:57) |
320. バリー・リンドン
確かに映像はものすごく美しいんだけど、「博士の異常な愛情」「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」のSF三部作と比べるとどうしてもストーリーに物足りなさが残る。バリーにあまり魅力を感じないせいかもしれない。あと、この映画を観ていると『2001年~』のナレーションを直前でカットしたキューブリックの判断はやはり正しかったと思わざるを得ない。観る側の解釈の自由もへったくれもないもん。 [DVD(字幕)] 6点(2005-10-26 23:33:26) |