21. ちはやふる 上の句
出演者の名前を見ると、如何にもミーハー向けの映画という感じがするが、実際はそんなことはなく、大人も楽しめる青春映画に仕上がっている。 これからの展開に期待を持たせてくれるような内容で、1作目としては最高のスタートを切っているのではないかと思う。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-03-17 18:15:57) |
22. ちはやふる 結び
新キャラクターも登場し、少し詰め込み過ぎな気もするが、全体的によくまとまっている。観る前は少し不安もあったが、完結編として決して悪くなかった。続編があれば、また観たいなと思ってしまう。 ちはやふるは3作とも安定したおもしろさで、大人も楽しめる青春映画だと思う。 [映画館(邦画)] 8点(2019-03-17 18:07:13) |
23. 帰ってきたヒトラー
ただのコメディ映画かと思いきや、社会風刺も適度に加えられており見応えがある。政治的な皮肉やパロディにもセンスが感じられ、非常におもしろい。ドイツではナチスやヒトラーはもっとタブー視されているのかと思っていたが、この映画はかなり際どいとこも攻めている。 邦画にも、このくらいセンスのある風刺映画がもっとあれば良いのだけれど。 [地上波(吹替)] 8点(2019-03-17 17:51:29) |
24. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 ハドソン川の「奇跡」を描くのではなく、ニュース等では報道されなかった「その後」に焦点を当てている。英雄としての印象ばかりだったが、当時批判もされたということは知らなかった。 緊張感漂う中で事故の検証が行われ、同じ飛行機の墜落シーンでも、見方によって大きく印象が異なってくるのが面白い。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-10 19:59:01) |
25. ブレードランナー 2049
《ネタバレ》 人間と同じように物事を考えることができるアンドロイド(レプリカント)が、自己複製能力まで獲得してしまった場合、果たして人間とレプリカントを分かつものは何なのか。人間のアイデンティティが強く脅かされる。レプリカントから産まれた子を何としても殺そうとするのも頷ける。 人間であることを望んだ主人公が、大義のために死ぬことは人間らしいと言って、レプリカントから産まれた子を守ろうとする展開は興味深い。 その脚本に花を添える映像と音楽も美しい。 ただ、映画を観終わって振り返ってみると、大して話が進んでいないことに気づく。 [映画館(字幕)] 8点(2018-12-23 20:16:37) |
26. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 主人公の女性が活躍する作品かと思いきや、彼女はただの傍観者扱いで終始足でまとい。 そのプロットが物語るように麻薬カルテルを巡る抗争には並々ならぬ緊張感が漂う。 後半は話が復讐に偏り過ぎなのが少し残念。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-12-23 20:07:35) |
27. ドリーム
昔はいかに黒人や女性への差別が酷いものであったか改めて気づかされる。 一方で、コミカルなシーンあり、非常に前向きな映画なので万人にオススメできる。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-28 18:57:29) |
28. ブレードランナー/ファイナル・カット
公開当時に観ていれば、より衝撃を感じられたのだろう。 近未来の光景として退廃的なアジアの街並みを描いたことや、本作のテーマ性は、後の映画に大きな影響を与えたようだ。 原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」も読んだが、ラストはこのバージョンが作品のテーマに一番合っている。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-28 18:27:57) |
29. ミスト
他のモンスターパニック映画と違い、ちゃんと緊張感がある。 そして、原作者も賞賛したというラストが、他の映画とは一線を画す作品に昇華させている。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-21 19:13:32) |
30. グリーンブック
人種差別というテーマを描いているが、テンポが良くコミカルなシーンを織り交ぜられていて重くなり過ぎていない。 主人公たちは絶妙なコンビで、その掛け合いを楽しむことが出来る。 [映画館(字幕)] 7点(2019-05-18 18:10:48) |
31. マンチェスター・バイ・ザ・シー
《ネタバレ》 過去にトラウマを抱え、それに囚われている男の物語で、中盤にその過去が明かされる。しかし、あまりにも悲惨すぎて共感するのが難しい。そりゃあ立ち直れないだろうと思ってしまう。 一方で、映像は非常に美しく、雰囲気も静かで素晴らしい。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-05-18 18:03:14) |
32. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
誰もが一度は見てみたいと思う、ヒーロー同士の戦いを存分に楽しめる。 キャプテンアメリカシリーズというより、アベンジャーズシリーズ。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-04-30 17:54:43) |
33. アベンジャーズ/エンドゲーム
まさにマーベル作品の集大成。スタッフの方々がこのシリーズを本当に愛していることが伝わってくる熱量だった。 これまでの各シリーズとリンクしており、過去作品をずっと観てきた人へのファンサービスになっている。 [映画館(字幕)] 7点(2019-04-30 17:47:13)(良:1票) |
34. 永い言い訳
この監督らしく、男の心理描写が絶妙。妻の死となかなか向き合えない様がよく描かれている。 ただ、原作と違い、映画では生前の妻とのシーンが少ないため、本当に妻の死に興味がないのかと誤解してしまいかねないのが難点。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-03-10 19:53:02)(良:1票) |
35. 運び屋
《ネタバレ》 グラン・トリノ以来となるイーストウッド監督主演の作品。90歳近くなったイーストウッドだが、その老いに抗おうとするのではなく、受け入れて作品に生かそうとする姿勢はさすが。丸まった背中や、足を引きずる姿が印象的。 ストーリーとしては、家族とは険悪な関係という監督お決まりの設定。しかし、今作品では擬似的な関係ではなく、本当の夫婦・父娘を描いている。そして、最後には互いに分かり合えるというのも、これまでの作品にはなかった展開。 [映画館(字幕)] 7点(2019-03-10 19:35:39) |
36. デトロイト
モーテルでの事件の緊迫感は凄まじい。こんなふざけた行為が平然と行われていたことに、問題の深さを感じる。 ただ、被害者側の視点に偏り過ぎているような印象も受ける。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-02-17 17:19:25) |
37. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
過去のアベンジャーズ2作品はそこまで出来が良いとは言えないが、今作は素晴らしい。 キャラクターが更に増えているにも関わらず、それぞれを魅力的に描けていているし、サノスの絶望感の表現の仕方も上手い。 観ていなかったマーベル作品もいくつかあったが、全シリーズをチェックしたい気分にさせられた。 [映画館(字幕)] 7点(2019-01-20 18:37:51) |
38. ラ・ラ・ランド
ミュージカル映画はあまり得意ではないが、本作品はそのテイストが薄かったので、観やすかった。 少しほろ苦い大人の恋愛という感じで良かった。ただ、ラスト以外は見所があまりない。 [地上波(吹替)] 6点(2019-07-21 19:04:24) |
39. アベンジャーズ(2012)
ヒーローが大集結したお祭り作品。その分ストーリーはシンプルになっている。 何も考えず、純粋にヒーロー映画を楽しむのに丁度いい。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-04-30 17:52:08) |
40. ちはやふる 下の句
上の句と比べると少し見劣りするが、そこまで悪くはない。 クイーンである松岡茉優の存在感が圧倒的で、それが本作の一番の見所。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-03-17 18:10:41) |