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こんさん99さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 108
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自己紹介 映画は映画館で見るものだ!なんて昔は考えてましたけどVHS、LD、DVD、BD。ドルビーや、DTSのデジタルサラウンド。家で見るのも悪いもんじゃなくなってきました。
兎に角、映画を楽しみたいです。

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1.  アントマン&ワスプ:クアントマニア 《ネタバレ》 
マーベルヒーローさんたちユニバースを広げ過ぎで、 付き合うのがしんどくなったなぁ。なんて思っていたのですが、 予告編に『黄昏のレンガ路(Goodbye Yellow Brick Road)』が使われていて、 それが気になって観てしましまいた。 覚悟はしていましたが、案の定本編では『黄昏のレンガ路』は聞こえきません。 でも、映画自体は楽しめました。  こういう言い方もどうかと思ったりしますが、 近年の「ス〇ー〇ォーズ」らしさのなくなったシリーズ作より、 「ス〇ー〇ォーズ」らしさがあって、大変良かったです。 圧倒的な力を持った征服者に、微力な民衆たちが力を合わせて立ち上がる姿には 胸が熱くなります。 よろしくない為政者を倒すためには、武器を手にして立ち上がるべきなのです。 銀河帝国や量子世界ではない、 民主国家ではその武器こそが選挙権だと思うんですけどね。  閑話休題。 まさにエメラルドシティへ続く「黄色いレンガ路」に別れを告げているかのような、 アベンジャーズの番外編的な作品だと思ったのですが、 巻末の後付けがなぁ… 付き合うのしんどそうだなぁ…
[映画館(字幕)] 8点(2023-02-18 18:17:02)
2.  バビロン(2022) 《ネタバレ》 
映画についての映画であると同時に素晴らしい青春映画だと感じました。 クライマックスの様々な映画のショットが重なっていく、イメージの奔流が素晴らしい。 サイレント映画時代のハリウッドが実際にあれほどの無秩序な狂騒状態にあったかどうかはともかく、 夢と欲望が渦巻く中で一度は成功を掴みながら、人間の尊厳を失うことを良しとせず別の世界へ行ってしまう者。成功の称賛に酔いしれ破滅する者。かなわぬ愛のために破滅寸前の体験をする者。栄華を極め、狂騒とそれなりの折り合いをつけていながらも未来に失望し、自ら死を選ぶ者。 強烈な個性を叩きつける登場人物の生き方を見ながら、度合いはどうあれ多くの人々が経験した青春期の狂騒の熱を、自分と友人たちはどう過ごしていたか。憧れのあの娘は…。あいつは、あの娘は、今どうしているのか?今の自分はどうなんだ?そんな思いが沸きあがります。 主人公が妻子を連れて撮影所に帰ってくることができたエンディングが、ハッピーエンドのようでほろ苦い。自分の青春を登場人物に重ねて、胸がつまるような作品でした。
[映画館(字幕)] 9点(2023-02-18 18:07:51)
3.  アムステルダム 《ネタバレ》 
1933年が舞台の実話ベースの物語だが、金儲けとファシズム、人種差別が入り交じりったストーリーは、 そのまま今の世相に警鐘を鳴らしているよう。 というと堅苦しそうだが、芸達者なスターたちが顔を揃えた上級なエンタテインメント作品でもあります。
[映画館(字幕)] 8点(2022-10-30 01:17:56)
4.  クライ・マッチョ 《ネタバレ》 
時代背景が1980年。舞台はメキシコ。 少年と老人の、男くさい成長譚。 国境の向こうに行った少年は、父親がどんなヤツでも、自分を見据えてしっかり育つだろうと思えました。 土曜の夜の食卓にマッチョが出される事が無いよう祈るばかりです(笑)。 もしもサム・ペキンパーが長生きしていたら、晩年は丸くなってこんな映画を撮っていたかも。
[映画館(字幕)] 8点(2022-01-16 11:42:48)
5.  スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 《ネタバレ》 
ピーター・パーカーとドクター・ストレンジが、のび太とドラえもんかよ!と突っ込みたくなりました(笑)。 で、のび太の浅知恵と慌てるドラえもんの組み合わせではロクな秘密道具が出ることもなく…というお約束の展開になりますが…。 そこから日本のヒーローの原点たる月光仮面の“悪を憎まず、赦しましょう”思想を、マルチバース設定を生かして見事に描くとは! スパイダーマンの物語が、ここに完結した印象です。面白かった!!
[映画館(字幕)] 9点(2022-01-16 11:37:19)
6.  キングスマン: ファースト・エージェント 《ネタバレ》 
007シリーズがたまにやる“原点回帰”ぽく、新兵器的なガジェット抑え目のアクションで、なかなか楽しめました。 ラストシーンでは映画に出てくる「似てないヒトラー」の第1位が更新されたなぁ、とちょっと苦笑。
[映画館(字幕)] 7点(2022-01-16 11:29:57)
7.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 
ヴェスパー、M、愛する人を失ってきたボンド。 そんな悲劇を繰り返したくないボンドはマドレーヌとの別れを選ぶが… そうするしかない、ラストの悲劇的選択が心に迫ります。 でも、ボンドは後悔してない…と思いたいラストでした。 映画としては面白いけど、007映画として、この後味はどうよ。って感じです。  ラスト近くのワンカット長回しの銃撃戦が“遊戯シリーズ”を思わせて楽しかったです。 優作&村川透が007を先取りしていたとは!!
[映画館(字幕)] 8点(2021-10-17 17:46:29)
8.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 
今年は『キングコング対ゴジラ』の4KUD、『キングコングの逆襲』のBD、映画館では『ゴジラVS.コング』と キングコング映画を見る機会が多かったので、 その勢いで『キングコング』33年版、76年版、86年の『キングコング2』、そして本作をDVDで鑑賞。 キングコング映画では本作のみが初見。 公開時は、3時間を超える長さと知り、映画館息を見送ってしまってました。 で、33年版、76年版&『2』、そして本作とDVDで鑑賞。 やはり33年が一番楽しかったですね。いつか大きなスクリーンで見たいものです。 76年版も実物大コングが棒立ちで迫力不足ですが、着ぐるみが表情豊かでコングの気持ちが伝わる感があり、 劇場公開の時より楽しく見ることができました。 自分が歳とったせいで見方が変わった気がしますが。 そしてリンダ・ハミルトンを無駄使いした、ワニ食映画『キングコング2』は置いといて、本作です。 やっぱり3時間オーバーは長い。 主要登場人物を増やしてそれなりに掘った結果でしょうが、残念ながらそれが映画の面白さに貢献できてない印象です。 そして、コングの性格がよく分からん。パワハラゴリラが気まぐれに金髪娘に興味を持ったようにか見えない。 手に持ったままぶんぶん振り回して、興味がないみたいなんだもの。 それに全編を通して、コングが「キング」な感じがしないんですよね。ほんと、ただのでかいサル。 やっと物語の舞台がニューヨークに移っても、テンポアップしない印象です。 そして、街で暴れてるコングとヒロインが引きあう感じがピンとこない。 首長流の群れの大暴走や、肉食恐竜とコングの崖にぶら下がっての格闘など、楽しい場面もあるのですが… もったいないような、惜しいような作品でした。
[DVD(字幕)] 3点(2021-10-03 18:23:25)
9.  ゴジラvsコング 《ネタバレ》 
コングにもゴジラにも、レン・セリザワなど人間の登場人物にも、ぜんぜん気持ちが入らない。 なのでわくわくもハラハラもできず、ただ派手なCGと大音響を眺めるだけの時間でした。 なので鑑賞中は些末なことが気になって… ゴジラとコングがずっと王の座を争っていたら、もっと以前に髑髏島にゴジラが現れてたんじゃないの? コングが同じ大きさに育つまでゴジラは待ってたってこと? 空洞世界はどうして明るいの? モナークの素晴らしい科学力で作られたオルカは雨に打たれながらでも中を開けて修理できるのに、 アメリカから香港まで地底にリニアを通せる科学力を誇るエイペックスのメカゴジラと衛星をリンクするマシンは 酒をぶちまけただけで壊れちゃうの? てか、エイペックスに潜入する3人組の活躍は『ガメラ対バイラス』のオマージュなの? 地底の空洞世界まで穴を穿つほどのゴジラの熱戦というのもねぇ…   残念過ぎる作品でした。
[映画館(字幕)] 3点(2021-07-18 10:36:09)
10.  極底探険船ポーラーボーラ 《ネタバレ》 
ティラノザウルスが尻尾引きずって出てきます。 でもね、公開当時のティラノザウルスは今みたいに羽毛も生えてなかったし、尻尾を浮かせて前傾姿勢をとってたりしてなかったんですよ。 着ぐるみでどこまで恐竜をリアルに描けるか、スタッフは拘っていたのですが、時間を経て恐竜の考証が変わってしまったんです。 本作の原題は「最後の恐竜」で、地底世界にただ一匹生き残っているであろうティラノザウルスと、主人公マステンのダブル・ミーニング。 DVD化されたときにタイトルバックのマステンのアルバムに書いてある文言がキチンと訳されていて、 (DVD以前の劇場版やビデオ版ではほとんど訳されていない)マステンの因業ジジイぶりが分かりやすくなっていたのは嬉しかった。  地球が空洞で、別世界が広がっているというのはUFOマニアにも有名な説。 多分元ネタはバロウズのペルシダーシリーズで、古くて新しい(?……?)設定。  この映画、素敵な邦題のせいで大分損してると思います。
[映画館(字幕)] 8点(2021-04-24 10:11:28)(良:1票)
11.  ランボー/ラスト・ブラッド 《ネタバレ》 
保安官にいじめられ、PTSDのせいなのか気分だけ戦場に戻ってしまい、町をぶっ潰す程の大暴れしちゃったランボー。 その後も、もといた戦場に戦友探しに行ったり、アフガニスタンに上官探しに行ったりして、戦争に巻き込まれ大暴れ。 アジアで人助けのためとはいえ、結局は人体バラバラの殺戮ショウを展開しちゃったランボー。 今回はどんな活躍を?と期待しつつ鑑賞。 …遂に怒りにまかせて復讐の戦いを展開するのかぁ。 前作を越える人体バラバラショウに、どんなモチベーションで観ていいのかを見失う自分! パワーアップして帰って来た『13日の金曜日』みたいだわ。というのが率直な感想。 とはいえ、こういうケレン味たっぷりで、ちょっといかがわしいのが昭和のアクション映画というか「ランボーシリーズ」なんだよな。 戦闘が終わってロッキングチェアに揺られるランボー。 でも、自分ちの前は穴だらけっていうのが戦いの虚しさを描いているのかな。 晩年のペキンパー映画のラストみたいだと言ったらホメすぎかしら。
[映画館(字幕)] 7点(2020-06-27 19:26:40)(良:1票)
12.  主戦場 《ネタバレ》 
ドキュメンタリーなので点数をつけるのが難しいのですが、この作品に少しでも興味がある方は見たほうがいいです。 とお勧めする意味で8点にしました。  従軍慰安婦の強制連行を題材にしたものですが、問題点を分かりやすく提示し、立場の違う人たちの言葉をそのまま聞かせてくれるので、 押しつけがましさのないドキュメンタリーだと感じました。  この映画を観る前から「美しい日本を大切に」「愛国心はないのか」などという、 戦前回帰的な言説を声高に唱える人たちに胡散臭さを感じていたのですが、 この映画のおかげでその理由が分かったような気がします。 あの人たちは日本だ愛国だと言いながら、アメリカが大好きで 、アメリカのための戦争に日本国民を差し出してもいいんじゃね。 と思っていそうだからです。 戦前回帰どころじゃないロクでもなさですね。
[映画館(字幕)] 8点(2019-06-06 22:02:26)
13.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
水爆実験の影響で誕生し、人類の文明を破壊する大怪獣ゴジラ。 反核兵器の象徴だったはずが、65年に及ぶ長い歴史の中で、人類の味方になったり、怪獣島でのんびりと暮らしたり、子どもに呼ばれて公害の権化みたいな怪獣を倒したり、人類の核実験のせいで王国が破壊されたので怒りに任せて地上侵攻を狙った海底人の怪獣をとっちめてみたり、おまえは台風か!と言われる位何度も日本を襲ったり、メルトダウンしたり、イグアナだったり、太平洋戦争の死者の思念の集合体だったり、同族のDNAから作られたメカに命を狙われてみたり、都心で凍り付いたり、いろ~んことになってるんで、いいっちゃいいのかもしれませんが、核兵器で「活」を入れるってアイディアはスッキリと楽しめませんでした。 神話に残るような時代に、ゴジラはモスラ、ギドラ、コングなんかと闘っていたようですが、そのあとは勝負なしのまま眠ってたんでしょうかね。スッキリしない設定です。 オスプレイが社用車みたいになってるモナークってどんな組織なんでしょう?アルゴ号なんてえらいメカ持ってるし、戦闘機部隊も所有してるようだし。それもスッキリしません。 突如発射され、雑な透視図で紹介されるオキシジェン・デストロイヤーミサイルもスッキリしません。 モスラの研究者が代々双子ってのも「これでファンが喜ぶよね」ってために考えただけなのか、あまり意味がなくスッキリしません。(ちょっと小高恵美さんに似てるのはヨシとしましょう) 大雨の中ではんだごてで修理できちゃうデジタル機器ってのもスッキリしませんでしたね。 でも、中島春雄さんへの献辞が写真付きで表示されるのは、グッときました。おとぎの国のキャラクターには中の人などいないというのが最近の定説のようですが、ゴジラには中の人がいましたからね。ちなみに本作品では、ゴジラたち怪獣は「himself」と自身が演じているとクレジットされています。これもグッときますね。
[映画館(字幕)] 4点(2019-06-02 17:45:48)(良:2票)
14.  ザ・フォーリナー 復讐者 《ネタバレ》 
爆弾テロに巻き込まれて高校生の娘が死亡。 悲しみに暮れる年老いた父親は戦闘のプロだった! 爆弾テロ犯を殺すため、すべてを捨てて暴走する老人を、ジャッキー・チェンが死んだ目で演じるサスペンスアクション。 共演はピアーズ・ブロスナン。 物語の舞台はイギリスで、劇中に登場するUDIという北アイルランド系の組織は、モロにIRAのこと。 娘を殺した爆弾犯の名前を知ろうと、ジャッキーは北アイルランドの副首相ブロスナンに迫ります。 死んだ目をしていても、ジャッキーのアクションは健在です。 作品のトーンに合わせて、確実に相手を壊そうとする格闘を展開。見ごたえ充分です。 まさにジャッキー・チェンの新境地でした!!  ところで、監督マーティン・キャンベルですが、 『ゴールデン・アイ』『カジノロワイヤル』の2本の007映画の他は何を撮っていたんだろうと プロフィールをチェックしたら、 (『グリーンランタン』は置いといて)TVシリーズ「特捜班CI-5」を手掛けていたとのこと。 テンポの良い筋運びと、締まったアクション。そして人間の暗黒面丸出しの政治&諜報活動。 そんな「特捜班CI-5」の持ち味が、見事に詰まっておりました。
[映画館(字幕)] 8点(2019-05-21 08:43:23)(良:1票)
15.  名探偵ピカチュウ 《ネタバレ》 
ポケモンのゲームに触れたこともなければ、アニメも見たことがなく、ピカチュウ、ニャース、コダック、 くらいしかポケモンを知りませんがそれでも楽しく鑑賞できました。  喋れるピカチュウと知り合い、探偵である父の死の真相を探るうち、大きな陰謀に巻き込まれるというストーリーですが きっちりハリウッド映画のハードボイルド探偵もののプロットにハマっており、飽きさせません。 また、バディものとしてもしっかり作り込まれております。 そして、何よりも、ずっとピカチュウを見ていられる、ずっと見ていたくなる作品でした。
[映画館(字幕)] 9点(2019-05-03 21:53:34)(良:1票)
16.  バンブルビー
1987年が物語の舞台となっていて、映画としての手触りがとても80年代風なのはそのせいかと思って見ていたら、バンブルビーのラジオからウィアードサイエンスが聞こえてきて、その瞬間にガツンと気がつきました。 この手触りはジョン・ヒューズ監督作品のものだと。 主人公と母親の関係、再婚相手の義父との関係、その連れ子である弟との関係、彼氏志望の男の子との関係など、それらの手触りがとても優しい。 ラストの誰もケガしないカーチェイスなど、面白くて優しくて。 まさにジョン・ヒューズ監督のタッチ。 VFXも素晴らしく、スぺクタクルでありながら、とてもよくできた人情コメディだと感じました。
[映画館(字幕)] 9点(2019-03-23 18:46:05)(良:1票)
17.  女王陛下のお気に入り 《ネタバレ》 
しっかりした物語。素晴らしい演技。眼を見張る衣装と美術。リアルで美しい映像。そしてイギリス映画らしい、じんわり苦い後味。誘われたので、予備知識の無いままに見た映画ですが、見ておいて良かったです。
[映画館(字幕)] 8点(2019-02-24 08:58:58)
18.  ミッション:インポッシブル/フォールアウト 《ネタバレ》 
前作に続き、安定の娯楽大作。007シリーズ、ロジャー・ムーアの後期のフィジカルなアクション編を彷彿させてくれます。 007はジェームズ・ボンドのワンマンアーミーものですが、本シリーズはイーサン・ハントと仲間たちの絆と活躍が描かれているのが大きな違い。 特に本作では、仲間を守ったり、警察官を殺すのをためうことで事態が悪くなる、という展開が用意され、非常になりきれないハント君が危機に直面します。「全人類を守るために、少数の命を犠牲にしてよいのか?」というスーパーヒーローが直面するテーマが提示され、ナカナカ素敵な作品となっております。
[映画館(字幕)] 8点(2018-08-05 06:53:21)
19.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 《ネタバレ》 
スピルバーグが「映画化まで2年も3年も待てるような作品ではない。すぐに映画化しなければならない」と語ったというが、71年の実話でありながら、確かに現代的で、考えさせられる作品となっている。 ベトナム戦争について的確な分析が行われており、負け戦と分かっていても、その分析を隠蔽していた当時のアメリカ。「フェイク・ニュース」だと叫び、自分の都合のよう事実だけをつなぎ合わせる者が現在の権力者である危機感が伝わってくる。そして、真実を曲げることはできないという、信念が感じられる。 権力者の都合で公文書がざくざく改竄され、権力者のお友だちや後ろ盾となっている大企業が好き放題をやっている、我が国の映画人に危機感はあるのだろうか?
[映画館(字幕)] 9点(2018-04-08 19:34:54)(良:1票)
20.  ダウンサイズ 《ネタバレ》 
「ウルトラQ」の「1/8計画」が元になったコメディ映画かと思っていたのですが、一足先に試写を見ていた知り合いから「コメディじゃないよ」と言われての鑑賞。 「1/8計画」を入り口に「渚にて」になっちゃうの?と思わせながら、そこそこジーンとくるラストにたどり着きます。 ローラ・ダーンの存在感を消した出演と、海賊のようなヒロインの義足、そして頭髪を剃ったマット・ディモンが正に「1/8計画」なのが見どころの怪作ですが、芸達者な俳優たちの共演で見ごたえのあるSF映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2018-03-08 01:59:24)
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