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ともともさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 508
性別 女性
年齢 47歳
自己紹介 皆様ご無沙汰しております。
やく四年ぶりにネット環境が復活しました。
私の事、覚えていてくれてる人、いるかな?
まだじゃんじゃんレビューしたいと思います!

以前は見た映画すべてをレビューしていましたが、最近は見て「いいな」と思った作品、他の人にも見ることをおススメしたい作品だけをレビューしています。
歳のせいか、辛口コメントを書くのがしんどくなってきました。なので今年からのレビューは、総じて平均点が高めです。

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181.  十二人の怒れる男(1957)
密室での短い間の出来事。それなのにこれだけ起伏に富んでいて面白く、スタイリッシュですらあるのは、この映画が決して「密室」を描いているわけではないからだと思う。12人は、まさに世の中にいがちな男性の典型を引っ張って来たような顔ぶれ。人が人を殺すという、この世で最も深い罪。そして、人が人を罰することが可能なのかという、永遠のテーマ。密室でいながら、実はこれ、広い広い世界について描いているのではなかろうか。この脚本を書いた人の鋭い観察眼と、それを生かしたキャストとカメラワークに、ただただ感嘆するばかりです。名画!
9点(2003-12-14 17:30:59)(良:2票)
182.  ゴッドファーザー
本当に素晴らしい映画。2、3も勿論良いけれど、1はこれ一作で映画として完成している点で、3品中でも一番だと思う。最近は過剰気味のアル・パチーノが、すごくピュアで、目の動きに胸が締め付けられる。 それからビトー! マーロン・ブラントという人間から滲み出る威厳が凄い。絵巻物を見ているようなカメラ、オペラの様な音楽、練り上げられたストーリー。本当に面白い。
9点(2003-12-13 22:49:36)
183.  ギルバート・グレイプ
生なましく、たくさんの辛いことを剥き出しに描いている。「家族」に縛られること。親のくせに、子供によりかかってしまうこと。誰かに酷い言葉を投げ付けて、暗い気持ちになること。自分もどこかでふと感じたことがある気持ちのひとつひとつにいちいち込み上げてくるものがあって、映画の世界に完全移入してしまった。ベッキーが去っていってしまった時は胸が痛くて、家が燃えた時は茫然として、最期ベッキーが再び現れ、後部座席でギルバートの腕に飛び来んだ時には、自分のことのように涙があふれた。また映像の美しさ。保険やの男や、ギルバートの友人といった、脇役までも丁寧に、どこかに愛が感じられるキャラクターづくり、まさに適材適所の配役といったエッセンスも加わり、調和のとれたクオリティーの高い映画に仕上がっている。どちらかといえば地味だが、長く心に留まるだろう。このストーリーをふまえた上での、ギルバートの「いい人間になりたい」という台詞が、胸に滲みた。監督キャストスタッフの全員に、「素晴らしい映画を見せてくれてありがとう」と言いたい。
10点(2003-12-13 22:48:52)(良:1票)
184.  呪怨<OV>(2000)
コワっ・・・
5点(2003-12-13 21:31:18)
185.  レインマン 《ネタバレ》 
素晴らしい演技を堪能する事ができ、笑うことができ、ちょっぴり感動する、たくさんの楽しいものが詰まった小箱、という感じ。レイの不思議人間ぶりが、しつこすぎて飽きてしまうギリギリの丁度いいラインまで引っ張って描かれることに、役者と監督の手腕を感じました。また最期が、「チャーリーがレイを引き取って仲良く暮らす」という結末に終わらず、あの「電車に乗って去って行く」シーンで終わるという筋に、きちんと現実を見つめた映画と好感が持てました。きっとああした方が、これからの二人の関係は上手くいくはず。また、広大な大地を走るあのアメ車のシルエットが、外車好きな私にはたまりませんでした。可愛い! しかもチャーリーが車の事で家出しておきながら、自分も自動車関係の職業に就いているという所が、いい設定でした。私は、この映画大好きです。
9点(2003-12-13 18:37:24)(良:1票)
186.  ブラウン・バニー 《ネタバレ》 
見終わった直後は、「え?」と思った。つねに悲しい、しかも涙も枯れて乾ききったような、修復の余地のない悲しみを、ずっと観客に強いるせいで、後味が悪いことこの上ない。でも少し時間を置いて、シーンのひとつひとつを思い出してみる。「ああ、そうだったんだ」と解って、じーんときた。描きたいことが明確で、それに真っ直ぐに向かっているから、心に響くし、この感動は、きっと長く残ると思う。これほど評論家が「あてにならない」と思った映画は他にない。あんなに酷評されても毅然としていたクロエ・セヴィーニは素晴らしいと思う。彼女の体当たりの演技は、同性として決してイヤじゃなかった。ギャロ、「もう映画は撮らない」なんて言わないで~!  <以降変更部分>上で、「何故、愛する女性と交わらないのか」と書かれている方がいたので、つい。あれはつまりバドのマスターベーションだったわけでしょう。だから交われる筈がないのです。私はそう理解しました。
10点(2003-12-11 16:22:06)(良:5票)
187.  モンタナの風に抱かれて
セックスもバイオレンスもCGもなく、そこにあるものをじっくりと見せるレットフォード映画の美を充分に堪能出来る映画。人物描写も深く、役者それぞれが演技派だし、子役の子も、やや生意気っぽく勝ち気なのがよく雰囲気を出していたし、馬も上手かった(ダジャレ!?)。だが長い! この内容で三時間近くをもたせるのは、いくら映像が上手いレットフォードでも無理がある。正直、途中でダレた。無駄なエピソードはないんだけど、エピソードひとつひとつが長すぎる。あとゴメンなさい。レトフォードも、C・S・トーマスも、ちと枯れ過ぎ・・・
7点(2003-12-11 15:52:16)
188.  I am Sam アイ・アム・サム
私は殺人は勿論嫌いです。でも、タランティーノ映画は好きです。幽霊の存在は信じていません。でも、「ゴースト・ニューヨークの幻」は好きです。何故ならそれは映画であり、ひとときの楽しさを与える娯楽であるから。でもこの映画は、「娯楽だから」で割り切れない。虐待や放置が大問題となっている今、センチなお涙頂戴映画で、「七歳児程度の知能しかなくても、子供を育てられる」といい切ってしまうのは、恐ろしい。例えばジム・ジェリダンの「マイ・レフトフット」の描き方と比べると、圧倒的にこの映画の監督の目は甘い。こんな表面だけのつくりで観客が感動すると思ったら、大間違いだ。・・・と散々書いておきながら、つい最期まで画面に釘付けになってしまったのは、ダコタ・ファニングの素晴らしさ! 絵本の中の女の子みたいに可愛くて、強くて、ちゃんと演技している。目の表情がクルクル変わって、愛しくなる。ショーン・ペンは勿論「上手いな」と唸らせる演技なんだけど、それを凌駕してしまうみずみずしさがあった。「名子役」で終わらずに、いい女優さんになってもらいたいです。
4点(2003-12-11 01:14:10)(良:2票)
189.  ザ・ロック
最高の脚本が、豊富な資金源と豪華なキャストで実現した、幸せな娯楽映画。とにかく筋の面白さに引き込まれる。ジョーン・コネリーといい、ニコラス・ケイジといい、エド・ハリスといい、主演クラスのアクの強い迫力を見せつけながら、調和がちゃんと取れている所が、さすが名優。たっぷり堪能させていただきました。ごちそうさま! ただこのブラッカイマー映画を見るといつも思うのだが、不必要にしつこいシーンが必ずある。カーチェイスは皆大好きだけど、路面電車を空中浮遊させちゃぁやりすぎでしょう。でもラストがとっても可愛らしかったので、よしとします。
9点(2003-12-10 17:47:29)
190.  ラリー・フリント
テーマの「表現の自由」と「夫婦愛」が、どちらも普通とはちょっと違った入口から入った描き方で、とても興味深く見る事が出来ました。主役のラリーから出版社の受付嬢まで、人物描写が入念で、見応えがありました。ただこういった実在の人物を扱った映画に多いことですが、事実を曲げられないがために、フィクションだったら省くことが出来る部分まで描かなくてはならず、「延々とした筋書き」という感が否めない。事件がポコンポコンと随所にあって、ひとつひとつはなかなか面白いんだけど、ひとつの映画として見た時、「最高のクライマックス」は何? という感じ。ま、結局こんな映画が出来るのも、みんな下品なギャグが大好きだからなのよね~
8点(2003-12-08 13:57:39)
191.  マーサの幸せレシピ 《ネタバレ》 
説明はサラリと無音で見せて、シビアな心情を深く深く描いて行く手法と、人物設定の優しさが嬉しい映画でした(あんな一瞬しか出て来ないジュゼッペが、リナを一生懸命愛そうとしていたり、妊婦のコックが、マーサを気づかう様子など)。ヨーロッパ映画って好きだな、と思わせてくれる一作。これがハリウッド映画だったら、まず事故のシーンを車ぶっつぶしてバコーンと見せて、セックスシーンも濃くて、ジュゼッペは悪い奴に描かれるでしょう。まるで美味しい料理を食べた後のように、幸せになれる(あの「いかにも」な邦題はどうかと思いますが)。
9点(2003-12-06 09:37:28)
192.  セックスと嘘とビデオテープ
最近のどっ散らかしたソダーバーグ映画は好きじゃない私ですが、たった四人の登場人物を、じっくり掘り下げた本作は興味深く見る事が出来ました。「セックスなんか重要じゃないわ」と言いながら、性に捕われているアンと、「セックスが好き」公言して、自由なようでいながらしみったれた生活をしている妹との対比が、女性心理を深く的確に描いています。アンが「世界中で餓えた子供が苦しんでいる時に、私の悩みなんて」という台詞は、金持ち専業主婦のすごく良い所を突いていて、監督の観察眼の深さを感じます。ただ、妹のピアスを見つけて掃除機で叩くとか、夫が「女房より仕事だ~」と雄叫びをあげるとか、やや芝居がかった(いや、芝居なんだけどさ)シーンが苦笑を誘われました。
8点(2003-12-05 19:04:26)
193.  裏切り者(2000)
キャストも発案も良いのに、つまらない。思うに、演出が筋書きを追っているだけなせいだ。撮り方が場面の寄せ集め的で、「この先どうなっちゃうんだろう」というわくわく感が一切ない。説明過剰で、104分とあったが、もっと長く感じた。画面も全体に暗くて、疲れる映画でした。
4点(2003-11-29 14:36:38)
194.  ストーカー(2002) 《ネタバレ》 
まず邦題について一言苦言を呈したい。「ストーカー」と書かれると、あの奥さんに惚れている男の話だと勘違いしてしまう。原題のOn Hour Photoには、もう少し詩的な意味が含まれているのに。ひとりの人物の心情をじっくり追いかけていて、興味深かったけれど、最期の不倫現場の写真を撮るシーンには、嫌悪感を感じてしまった。ヌードは観客を呼ぶ材料のひとつなのかもしれないけど、蛇足だと思う。ロビン・ウィリアムズは相変わらず演技が上手い。茫洋としていながら、内に何かを秘めた男のオーラが、よく出ていた。だがそれより素晴らしいのは、カメラワークと構図。色遣いもいい。シーンごとの登場人物の心理を、背景や色で表していて、面白く見れた。それだけにやや中途半端な内容が残念。
6点(2003-11-29 14:31:18)
195.  オール・アバウト・マイ・マザー
子供を持ったあとで、この映画を観た私は幸せだと思う。子供の死が、母にとっては過去も未来も夢も理想も全てが転覆する衝撃であるという事を、ある程度想像できなければ、ただの奇妙な映画で終わってしまうのかも。前提にある嘆きを、当たり前のものとして通り越して、その後の生き方を描いている所に、監督の手腕を感じました。優しく強く、それでいてどこか無感動なものをもってる主人公の言葉や表情が、胸に響きます。
9点(2003-11-27 21:51:28)(良:3票)
196.  Mr.ディーズ
ギャグもそこそこ面白いし、ウィノナはなんだかんだいって可愛いし、発想もいいんだけど、アダム・サンドラーらしくない気がした。これなら彼じゃなくてもイイんじゃないかなぁ。
5点(2003-11-26 22:33:18)
197.  ニキータ
人生最高の作品のひとつです。この雰囲気。ダークで、乾燥していて、観客の侵入を拒むかのような切り口。当時、邦画とアメリカ映画しか見た事がなかった私には衝撃でした。映画を肌で感じることが出来る映画です。アメリカ版アサシンを見て、この映画の良さは、ストーリー以上にその空気感に拠っているのだと確信しました(あちらは最悪)。でもベッソン作品はこの後どんどん観客に歩み寄った無意味な感動ものやビジュアルものになっていき、ひじょうに残念です。バスルームでの暗殺シーンと、ジャンヌ・モローの手によってだんだん綺麗になっていくシーンがお気に入りです。 ニキータの細い腕から迸る激情に、震えがきます。
10点(2003-11-25 14:41:01)(良:1票)
198.  王妃マルゴ
フランス映画をみるといつも思うことですが、フランス人の自国に対する誇りは凄い。カトリーヌ・ド・メディシスは、歴史上有数の悪女で、彼女の行った惨殺は、歴史の汚点であるはずなのに、それをああもドラマティックに美しく、媚びることなく映像化するセンスに拍手! 難は、あまりにも重すぎること。長さもあって、あの濃厚な映像を二時間半見るのは正直疲れた。余分なエイソードを省いて、もうすこしスッキリまとめてほしかった。イザベル・アジャーニのエイジレスな美貌はすばらしかった。
8点(2003-11-25 14:36:47)
199.  マトリックス リローデッド
わたしたちにとってマトリックスは、前作の世界観の衝撃があって、その後にこの延々暗く、ただ特撮の「どうだ!」映像のオンパレードがあり、いまいちの感がある。でも作った人間にとっては、前作は「起」であり「きっかけ」であり「説明」であって、本当に描きたかった世界はこれなのかもしれない。そう思いつつも、あまりにも「おたく」的になってしまった本作に、どうしても好印象は持てなかった。「愛」が重要なテーマになっているんだけど、これが何の深みもない。パーセフォニーとトリニティーの描き方なんか、あまりに陳腐で笑ってしまう。まさにおたく少年が考えそうな女性像だ。それでもあの脳が痺れるような映像の数々は素晴らしい。だから「二時間を費やす価値」はある。
6点(2003-11-23 07:23:05)
200.  コップランド
私たちパンピー(死語?)から見れば、アクションスターなんて高嶺の花。セレブリティで格好良くて憧れの人。それで充分じゃん! なのに何故か、新境地を開こうとするんだよね~ それが本当に不思議です。正直この映画のスタローンは痛かった・・・ 内容的には、とても興味深く、設定も面白かった分、キャスティングの悪さがとても勿体ない。レイ・リオッタといい、カイテルといい、アクの強い個性派が揃い過ぎていて、画面がどぎつい。こういう役者さんは「ひとつまみのアクセント」だから引き立つんであって、最初から最期まで濃すぎる顔ぶれで画面が占領されていると、かなり辟易する。そこにきてスタローンだ・・・デ・ニーロは何だか「いかにも特別ゲスト」ってかんじの顔の出し方でいやらしい。いい料理人が最高の食材をつかって調理したけど、重すぎて胃が痛いフランス料理・・・ってカンジ。
4点(2003-11-21 21:33:59)
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