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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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901.  グランド・マスター 《ネタバレ》 
むかし色々と本を読んだけど、史実的にはどうだったかはすっかり忘れちゃいましたね。クンフーの華麗な舞いはスタイリッシュな見せ方もあり、流麗で美しく撮られていて存分に発揮されてはいる。OPの雨中でのシーンはすごく綺麗。でも本編を全て観てみると映像美だけだった気がするな。天下統一というか、流派をまとめあげる話かと思ってたんですが激動の時代を生きた武術家の群雄像ですね。終始、流派ごとの揉め事ばかりで、それぞれの物語が断片的に挿入され理解しづらい上に曖昧なままで終わる。肩透かしとはこのことだなと。音楽も控えめで良いとは思うけど、単調なシーン、スローモーションと相まって眠ってしまう人もいるんじゃないですかねぇ。 イップ・マン、ルオメイ、カミソリは凄みも存在感もあってグランド・マスター(宗師)として相応しい器に思えました。でもその中でチャン・ツィイー演じたルオメイが主役と言ってもいいくらい焦点が当たってますかね。駅での父の仇討ちバトルで完全に主役に躍り出ちゃってて、作品としてのカタルシスもそこがピークかな。 最後の方で大勢の弟子とともに写真に写るイップ・マン、その横でにっこり微笑んでいる少年は幼き日の李小龍なんでしょうね。ファンサービスかな。
[映画館(字幕)] 5点(2013-06-01 23:20:04)
902.  オズ/はじまりの戦い 《ネタバレ》 
作品内容といい美術といい主人公のハイテンションぶりといい、音楽はエルフマンだしバートン×デップコンビを見ているような錯覚を覚えるのは仕方がないでしょうね。そつなく出来てるけど毒気もなく無難に作ったなという感じ。ライミはよくこの仕事を受けたなぁ。陶器の少女は凄く可愛かったけど、セオドラがグリーンゴブリンに見えてしょうがなかったです。ライミはスパイダーマンに未練あるのかな? 本作を経て本命と言える『オズの魔法使い』は制作するんでしょうかね。観たいような観たくないような。
[映画館(字幕)] 5点(2013-05-30 23:31:25)
903.  ジャッキー・コーガン 《ネタバレ》 
『映画史に刻まれる、新たな殺し屋誕生!』というフレーズが使われてましたが、かなり拍子抜け。予告のカッコよさに騙される人が多いと思われる。タランティーノ映画のような会話シーンが多いものの、空虚で大した意味もなくタラのようさ粋さはないですね。まぁそれなりに面白味もありますが。 レイ・リオッタ(相変わらず伊良部ソックリ)が悲惨な目にあいすぎて気の毒になりました。
[映画館(字幕)] 5点(2013-05-17 01:05:46)
904.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
原作未読。『アウトロー』というタイトルは邦題だそうですね。宣伝では物凄い男をイメージさせますけど完全にタイトル負けしているかな、という印象。『流れ者』って意味では合ってるのかもしれないけど日本人が抱く『アウトロー』のイメージとは違う。邦題つけた人は何を持ってこのタイトルにしたんだろうか。一匹狼で住居、免許証、携帯電話など身分を明かすものは一切持たず、法も権力も無視し己の正義にのみ従い手段を選ばず事を解決する、というジャック・リーチャー(原題)。雑誌の紹介や宣伝では『型破りのヒーロー』、『イーサン・ハントに匹敵するヒーロー』なんて煽ってますけど、ヤってるコトを見るととてもそうは思えなかった。素人にやすやすと背後を取られ一撃を食らい半失神するし、格闘術もズバ抜けたものはないし非常に地味目。あ、派手と地味という意味では対局にいる存在として匹敵しているのかもしれないか。トム・クルーズ主演ってだけで完全無欠のヒーローを思わせるのが不幸というか、宣伝が酷いというかキャラ設定に対し演出がダメというか。悪役はヤってるコトも雰囲気も小物過ぎて拍子抜けしましたね。 音楽もほとんど無く丁寧に作ってあり、70年代80年代の作品を思わせる内容だったのは悪くないですね。ある意味、原点回帰というか、莫大な制作費をかけ、CGの進化により何でも出来る今の派手派手映画になりすぎた映画界への提言にも思えた・・・考え過ぎか(笑)。まぁ狙いは良いんじゃないですかね。
[映画館(字幕)] 5点(2013-02-05 22:46:58)(良:1票)
905.  ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略 《ネタバレ》 
女王暗殺などの知略を見せつけた陰謀策略関係をカット、前作で姿を見せたが人間の力では抗えぬモノの存在を感じさせるゾッドをカット、酒場や雪の日のガッツと鷹の団の面々との会話もカット気味。俗物な凡人コルカスは、あそこでキャラの深みを増したんだけどな。絶望的な状況の蝕へ向け鷹の団との絆を見せるのは重要なのに希薄すぎて残念ですね。そのくせグリフィスとシャルロットの情事は妙に力が入っている。何を見せたいんだろう。 舞踏会でのガッツとキャスカのダンスシーン。たしかにキャスカの幸せそうな笑顔が良かったが、それだけで蝕の絶望が際立つと考えてるのかな。キャスカを挟んでガッツとグリフィスに絞った話にするにしても中途半端だし、黄金時代篇と銘打ってこの内容だとあまりにも薄っぺらいとしか。制約や考えがあっての内容なんでしょうけど上映時間93分じゃ短すぎでしょ。
[映画館(邦画)] 5点(2013-01-24 22:51:48)
906.  テッド 《ネタバレ》 
アメリカの80年代カルチャーに詳しい人が見ると大ウケなのかな。アメリカで大ヒットしたってのはそこらがツボの人が多いってコトなんだろうか。確かに80年代は映画も音楽もイイ物がたくさんあって良い時代だったとは思うけど、あまりにも内輪ウケ的な内容だった。 フラッシュ・ゴードンやそのパロのフレッシュ・ゴードンは見た事があるけど、はっきり言って忘却の彼方。スターウォーズ、ナイトライダーの曲やエイリアンのネタなんかはニヤっとはしました。一番ウケたのは「よせ、スーザン・ボイル」だったかな。字幕は日本人にも分かるようにアレンジしたと思われる引用もあったが、かえって引いてしまい面白みも失せた気がする。下ネタやブラックジョークも多いから観に行ってドン引きした人も多いだろうな。数多く固有名詞がでてきますが、元ネタ不明で理解できないモノが多いと思います。アメリカ人と日本人の差ってのもあるでしょうね。幼児性からの脱却というテーマもありますが、微妙かな。 クマの縫いぐるみという可愛らしさだが中身はダメダメなオッサンというのがウケたんだろうけど、確実に観る人を選ぶ映画なのは間違いない。
[映画館(字幕)] 5点(2013-01-22 22:52:55)(良:1票)
907.  人生の特等席 《ネタバレ》 
俳優としては壮絶な幕引きをした『グラントリノ(2008年)』以来ですが、弟子の門出を飾るには良かったのかな。現在進行形のイーストウッドの姿に感慨に浸る方も多いでしょうね。 さすが長年接してきた弟子だけあって、監督兼主演で多くの傑作を生み出してきたイーストウッドの匂いと70~80年代のアメリカ作のような良い雰囲気を感じさせ安心して観られる内容。でも脚本が弱く地味でベタすぎて退屈でもあるな。その疎遠になった発端というのもわざわざソレにするか?という事件でゲンナリだし、いいメンツなのにもどかしさを受ける。 スゴイ球を投げるこれは目っけモンな投手も、あんな小さな子を相手に投げ込みじゃミットの中にクッション材を詰め込んでたとしても説得力に欠けるし滑稽に見えるけどね。アレは年季の入った元球児のオッちゃん辺りが良かった。 自分流のやり方を貫く体中ガタがきている人情型の頑固おやじと、有能な弁護士ながら仕事と結婚のどちらを優先するかの決断を迫られる娘。それぞれが抱える問題、両者間の問題も解決まで歯切れが悪い上にすべてが急激に丸く収まる終盤はヤリすぎ感があったかな。
[映画館(字幕)] 5点(2012-11-26 22:05:03)(良:1票)
908.  009 RE:CYBORG 《ネタバレ》 
 原作既読ですが色々と忘れてるので読み返そうかな。押入れから出すの面倒…。 冒頭の「はじめに声ありき。言葉は彼なりき。…」と出たところで、「あー、これは天使編や神々の戦い編の関係だな」と思いましたが案の定な内容。新規立ち上げ的な作品でいきなりコレは敷居が高いと思いますがね。シリーズ化する気なのかわかりませんが、今回はメンバーで巨大な悪に立ち向かうってベタな展開でも良かったかも。『彼の声』に突き動かされメンバーもテロ集団化しちゃってるし、やたらミサイル処理してるだけの印象でした。サイボーグ戦士の味方のギルモアもメンバーに対して妙に敵愾心があって好戦的だし違和感あったな。最後はメンバーの誰かの希望した再生された世界ってトコか。なんか逃げた感アリアリ。噂では押井監督の話だったそうですが宗教的な要素や啓示なんかは得意だと思うので押井版が観たかったかな。 ビジュアルは概ね良好なものの、視覚効果など演出面では既視感がある。特に視覚聴覚を強化された003:フランソワーズ絡みだと演出全て攻殻が浮かぶのは仕方がないのかね。002:ジェットの飛行シーンはリアリティを追求したんでしょうけど、飛行形態フォルムがチョットやりすぎでガッカリしたのは私だけですかねぇ。 石ノ森章太郎(石森章太郎)先生亡き後、未完の作品である009を完結させるため色んな媒体で作品が発表されている。この作品もその一環、というかこの作品が(シリーズ化したとして)決定打的な存在になるのかな。人類の本性が悪ならば、それを滅ぼすことは人類を滅ぼすということなのか、その時、サイボーグたちはどうするのか。先生は、どうケリを付けるおつもりだったんでしょうね。
[映画館(邦画)] 5点(2012-11-03 22:07:29)
909.  推理作家ポー 最期の5日間 《ネタバレ》 
エドガー・アラン・ポーは多少読んで知ってる程度。思いのほかグロいシーンがあるので苦手な方は注意が必要。19世紀半ばの街並みなどの情景が作品の陰気な雰囲気に合ってますね。実際のポーの最後と結びつけた終わりにしてますがファンには納得できる最後なのかな?と思いました。犯人に対するあのオチはカタルシスを感じた、フィールズはなかなかカッコ良かったな。ポーを演じたキューザックは生え際が後退してきたので、フランシスコ・ザビエルに瓜二つでした。彼の映画化があれば是非キューザックで。
[映画館(字幕)] 5点(2012-10-31 22:53:41)
910.  アナザー Another(2011) 《ネタバレ》 
原作未読。クラスからいないものとされている片目に眼帯をした影のある美少女美崎鳴を演じた売出し中の橋本愛。さすがモデルなだけあって、何かありげなミステリアスな雰囲気は抜群にありました。どんな女優になっていくか楽しみなです。相方の子も含め、クラスの主要な子たちも悪くなかったですね。 『現象』というモノが始まってからは『ファイナルディスティネーション』のような事故死が起きていき(ボートのワイヤーに突っ込んで首チョンパは「ボルトでも切れねえわ!そもそもそんな高い位置に縛らんだろ。」などと突っ込んでしまいましたけど)、結局『現象」や『紛れ込んだ死者』も曖昧なまま終わりますが、演出を含めて地味目ですね。「死者探し」でパニックになっていく様は良いですが表現力がイマイチ足りない感があります。ルールも曖昧だし、3年3組以外の人にどうにかしてもらうってコトはダメなのかな?と。 でもまぁ夏休み公開の学園ホラーなので思春期の子たちには身近に感じられ丁度いいのではないかと思います。ハブられた二人の二人だけの学校生活なんか一緒にお弁当を食べたり、一つのイヤホンで同じものを一緒に聞いたり甘酸っぱくて青春だなぁ、と微笑ましかった。
[映画館(邦画)] 5点(2012-08-14 21:42:58)
911.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
内面描写が薄く主人公も軽い性格なため不誠実さを感じる。命がけで加勢に来た警部の死に際の約束も速攻で反故にされる程度の扱われ方じゃ、主人公の軽さばかりが目立つけどね。スパイダーマンはコミカルさが売りでもあるけど、全く粋さを感じなかったので脚本が失敗してるとしか思えなかった。ベンおじさんの死もなぞっているだけ。アクションは申し分ないのにそこら辺のせいでイマイチ感が漂うかな。でもまぁ今後に期待はしておきます。 【余談】吹替え版なら分からなくもないが字幕版に日本版テーマソングって手法はいい加減やめて欲しいですね。どんな内情か知りませんが差し替えってのはオリジナルに対する冒涜でしょ。
[映画館(字幕)] 5点(2012-07-03 00:49:29)
912.  私が、生きる肌 《ネタバレ》 
やってることはエグイけど、そこに至るまでの狂気を感じなかったかな。肌(皮膚)の製造と妻の再生と、どちらがこの天才外科医にとっての願いだったんだろう。娘の復讐をしようとしたが愛した妻に似せたため、姿かたちに惑わされ逆襲された外科医。創造主が創造したモノに魅入られて破滅か。よくあるといえばよくある話だけど、創造する際の元がアレってのは新鮮というか凄い発想ですね。 60年代っぽい絵柄のポスターは雰囲気があって良いですね。
[映画館(字幕)] 5点(2012-07-03 00:48:19)
913.  メン・イン・ブラック3 《ネタバレ》 
UFO目撃事件のあるところに現れ隠蔽工作をする奇妙な黒服の男たち、という都市伝説(本当かも?)を逆手に取り、粋でセンスの良いSFアクション映画にした本シリーズ。今回はKの過去編となっていて、若き日のKを演じたジョシュ・ブローリンの「どうみても若いK(トミー・リー・ジョーンズ)」という完璧ぶりもあって、それなりに楽しめると思います。しかし、年齢のせいか肝心のJ(ウィル・スミス)とK(トミー・リー・ジョーンズ)の軽妙なやりとりがイマイチ発揮されておらず相対する時間も短め、敵の宇宙人も全く面白みがないのが残念。でも、あの1969年での出来事を見て1作目を見直すと感慨一入な気もしますね。
[映画館(字幕)] 5点(2012-05-29 23:11:14)
914.  ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵 《ネタバレ》 
原作既読。TVアニメ版も見ています。あの原作をサーガと称し映画化とは思い切ったなと思いましたが、客入りを見る限り今回の第一弾三部作で終わりそうですね。 絶対に違和感があるだろうな、と心配だった配役は思ってたより合っていたのは良い方向で驚きでしたが、音楽の平沢進を変えたのはやはり失敗としか思えなかった。いままでアニメにしろゲームにしろベルセルクの世界観を構築する上で欠かせない存在だったんですが、お飾り的なメインテーマだけってのは解せないです。 尺の短さ、CGの安っぽさが目立ってましたが、何よりもガッカリだったのは鷹の団の仲間とのふれあいやガッツの心情の変化など端折りすぎてて残念な出来だったトコですかね。蝕に向けて大事だと思うんですけど。
[映画館(邦画)] 5点(2012-02-29 22:21:18)
915.  ラビット・ホラー 3D 《ネタバレ》 
場末の遊園地や、どっかの住宅展示場で風船を配っていそうな着ぐるみのウサギが闊歩しているのはシュール以外の何物でもないですが、怖い方に舵を切った場合は不穏な空気が漂いますね。時折リアルな面構えになったりするのも怖かった。清水監督お得意の常に何かに見張られているような陰鬱な映像の中、主演の満嶋ひかりは喋れない役柄ながら抜群の表現力で頑張っていたし良い女優になってきたなと思います。どこが現実でどこが妄想なんだろうという構成で悪くはなかったです。 3D作品がたくさん出来ていますが派手なモノは洋画に太刀打ちできるレベルじゃないので、日本はコッチ系で挑むのが良いかもしれません。映画館のシーンでウサギのぬいぐるみがフワフワ飛びながら目の前まで出てくるシーンは「おおっ!」と思いましたよ。お客が3人だけだったので、思わず掴んでみようとしてしまいましたw。ただ、現状の表現レベルだと映画に3Dは不要と思いますけどね。業界はどこまで行く気なんだろ。
[映画館(邦画)] 5点(2012-02-29 22:00:27)
916.  TIME/タイム 《ネタバレ》 
25歳で成長が止まり、その後は死へのカウント・ダウンが始まる。富裕層は永遠の時を生き、貧乏人は生き続けるため日々必死に働いている。命=時間という設定は面白いけど、いかんせん無理があり過ぎるのが難点か。時間の受け渡しなどはルール無用だし、ギャングにしろタイム・キーパーにしろいる意味が無いに等しい。思わせぶりな伏線もスルーが多くて閉口。でも、格差や永遠の若さ(命)への執着心など現代社会の問題などに通ずるトコもあり、主要キャラも立ってたのでそれなりに観るコトができたかな。全力で老化に逆らっている方々なんかには羨ましい世界なんだろうね。 主役二人の晴れ晴れとした強盗っぷりは微笑ましかった。
[映画館(字幕)] 5点(2012-02-23 21:58:23)
917.  ランゴ(2011)
主役は水槽育ちのカメレオン。カメレオンだけあって、七変化というか場に応じたキャラに変化したり軽妙なやり取りが割と面白かったです、デップもジャック・スパロウのような声色変化が見事。エモーション・キャプチャーで演じた俳優の動きを取り込んで作られたそうですが、役者が実際に演じているトコも見てみたいかな。 色んな動物が住み着いている町もキャラが立ってていい感じで、酒場はスターウォーズのようだった。これくらいのリアルな質感を持った映像でCGアニメを作られちゃうと、もはや何でもできるんだろうなぁ、と思います。音楽からキャラまで歴代西部劇作品への愛を感じましたね。
[映画館(字幕)] 5点(2011-11-20 22:01:45)
918.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
何年か前にインフルエンザの注射(その年の流行りを予測して注射するらしいですね)をしたのに見事にインフルエンザにかかり、40度弱の熱+節々の痛み+身体全体のダルさ+凄い色をした痰が数日間続き、マイナス思考の私は「終わったなこりゃ…」などと思ってしまったのですが、これからも地球上のどこかで発生し爆発的に広まるパンデミックは多いだろうし、免疫力の弱くなった高齢者や免疫力が無いまま育った人や弱い子供なんかが多くなると思われる未来を考えると不安ですねぇ。 ウイルスに右往左往し暴動、略奪、強奪をする人や、2011年3月11日の東日本大震災後にもあったネットやTVのデマ情報に踊らされ物品買占めに走る人たちや火事場泥棒のような行為に及ぶ人たちなんかのウイルスという見えない恐怖に対する人間の脆さ、愚かさが巧く描かれていますね。ただ、抑えた演出で淡々と上手く見やすい構成で進みますが、全てが予想通りだったかな。最後に最初の死者の会社による森林伐採によりコウモリが森を追い出され、家畜小屋に逃げた込んだところ食べていたバナナを落として、それを豚が食べ、それを人間が…というような連鎖は説教臭さを感じ余計だったかなと思った。
[映画館(字幕)] 5点(2011-11-20 21:59:10)
919.  インモータルズ/神々の戦い 《ネタバレ》 
世界を支配しようとするハイペリオンvsゼウスと人間との間に生まれたと思われるテセウスという人間界の争いを軸に、天に上った光の神の軍団vs闇の神の軍団が繰り広げられるワケですが、綺麗な色彩と華麗で様式美のような躍動感溢れるアクションは所々カッコいいかな。終盤の神の軍団の闘いはグッチャグチャの人体破壊っぷりも凄くて迫力がありました。ただ、副題の『神々の闘い』を期待して観に行くと、肝心の神様が威厳も無く暇そうな若造連中といった趣なのと、ほぼ終盤だけという出番の少なさもあり拍子抜けするかも。 残虐非道なハイペリオンを貫録たっぷりに演じたミッキー・ロークの兜は後ろから見たらハサミムシの先っちょで、前から見たらウサギさんだったのは良いんだろうか?と思った。神も人も鎧なんかは質感が悪くてラバーにしか見えなかったな。まぁ『300』の製作スタッフが関わってるらしいけど遠く及びませんでしたな。
[映画館(字幕)] 5点(2011-11-13 19:17:17)
920.  サンクタム 《ネタバレ》 
いたって普通な洞窟からの脱出劇。映像はクリアで臨場感があるし、リチャード・ロクスバーグが演じていた探検家は凄味があったし、お約束的な要素を持った仲間もいるのでそれなりに楽しめますが、いかんせん地味ですね。父親と息子の葛藤を含め人間模様もベタだし何か未知の生物や未知のモノが出るわけでもないし、聖域という意味のタイトルは大げさに思える。洞窟を探検する探検家にとって極限状態での心構えや思考は理解できるが、葛藤も少なく感情移入は難しかった。それなりの内容に対して、キャメロンの名を前面に押し出すなど過大な宣伝と煽りをしてるので、無駄に期待感を上げられてしまい肩透かしを食う人も多い気がするのが不憫だな。
[映画館(字幕)] 5点(2011-09-19 21:36:13)
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