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グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 281
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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1.  JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 
ここ何十年、複数回映画館へ通った映画は、この映画のみでした。 音楽が素晴らしい。当時サウンドトラックをアナログレコードで何度も聴いてました。 こんなに映像と音楽が完璧に昇華した作品はないと思います。 この曲あまりにも話題になり流行り過ぎて、テレビのコメディで乱用されてイメージが 地に落ちましたが、じゃあ他にどんな音楽にしたらと思うとコレしかないでしょ。 映像も素晴らしい。当時の特撮技術で、ここまで凄みのある映像が撮れるとは・・。 ついに巨大サメに出くわすシーン「この船じゃ小さ過ぎる」のゾワゾワ鳥肌・・ サメの大きさが絶妙です。コレより小さいと、モリや銃が利いてしまいそうだし、 これより大きいと、荒唐無稽のB級ヨタ映画になってしまう。怪獣映画にありがちな 「架空の話なら、ドデカク行こう」がなくてヨカッタ。 漁師のプライド暴走で 助けも呼べず、逃げることさえ出来なくなる展開もいい。 最後の戦いでも、音楽が最高のクライマックスを盛り上げます。 リアルとの微妙な距離感の脚本。テンポのある演出。そして音楽との融合。 映画はかくあるべき、の1本であります。
[映画館(字幕)] 10点(2017-04-11 19:25:54)(良:2票)
2.  ショーシャンクの空に
随分昔に良い映画だよと言われて、レンタル品を手に取った時は ジャケットを見て興味の範囲外だなあと、スルーしました。 ここでの平均点ランキングで最上位に居るのを見ても、なかなか見るには至らず・・。 本日20年目にしてついに鑑賞。物凄く後悔しています。 見てなかった今までの20年、メチャクチャ損してました。とんだアホです。 完全懲悪のようで、実はいろいろプラマイのある人間関係ですが、一線を越えた 悪魔になった所長の断末魔には気が晴れました。 そしてラストの海岸のシーン・・・ 涙で霞んでしまいました。すごいなあ。 名作とは、まさにこの映画の事ですね。主演の2人が眩しい。 チョット感動で、今夜は何も手に付かないかも・・もう一杯飲りますわ。
[DVD(字幕)] 10点(2017-03-11 19:29:42)
3.  JUNK HEAD 《ネタバレ》 
面白いけど・・ 本音言えばココで終わるのが残念。 製作に手間がかかったかどうかは置いといて、終わり方含めて脚本は微妙でした。 見せ方はコマ撮りにしてはなめらかで、後半のアクションシーンは、普通の映画並みに カッコ良くて、前のめりになりました。 音楽や音響もツボにはまりまくりです。 ただその一方、設定や世界観の理解が追い付かなくて、解説が欲しいです。  まず主人公の人間は、地下に来た時に首だけで生きている理由が??です。遺伝子操作で 不死身になったのか、意識だけ移植したアンドロイドとして来たのかワカリマセン。 地下で1600年かけて進化した生命体マリガンに、ほぼ人間の知的な種と、クリーチャーか モンスターの種がいるが、生殖能力の鍵を握るのは、下等な種の方だという理由が??でした。 また地下で出会った女の子は、まるで人間だけど、登場人物としての立ち位置が不明。 もしかしたら、続編では、その辺の疑問への解答が得られるのかなあ。 で、本来の調査の為の旅が始まるところで、映画は終わり。 いやいや、こっからでしょ映画の核心は・・・? インディージョーンズが、失われたアークを探す度に出て、悪党と戦って、ヒロインと出会って いよいよ本格的に旅に出かけるトコで終わったら、皆さんどう思います? この映画、絶対にエピソード1でしょ? 事情はともあれ7年かかった1作目です。 完結編が見れるのはまた7年後なのでしょうか? それまでオイラ生きてるかな・・?。  でもでも、なんていうか凄く快感な映像や音響に、病みつきになりそうな旨味があるんですよ。 できれば、監督が一人孤独な制作に見切りつけて、複数のスタッフに作業を分担し、2~3年で続編を 完成させてくれるのに期待するしかない。死ぬ前に是非見せていただきたい。 なので、出来ればこの映画はもっとヒットして、お金稼いでもらいたいです。 そんな気持ちに溢れながら、映画館を出ました。だからナントカ皆さんも映画館で見て下さいませ。  で・・・続編の制作へ大きな期待を込めまして、異例ですが2点追加とします。
[映画館(字幕)] 9点(2021-05-05 16:41:53)
4.  ジョン・ウィック:チャプター2
ガンアクションとカンフーアクションで「ガンフー」との売り文句ですが、空手と柔道も入ってます。 お帰りなさい、アクションスター、キアヌリーブス! もう今回は問答無用のファイトシーンだらけです。 コレでもか・・また来たか・・このヤロまだ動くなら頭撃つよ・・お前は首投げだぞ・・うぉーりゃー。 て、角曲がる度に撃ち合いの繰り返し・・雑魚は何人居るんだよ・・てか防弾スーツでも痣だらけでしょ。 発砲音は100や200じゃないよ、トンでもない映画だ。子供は見ちゃ駄目な殺し方もありまっせ。 8億円もの賞金かけられて、関係ない殺し屋まで襲ってくるとなりゃ、街中だろうが電車の中だろうが どこでも試合開始。アクション映画にありがちな野暮なラブシーンは一切なし。ファンの心理鷲掴みの出来栄え。 前作で消化不良の原因と感じた「とろいドラマ要素」は、排除されました。すこぶるテンポがいい。 この高揚感は・・そう、あのマッドマックス・デスロードに匹敵のアドレナリンムービーだ。 昔のキアヌは、どこか中性的でアクションに空虚なところがあったけど、もうその面影はない。 いかつい男いや、無粋なオッサン臭も出てきたが、これぞキアヌの新境地でしょう。 筋肉ムキムキでもないし、市民を守る正義でもない、ギャングの抗争と大差ないのに、こんなにも親近感が。 いやあ、いいポジションにハマりましたよ。是非是非、3作目も待ってます。 ストレス解消に丁度良い映画! 是非映画館で見ましょう
[映画館(字幕)] 9点(2017-07-07 21:45:40)(良:1票)
5.  ジョン・ウィック:コンセクエンス 《ネタバレ》 
いやいや、長かった・・ で、キアヌ死んじゃったようなエンディング? でもウィキでは、5作目も同時に撮影の話も有ったというので、死んでない可能性も?  で、ネタバレついでに、3曲分もあるエンドロールの後で、更にワンシーン入ります。 ただ、キアヌは居ません。 何なんでしょう? という170分  今回はトイレ行かずに済みました。 アバターでは痛恨の一時離脱・・。  中身は、半分以上が打ち合いシーン。 バンバンバンバン、正直ちょっと疲れました・・ 面白いのは、パリでの戦闘で、真上からのドローン映像で、建物の中で撃ち合いながら 移動する長いワンカットのシーンが痛快。 火力の高いショットガンで、1発で相手が 吹っ飛んで火だるまになる特殊な武器のシーン。これが見ていて快感。 キアヌ抹殺の為に敵が用意した銃なのに、いきなり奪われてキアヌが使い倒すのが最高。  残念なのは、今回のラスボスが、童顔の若手俳優で、悪そうにも怖そうにも見えない事。 あと日本が誇る俳優真田氏の出番が短かった件。ブレットトレイン位は出て欲しかった。 今回も階段落ちシーンがあります。しかも100段は落ちてる・・しかも2回も・・ どこまでしぶといのかジョナサン。   エンドロールでサオリ・イザワの名前を発見。真田の娘のアクションシーンでスタントの 吹き替えやったのかも。 どーせなら沙織ちゃん本人を見せて欲しかった。 と、要望ばかり言いましたが、総じてはマズマズの娯楽作品になってます。  一言言わせてもらえば・・ 5作目は不要だと思います。もう充分でしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2023-10-25 00:28:50)
6.  真実の行方 《ネタバレ》 
ネタバレ厳禁ですが・・  見どころは、二重人格を演じて、全ての人間を騙し、裁判を乗り切る犯人でした。 主役の弁護士は、手のひらで踊っていただけというオチ。ハッピーエンドではない。  犯人は最初、二重人格を伏せていて、弁護士が調査の末にそれを見つける流れにより、 真実にたどり着いたと確信させてしまうというところがいい。  気の弱い真面目で正直なアーロンの人格が表で、暴力的で策略家のロイという裏の人格。 「アーロンは父親からの虐待により精神を病み、ロイという2つ目の人格ができてしまった」 という、同情を禁じ得ないストーリーに弁護士も検事も、取りつかれてしまう。  しかし、それらは全て犯人の捏造で、捕まったロイが架空の人格のアーロンを演じていただけ。 アーロンなんて存在しなかったという真実。 真実の行方は、犯人野放しという結果。  見事に騙されましたと、拍手喝采しそうでしたが、気になる点が・・ 「殺しちゃった、助けて・・ロイ」とアーロンが言ったという供述がある。アーロンは、ロイの存在を 知らないハズなのに・・ ロイが殺したのなら確かにアーロンの罪は問えないけど、脚本のミス?  リンダの殺害が公になってない事や、ピネロが殺された件が、うやむやのままなのもスッキリしない。 検事との恋物語や、事務所員とのエピソードを減らして、そっちも扱って欲しかった。  いくつかの難点がありましたが、デビュー作で怪演するエドワードノートンに感服の1作として 大変記憶に残りました。  良いと思います。  ※若干修正します  よく考えたら、この弁護士が興味本位と目立ちたがりで国選弁護に立候補しなかったら  この犯人の計画は、成功しなかった確率の方が高い。  犯人は、演技力もあるし頭がいいので、そんなリスク犯すより、犯人として捕まらない  計画を立てた筈・・  てな疑問が残ってしまいました。 1点減らしますかね・・
[DVD(字幕)] 8点(2022-03-12 08:38:10)
7.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 
まあまあ良い映画という感想です。 予告編見て、コメディなのかと勘違いして見に来たら、少し違いました。予想より重い内容のお話でした。 使われている楽曲が、実際の40年代ではなく 60年代以降のポップスなのが変ですが、戦争を知らない世代の 拒絶反応を和らげる効果はありそうです。 10歳の少年の目線で描かれる戦時下の生活。レジスタンス狩りの恐怖を、他人事から身近な現実へと変化する中、 母親がユダヤ人の娘を匿っていた事で、主人公に降りかかる辛い出来事。 しかし、どうなんでしょうか? ちっとも暗い映像にはならない・・。天気のいい日ばかりだし、ゲシュタポも 殺気が感じられないし、どこか呑気な感じがする。多分、戦争は終盤で、敗戦間近の為、市内のユダ狩りどころで は無くなってなっていたのだろう。 母親の出演シーンが少なくなって、少年が突然その死体と対面するシーンは、母親の靴しか映ってないので、勘が 悪い自分は、誰の靴にしがみついて泣いてるのか理解が遅れました・・。ユダヤ人やレジスタンスの縛り首の死体は 見せるが、母親の死体は見せない姿勢は、どうなんでしょう。もう少しヒントくれてもと思ってしまうが・・  少年は多感な思春期で、異性を初めて意識する年頃。そして、存在してはイケない秘密の家族との接し方は、迷走を 極めてしまい、相手を突き放したり、必死に関係の修復を図ったり。 少年あるあるのエピソード。 尊敬して崇めていたヒトラーへの思いは、身近な現実で段々と否定されていき、母親の死によってついに対極に至る。 最低の奴かと思っていた少年兵団の訓練教官は、実はイイ奴だったというのが救いでした。実際救われている。 戦争が終わり、ついに外へ出る少女。何を叫ぶでもなく、開放感をかみしめるように踊る姿で終わる物語。 これからの生活がそんなに容易なものではないのだが、つかのまの幸福感で観てる側も満たされました。 背中に爆弾付けられて突撃させられる子供も居たり、笑ってはイケないシーンが少なくないのですが、終戦後に 生き残った親友との再会シーンがイイ。「早く帰ってママにハグされたいんだ」に頬が緩みました。 いろいろと不思議な映画です。 最高かどうかはワカラナイけど、過去に例がないし魅力も多い映画でした。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-05 21:35:39)
8.  シコふんじゃった。
はっけよい 笑った笑った。 自分、相撲には、無知・無関心・嫌悪感の立ち位置なので、一生見る事無いと思っていた映画。 反対に、相撲好きには、「なめとんのかゴラア」て罵声食らいそうな作品。 ある日、劇中歌「悲しくてやれきれない」に目が留まり、突然興味が・・ いずれスポーツ根性ものとして観るべきではありません。これはコメディですよ。 25年前、俳優の皆さん若かったですねえ。最近注目してます本木君、この当時からオーラが ありますね。日本映画に欠かせない存在になる雰囲気が、この目ヂカラに溢れてます。 いやいや、笑い転げながらも、つい応援してる自分にビックリ。 返す前に、あと2回は見る予感。 でも・・腰砕けって、そんな技あるの?
[DVD(邦画)] 8点(2017-05-01 20:07:45)
9.  シックス・デイ 《ネタバレ》 
ありゃー 評価こんなに低いんですか・・? まあSFとはいえ、確かに無茶な設定多かったとは思います。 一番は、人の記憶が一瞬で転送可能っていう技術ですか。 大人のクローン生成の実現という生物科学よりも、荒唐無稽?  しかし、中年後期になったシュワちゃんは愛嬌があって愉快です。 この時期サボっていたのか、殆ど筋肉見せません。でもそれが 実に普通の感覚、中の上というキャラにピッタリでした。 いつまでも、天下無敵のマッチョマンじゃ飽きてしまう。 自分はクローンだと、初めて知った時の衝撃は伝わりました。 そんな運命は誰でもショックだろうけどね・・。 テーマ似てるのに、アイランドていうの有りましたが、こっちの方が 感情移入できました。そこがシュワちゃんならでは、じゃないのかな?  最後に・・あの悪玉社長が、自分が死にそうだからと慌ててクローンを 作っていますが、クローンに引き継ぎしたら、満足して死ねますか? 先の人生を他人(クローン)が生きるだけですよね。自分は無理だなー
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-06 21:21:27)
10.  SING/シング:ネクストステージ
今回のムーンが作る舞台のテーマは宇宙? しかも失敗したら殺されるという背水の陣。 説明されたところでピンときませんが、スルーして鑑賞。 突っ込みどころ満載だし、 リアリティも無いんですが、なかなか魅せる映像もあって、結局楽しくエンディングまで。 演奏シーンで良い感じなのは冒頭のプリンスの曲と、クライマックスのボノの曲。 でもボノの曲が短か過ぎ・・。 せめて2コーラスはやってよ。 キャラクターで魅力的なのはもちろんミス・クローリー。 彼女の視線?にドハマリ! せっかく借りてきたのに、家族が興味なくて、親父一人で大音量で見てしまいました。 自分もミュージカル敬遠派ですが、それでも洋楽派昭和世代には懐メロが気持ちいいです。
[DVD(字幕)] 7点(2022-08-11 15:50:09)
11.  ジオストーム 《ネタバレ》 
この手の映画に期待するものって、自分の場合は以下です 超ベタベタです(笑 科学的に起こる可能性のある天変地異や災害もしくは人災の設定 その事象に相応しい時代設定 (出来れば科学の進んだ50年後位が妥当) いち早く異変に気付いて奔走する主人公や関係者 それらを軽視して笑い飛ばすお偉いさん達 そして始まる徹底的な世界の破滅のシーン 為す術の無い、連続した絶望的状況 絶滅の危機からの奇跡の脱出 大災害の後の一変した世界の描写(救いの無いのは勘弁)  こんくらいかなあ・・  で、この映画に欠けたのは、最初と最後の部分です。 気象のコントロールは難しいのに、寒暖まで制御してます・・ 無理無理(ーー;) 結末へのコメントは超ネタバレなので止めますが、なんか面白くないなあ CGもいきなりウワーな見せ方が味気ないです。 巨大津波の到達シーンの前に、早めに気付いた関係者から恐怖が拡散していく様を 見せてから、津波の本体を見せる方が良かった。 なんかいろんな映画で見た記憶のあるCGばかりでして、大作見飽きたオヤジには 迫ってきません・・  でもねえ、ベタならベタでいいから完成度の高い作品が見たいですよ。 この作品には、満点はあげられません。 でも暇つぶしにはなりました。はい
[DVD(字幕)] 7点(2018-08-13 15:44:44)
12.  幸福のスイッチ 《ネタバレ》 
随分前に観たのを思い出して投稿。 樹里ちゃんの不機嫌な顔が、最後に柔らかい表情になるラストが気持ちいい映画。 地方の町の電気屋さんの、厳しい現実が、ひしひし伝わるのは、沢田研二の演技。 ジュリーが、小心者で冴えないオッサンなのに、誠実な電気屋さんて、まさにキャスティングの妙。 日常風景を淡々と描きながら、家族のしこりが小さくなっていく過程。心温まる良作でした。 ただこの映画で、中村静香チャンの素晴らし過ぎる姿態に、虜になった男性陣は多いはず(笑 末娘のキャスティングが、メリットであり、デメリットであり・・ いや素直に嬉しいです。
[DVD(邦画)] 7点(2018-02-11 19:42:47)
13.  JIMI:栄光への軌跡
ウィキより・・ ヘンドリクスの遺産管理団体からの使用許可が下りなかったため、 ヘンドリクスのオリジナル曲および演奏も全く使用されていない。 使用される曲は全てヘンドリクスが当時にカバーした楽曲を、 現代のセッションプレイヤーが再現したものとなっている。  非常に残念な映画製作の背景で、見る前からガッカリしていましたが、 ドキュメンタリーのように画質の悪い当時の映像を継ぎ接ぎしてしまったら 予定調和になってしまうし、結果意外なものが観れたので良しとしました。 まあ音楽面同様女性関係で自由奔放なゲスいミュージシャン然の描写は ほどほどに願いたかったものですが、アメリカで売れない葛藤、英国にも 存在した人種差別、差別されても自分は差別しないポリシー等、 ジミヘンの側面を見せて貰いました。  エレキギター弾きには歴史上の大人物ジミヘン。デビューして4年で死亡。 ブラックミュージック界のジェームズディーンのような存在? ドラッグは、この業界につきものの様ですが、ジミヘンがもう少し長生きして いたら、マイルスデイビスとの共演が観れたかもしれず、ただただ残念。 おっと、映画の出来は良いですよ、主演の彼は本人よりカッコイイですね。 ギターもホントに演奏しているみたいだし、声もいい。 パープルへイズやブードゥーチャイルド演奏シーンがあれば10点でした。
[DVD(字幕)] 7点(2017-05-01 23:12:12)
14.  地獄の黙示録 特別完全版
これは評価が難しい映画でした。20代に一度観たはずですが殆ど忘却。 今回完全版を観ましたが、だいぶ印象が違うのは気のせいなのか、完全版のせいか。 でもまあ、物語の中心にあるものは同じですよね。戦争にどんな意味があるのか。 前線の生死の境界で正気は保てるのか。宗教や思想の違いがどれほどのものか。 派手な絵柄で話題になりながらも、後半のカーツ大佐との対峙シーンの雰囲気は 娯楽映画とは程遠い色調で、自分のような軽い観客はうたた寝状態。 今回は必死に試聴しましたが、ヤッパリ長過ぎ・・3時間半・・。 主役が、正気を失っていく感じは、充分こちらにも伝わります。勘弁して欲しいくらい。 でも終り方、こうでした?なにかカットされたような違和感。これならこれでOKですが。 総じて、後味の良い映画とは程遠く、かといって悲劇なのかというと違うような作品。 反戦映画というのもしっくりせず、いろいろ考えさせられるところが売りなのかな。 一度はちゃんと観たほうがいいと言われて観ましたが、次の人に勧めるかというと、無いな・・。 戦争映画の名作の中でもヘビー級の作品。感動と言うより動揺。そして疲労感。  若いハリソンフォード、デニスホッパーはすぐ判りますが、ロバートデュバルは 言われて観ても解りませんでした。そこが見所。
[DVD(字幕)] 7点(2017-04-07 23:02:33)
15.  獣兵衛忍風帖
あまり大きな声で褒めるのは恥ずかしいのですが、 よかです。 エロに、グロに、抵抗のある人にはオススメできません。 忍術はどこまでが現実的なのかの突っ込みは勘弁してあげてください。 スピード感のあるスタイリッシュなアクションと、妖艶なヒロインに ヨダレ垂らして、じゃなかった 魅せられましょう。 激しい戦いのシーンで同じ動きが何度も使い廻しが少々残念。 20年以上前です、ここらで誰かリメイクなぞどうでしょう? 
[ビデオ(邦画)] 7点(2017-02-19 19:43:10)
16.  ジェイソン・ボーン
パンフも買って期待120%で指定席へ。 で、このシリーズの大ファンなので、期待が大き過ぎたのか、4作目の印象はいまひとつ・・ なんだろう? アクションはド派手なんですが、知的なサスペンス感が減ったのかな? 単にドカンドカンの連続でメリハリが無いからのめり込めなかったのか・・ただ疲れた。 まあエンディングはいつも通りでしたので次回作も可能でしょう。 日本人にはお馴染みのトミーさんが出演で嬉しいので1点プラス!
[映画館(字幕)] 7点(2017-02-19 17:09:14)
17.  ジョーカー 《ネタバレ》 
アカデミー予想の話が先行する話題作でしたが、肌にあいません。 ゴッサムシティの格差社会が、セレブのバットマンと、ハーレムのジョーカーを生み出す構図を 映画にしたのでしょうが、不幸な境遇を世間のせいにして殺人の言い訳にしてるとも言える。 どいつもこいつも、登場人物が屈折していて、誰にも同感できない違和感の続く映画。 確かに、ゴッサムシティは欠陥だらけの都市だ。こんな街なら犯罪者も増えるだろう。 だがジョーカーはヒーローにはなりえない。だからこの映画の存在意義には多少だが疑問がある。 ウケたのは、バットマンとジョーカーが異母兄弟の話が出て来るあたり、しかしこれは母親の 妄想だと判明。更に自身の脳障害が、母親からの虐待の結果だと判る終盤。ショックを受けると 笑いが止まらなくなる病気の自分に絶望し、母親を殺し、憎しみの象徴のTVタレントも殺し、 ピエロのサイコパス完成と・・・ その後の、バットマンとの戦いはすっ飛ばして、逮捕され収監されているラストシーン。そしてかつての、 セラピストだか相談員だかとの再会で幕になる。 うーむ、アカデミーにふさわしいのかなあ?
[DVD(字幕)] 6点(2020-02-05 22:00:37)
18.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
サスペンス・ストーリーを期待すれば点数低目。アクション物と割り切って見れば点数は高め。 となるはずが・・悪役の断末魔が無いと消火不良です。 またヒューマンなエンディングで引っ張り過ぎて、更に好感度で損してます。 シュワちゃんにしろ、スタローンにしろ、助さん角さんにしろ、強過ぎてOKなんです。 この映画にもそれを期待したのに苦戦し過ぎですよ・・ しかし15年前に最後までやっちゃった女を覚えてないって、うらやましい人生ですねえ まあヒーローには、文句言わないでおきますか・・ でもまあ、まずまずの映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2017-05-20 21:53:11)
19.  ジヌよさらば かむろば村へ
みなさん評価低いですねえ。やはり終り方でしょうか? 途中の小ネタはいくつか爆笑しました。 銀行ではいりさんとヨロヨロするとこ、300万円寄付で揉めるシーン、 特別出演?の三谷幸喜のシーンとか、巻き戻して何度も笑っています。 とにかく「ほでなす」に関するネタが肝。 ただ、エログロも一部あって、子供の前では見られないですねえ。 ゴールデンではテレビ放映は無理かも。 最後に子供を使った映画なのに、ネタが下品ていう違和感が不評の原因? 原作読んでないから?ですが、惜しいなあ。面白い題材なのにねえ
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-30 00:45:09)
20.  新聞記者 《ネタバレ》 
なんかね、松坂桃李君のキャラが芯が強そうで弱っちくてストレスが溜る。 省庁務めの公務員が、政権の安定の為の不正や情報操作への加担を、公然とやらされている日常。 その任務の職員の部屋があんなに暗い部屋とか、どうなの? 毎日、不正な情報操作が仕事ってねえ。 普段から疑念にかられていた松坂君、かつての上司が不正の隠蔽を押し付けられて自殺した事で悩むのだが、 自身の妻が出産の時期に、上に逆らう勇気もなくブレまくる過程。 一人の女性新聞記者と出会い、さらに傾いていく忠誠心。(実際は主人公は記者の方) 面白くなる予感とは裏腹に、官僚の松坂君は保身も捨てきれない。これにはガッカリ。 不正と戦い玉砕し自殺した(自殺にみせかけて殺された)新聞記者を親に持つ主人公に対し、 「あなたのお父さんだったら、どうしたと思いますか」なんてセリフ吐いておいて、自分の家族の事を 考えた途端に弱気になってしまうとか、ホントにブレまくり。 政権にたてつく記事を書いて、証拠が出ず犯罪の証明に至らなかったら、新聞社の被る損害に怯えてしまい 編集部も躊躇。そりゃまあそうなんだけど、映画なんだからそこで止まっていたんじゃツマラナイんです。 ラストまでどーもカタルシスに欠ける流れで、ハッキリしないエンディング。 スゴイストレス。  一番腹が立つのは、携帯の画面やパソコンの画面で書き込みを見ているシーン。小さすぎて文言が見えない! セリフの字幕の文字の半分しかないから、巻き戻して画面覗き込まないと読めない。 ポケットから出した携帯着信の画面も傾いて遠くから見せられても、誰からだったのかワカラン! 誰か撮影と編集段階で、これはアカンと気付かなかったのかよ? それが一番ストレスだった。 本来なら面白い映画が作れる素材なのに、いろいろぶち壊している。 そんな映画でした。  追伸・・ よく考えたら細菌兵器の話は突拍子無さ過ぎて引きました。題材にも難があるかな。
[DVD(邦画)] 5点(2020-05-17 11:48:10)
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